『第一回奥河内トレイルラン大会』当日開催の様子と結果
2021年10月06日「ダイヤモンドトレール屈指の絶景に挑む
あなたの知らない奥河内の秘境が待っている
第1回奥河内トレイルラン大会」
2021年10月3日(日曜)に、無事開催されました☆
次回は、2022年3月13日に、二上山周辺で大会を開催する構想でした☆
アラウンド二上山(Around Futakami)グルグル耐久レースコース試走
コース紹介
【奥河内トレイルラン大会】コースは天見〜ダイトレ岩湧山を目指す
モシコムのイベント概要
https://moshicom.com/56483/
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◎大会準備からスタートまで
スタート会場は想定した場所が使えなかったため、道路は使用や専有せずに、登山道の森林管理道で行いました。
コース紹介
コースはその砥谷林道から、鉄塔のある紀見峠からのダイヤモンドトレールと合流し、岩湧山3合目から8合目までずっと登り基調。
そこから一旦、いわわきの道で岩湧寺に下って、チェックポイントとエイド
さらに最難関のきゅうざかの道を登り切り九合目へ
10キロショートコースはここでゴールですが、
ミドルは再び8合目に戻り、いわわきの道を下ってチェックポイントで1周で、
これを3周してから最後にまた、きゅうざかの道を登り切って九合目で20キロでゴール!
さらに、エキスパートはこれを7周してから、登り切って30キロ+累積標高3000mでゴール!!
トレイルコースの整備
大会を安全に開催するにあたって、様々な案内やルールを徹底しました。
野外で行うイベントにおける、感染症対策のガイドラインを徹底することはもちろん。
加えて、トレラン大会で必ず行う1つが、前日の整備でトレイルを掃除して、石や枝をどかして走りやすくすることと。
ロープを張ったり、危険地域は走らず歩行してもらう案内板を貼ったり。
木で作っていた朽ちた橋は、再び地元の方と整備し直した上、注意するように。
こういう、事前のトレイルの整備や保護があってこそ、山が生かされ守られ人が入ることで活気が生まれて、山も生きるのだと思います☆
そして、いよいよ林道入口に大会のフラッグをつけて、エキスパートのクラスからスタートです♪
最初の林道から、密にならないようにウェーブスタートとして最大でも5分間で10人としました。
また、エキスパート、ミドル、ショートのカテゴリーは、それぞれ1時間の時間差を設けました。
トレイルが混雑しないための配慮です。
◎岩湧寺エイドの設営からトップ選手到着
そうこうしている間に、岩湧寺までスタッフは道路で車を使って移動し、設営を開始しました。
岩湧寺の境内は全面使用許可を得て貸し切りで、この広場を使って、チェックポイントとエイドとしました。
そして、9時の天見駅スタートから、登り基調のトレイルコース8キロを45分ほどでトップ集団がもうやってきました!
優勝争いをした上位2人の選手です☆
決して、トップ選手でも、山の中は爆走するわけ、ではなく、ある程度のスピードでしか走れないのでそんなに危険ではないのです。
もちろん、山を走らせていただいている気持ちがあるから、トレイルを荒らすようなことは当然しないし、
他の登山者がいたら、早めに声を掛け挨拶して、笑顔でスピードを落としてゆっくり安全にすれ違います♪
下記、トップ選手の想い
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回の大会で思ったこと。
岩湧山にはダイトレの縦走コースしか行ったことなかったから、今回使用するコースはどんなコースか知らなかった。四季折々で様々な顔を見せる人気なお山人気な山の岩湧山に、今はススキでハイシーズン。走ってみて知ったけど、人気なコースをトレイルランで使っていたこと。自分はレースには勝ち気でいたけど、人がいれば道を譲る(大体の人は譲ってくれましたが)、ゴミがあれば拾う(ほとんど落ちていなかったので助かりました)、すれ違うときは挨拶をする(ほぼ皆さんが嫌な顔せずに挨拶し返してくれたり、何回もすれ違うので応援してくれたり)。当たり前のことですが、山を楽しませてもらっているので地域の方たちに不快な思いをしてほしくないと思いながら走って、それに答えるように、応援してくれて気持ちのいい山だなぁ…と思って走っていましたトレイルランは危ない、自己中だ、という意見もありますが、最近自分の中にはトレランもハイキングもファストハイクもULも区別がつきません。自分のペース、スタイルで、それぞれお山を、自然を楽しんでいる。レースは自分の力を開放できる最高の舞台。でも自己中心的に楽しんでいるのはなんか違う。それぞれが気持ちよく自然を楽しめたらいいし、自分とは違うスタイルの人を見ても、楽しそうだなぁと思ってもらえたらいいなと思うだけです…子供やワンちゃんを連れたファミリーが多く登る岩湧山で、自分の走っている姿を見て、危ないなぁとは思わず、気持ちよさそうだなぁと思ってもらいたくて、ずっと走っていました。(ただの自意識過剰かもしれませんが…)奥河内トレイルラン大会は、そんなことを考えさせられる大会でしたそして周回コースは結構好きかもしれないと気づかされました笑
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そして、エキスパートのトップ集団は5人パックを形成し、エイドからほぼタッチのみで、飲食に手を付けずにすぐに上を目指していきました!
