トレラン登りを楽に登る方法と考え方を分かりやすく教えます
2022年12月02日トレイルランニングの登りを楽に登ることが出来れば、登りに強い足を作ることができれば、山を登ることが楽しくなりますね♪
それは、登山、ハイキングだとしても考え方は一緒だと思います。
※2025年1月更新
登りが一番トレランでは時間が掛かる
大会やレースでは、同じ標高からスタートして、同じ標高でゴールする場合は、同じ高さだけ登りと下りがあります。
その場合では、登りの時間は全体的に考えて平均的に7割の時間を要することになります。
(下りはたった3割程度)
ということは、結局は登りが強い、登りが速い人がゴールタイムを短縮出来るのですね。
だから、まずは登りを強く、速く登れるようにすることが大切です☆
◎登りは蹴って登らない
一番大事なのはこれです。
登りの場合は、後ろの足を蹴るという学生時代の部活でやったような「階段ダッシュ登り」はダメで
短距離の場合ではスピードが出せて速いのですが、無駄な力を使いすぐに消耗してしまい、長い時間は持ちません。
実際には、腹筋の下に付いている腸腰筋(ちょうようきん)から引き付けて、膝を上げる感覚です。
足を身体の真下の地面に着いたら、前の足は固定してその足に身体が乗ります。
パワーではなく逆に力を使わないで登る発想
ふくらはぎを使うのではなく、足の後ろ側の大きな筋肉(お尻の大臀筋や太もも裏のハムストリング)を使って支えます。
すると後ろの足はフリーとなり、
そして、
◎登りに強い足と急登の場合の楽な登り方
急登の場合は走れない登りが多いので、いかに力を使わず楽に速く
筋力があることに越したことはないですが、登りに強い足を作るにはまずは体幹の地盤とバランスが重要となります。
つまり、登りに強い足を活かすには、理想的な足を使えるように登り方があります。
余計な力を使って踏み込むことはパワーロスになります。
よくあるパワーウォークというのは力強く速く登れますが、これは短い距離の場合や、ここ一番がんばるときの登り方です。
パワーを使い過ぎては、必ず後半に脚が無くなったり、攣ります。。。
地面を押してはダメなんです。無駄な力を使います。
だから、地面から離すことが重要なんです。
最初はパワーウォークは使わない
長い距離の場合で最初からパワーウォークを使ってしまうと、後半筋肉を使いすぎて足が重くスピードが落ちてしまいます。
パワーウォークを使うのはほんとにキツくなった後半の時か、駆け引きの中で一気に登る時のみです!
足を上げる場合は、先ほどの腸腰筋というのを使います。
地面を押すのではなく、地面から離すのです。
普段の基礎トレで鍛えることも出来ます。
この足を踏む、蹴るのではなく上げるというのは、歩く場合でも、走る場合でも同じです。
◎登りの足や体の使い方
足の着き方は登りの場合、
上体を上手く軸を使って進む
腰の上にしっかり状態を乗せて力を使わず登る方法。
決して、腰に両手を付いて登るのはよくありません。
これは、腰に両手を置くことで、身体を地面に対して垂直方向に押しているだけです。
手を固定したいのなら腰の後ろで手を組むほうがいいです。
◎まとめ
このように、登りは力ではなく、体の正しい位置と使い方をすれば楽に登ることが出来るのです。
登るのにはパワーではなくコツによって楽に身体をリフトさせることがコツです。
筋肉をなるべく使わずに省エネ行くことが、結果的に消費エネルギー(糖質使用)も少なくなるんですね♪
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