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鉄平塾~トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

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植物は何でできているのか?構成する主成分の元素と材料物質を解説

2023年08月18日
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※2024年3月更新

人間の構成物質はおよそ、

水60%、タンパク質10%、脂質10%、ミネラル5%、炭水化物は1%以下です。

 

それでは、植物は?って気になりましたので、今回詳しく勉強し直してまとめてみました。

◎人間の構成元素は

ちなみに人間の構成元素の数は水素Hが一番多いけど、重量比にすると酸素Oが一番多いです。

これは6割が水H2Oから出来ているってところからきています。

Hの原子量はOの2倍だけど、
OはHの16倍の重量です。

人間の体を構成する細胞には水が多く含まれ、体重の6割とも言われていますね。

 

あとはタンパク質や脂質(炭素Cと窒素Nと酸素O)と骨(リンPとカルシウムCa)が多いです

ちなみに炭水化物(CとHからなる化合物)の割合は1%ほど。

だから、人間にとっては炭水化物は必要ではなく、
そんなに炭水化物は取らなくても良いのですね。

 

◎植物の構成物質は

植物はそれとは違って、水以外の残りは炭水化物(セルロース)25%ほどで構成されている。

食物繊維と言われる炭水化物の一種。

だから、
実は野菜も炭水化物や糖質が多かったりするのです。

つまり、
植物って炭素からなる有機物質なんですね。

 

反対に人間は無機に近い。

有機っていわゆるオーガニックで、

一般的には「人工肥料を使わず自然に育った」って意味ですけど、

機って炭素Cのことで、無機か有機かは、
それがあるかないかなんです。

 

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◎植物が育つメカニズム

じゃあ、植物は自然にどうやって育っているのか?

必要なのは炭素C酸素O水素H窒素Nとあとは微量ミネラル電子e-

理科で習ったように、空気中の二酸化炭素CO2太陽光と地中のH2O電子e-光合成をおこなって、骨格のセルロース(CとH)や細胞の葉緑体(H2Oと、C、N、O)を作ります。

窒素Nは空気中からは吸収できないため、地中の養分(窒素有機物)から取って、他のミネラルとともにいろんな機能を持たせます。

 

ちなみに花がいろんな色を出すのは、色素と言ういろんな有機化合物と水素イオンH+とミネラルのバランスで決まります。

それは植物のDNA(アミノ酸の中に記録されています)

植物ってすごいですね~☆

人間はもっとすごいんですけどね。

 

◎まとめ

「植物の成長に必要なもの」

結局、何が必要かっていうと、

「太陽」「空気」「水」「電子」「タンパク質(窒素と酸素)」「ミネラル」

これは人間も必要なモノ。

 

だから、土に繋がっている雑草はアスファルトの間からも生えてくるけど、

土から切り離されて植木鉢に入れられた植物は育ちにくい。

そのことも人間も一緒のことですね。

 

そして、余計なものが加わると不具合を起こすのです。

自然の摂理ってすごいですね~☆

土に芽を下ろし、

風と共に生きよう、

種と共に冬を越え、

鳥と共に春を歌おう。

どんなに恐ろしい武器を持っても、

沢山の可哀想なロボットを操っても、

土から離れては生きられないのよ。

by シータ(天空の城ラピュタ)

 

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