女子のトップ選手から駆け抜けていきます☆
由緒ある雰囲気のお寺の系内で行うトレラン大会は、厳かな空気感の中に熱い投資が重なり合っていました☆
◎岩湧寺エイドのブース協賛各社の紹介
この雰囲気あるお寺の境内の広場に、各協賛のエイドを設置しました☆
まずは、実行委員会のセルフエイドです。
それぞれが、触れ合わないように感染症対策として、大皿に用意せず、包装された食料のみです。
飲料も紙コップを使わず、選手が持参のボトルに注ぎます。
そして、岩湧山という名前の通り、湧水が多いので、熱い当日の影響か、エイドで少なくなった水分もそこから足して飲んでもらえました☆
K-sokのタイム計測システム
選手の通過タイムやゴールタイムは計測システムで管理、結果が出ます。
(各カテゴリーの結果は、記事の下記に)
計測のタッチ盤と音楽を鳴らすパソコン♪
二上スパイスのカレーエイド
親子で100人分のカレーとスープを用意して、選手に提供して頂きました☆
おいエナ(当日販売ブース)
スタート会場とエイド会場で、栄養満点のジェルを販売してくださいました!
子の方は、ブースを放置して、ショートコースの10キロ+αを走っておられました(笑)
久光製薬株式会社(大会終了後、汗拭きシート)
大会を走り終えた選手の汗拭きシートとマッサージジェルの提供と紹介を♪
福寿堂秀信のANDO_(あんこジェル)
スタート会場での参加賞と、エイドでのあんこジェルを提供して頂きました☆
このような形とおもてなしで、本来はトレラン選手が自分で走る分の食料や飲料を自分で背負って行動するのは当然ですが、選手が心地よく走れる最低限のサポートをさせて頂きました♪
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◎九合目ゴール地点に選手が
11時からスタートの10キロ弱を走るショートの選手たちは、1時間10分を超えると次々とゴールへ駈け込んできました!
岩湧山九合目の東峰のゴール地点はこのような丘で広場となっています。
左奥のベンチの上に、選手の腕にはめている計測バントをタッチしてゴールとなります!
ユーチューバーの選手もショートで上位で表彰されました☆
◎各カテゴリーの結果詳細
結果のまとめはこちらから
↓
奥河内トレイルラン大会記録&結果まとめとJ:com放送映像
そして、エキスパートの上位のお二人。
右が優勝の竹村直太選手、左が準優勝の
優勝賞金、なんと3万円の表彰授賞式です☆
そして、今大会の正式な会計
内部事情、会計上の詳細を公開証明をしてこそ、真っ当な大会だったと思われるだろう。と、
他のイベントの参考にもなる、とても意味ある資料☆
僕らは、トレランを普及させるためにやっているので、営利団体でも金儲け目的でやっているわけではないのです。
これを見たら、そこにそんなお金が掛かってるんや!
やのにエントリー費、安い!
ホンマに実行委員のメンバー2人でやってるのかよ!
って驚くはず(笑)
当日スタッフも9人です。
最初は行政が多大な協力した、大きなクオリティの高い公式大会を構想していたけど。。
結果的には、手作り感が溢れる温かい大会で笑顔が溢れる空間で、みんなが満足して楽しめる大会にしたいと思いました☆
この日は僕も何度もこのきゅうざかの道を登り、途中で石焼をどけて走りやすくしながら、ごみ拾いもして上まで行きました。
そして、エキスパートの制限時間の17時も迫ってきて、最後の7回目の登りを登り切って、念願の感動のタッチ!
東峰から岩湧山方向に沈む夕日が選手たちの輝かしい汗を照らしていました☆
エキスパートの最終選手が帰ってきて、とても良い雰囲気で大会を無事に終えました♪
完全撤収後、来た時よりもキレイにして日が沈むころの境内はとても神秘的な雰囲気でした☆
色々あった『第一回奥河内トレイルラン大会』
第二回は開催されるかは決してわかりませんが、
地元の人に愛され、地域貢献や町や山の活性化をしながら応援してもらえる、WinWinな大会を通じて、
トレイルランニングという、都会の葛藤や密から離れて、自然の中で気持ちよく自由に走って、心配と血流を上げ、汗をかいて爽やかなこのアクティビティを広めていきたいと存じています☆
Facebookで「鉄平塾」と検索すれば、実際にトレランに特化した講習をしているページがあります。
気になる方はページに参加して、2021年も7~9月には奥河内試走会もしているので、イベントに来て生で見てみてください♪
にアクセス。
もしくは、モシコムのイベントページはこちら
↓
https://moshicom.com/user/61196/
個別に理論的な僕の講習会になっていますので、こちらもご参加ください♫
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