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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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乳酸とエネルギー代謝とがんの原因は結びつく

2019年03月15日
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今日は乳酸を主に展開します。

 

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乳酸と言えば、運動した時の疲労物質で有名ですが、

今までの僕のエネルギー論や糖質問題とか病気(がん)に繋がりますのでその辺を、、

 

◎乳酸とエネルギーの関係性

乳酸はどうやったら出来るか。

基本的には無酸素状態で糖質がエネルギーに代わって出来るもの。

解糖系と言われます。

短い距離のダッシュやスパートのほか、瞬間的な筋力を使う時です。

次に糖質から通常はクエン酸回路と電子伝達系でエネルギーを生み出すけど、

大量のエネルギーを生み出していると、乳酸を生み出す回路も使われだします。

これの使われる量が増える点を乳酸閾値LTと言われていて、

運動能力や練習によってこれを高めることが出来ます。

つまり、糖質からの乳酸を生み出す解糖系ではなく、糖質や脂質を使ってクエン酸回路&電子伝達系をうまく使えるようになる。

前者はエネルギーを生み出すのは瞬間的に大きな力を生み出すが、

発生するエネルギー量が少なくてすぐに大量に糖質を使用するため枯渇する。速筋に多い。

 

しかし、後者はエネルギーを生み出すのに時間がかかるが、

大量のエネルギーを生み出すので枯渇しにくく持続力がある。遅筋に多い。

 

 

◎乳酸は身体に悪影響を与える

乳酸が大量に生成されれば、血液中の乳酸濃度が増え酸性に偏ります。

酸性になると活性酸素が出来やすく、これが疲労の原因となります。

さらに乳酸が溜まると、酸性に傾き過ぎないように筋肉を動かないようにしたり、

リン酸によるカルシウムイオンの減少によって筋収縮が阻害されることによって、

あの筋肉がパンパンな状態になります。

 

でも、乳酸は再びエネルギーの代謝によってブドウ糖に戻って、これをエネルギー源として再利用することもできます。

よく、高強度の運動後にはダウンのようなゆっくりとした運動をして、

疲労物質を取り除きエネルギー源を回復させる効果があるのはこのためです。

 

ただし、乳酸をブドウ糖に戻すにはエネルギーと酵素と栄養が必要です。

そのため、疲労回復には枯渇した糖質とアミノ酸とビタミン類がすぐに必要なのです。

ただ、乳酸が溜まり過ぎて酸性に傾いてしまうと、身体に異常が起こります。

例えば乳酸を中和するための尿酸が多くなり、これが結晶化して痛風になる。

以前の僕が糖質取りまくってる生活してたので、これに近かった。

 

乳酸が骨のカルシウムを溶かして、骨粗鬆症になる。

乳酸がタンパク質を糖化し、様々な糖化現象が起こる。

乳酸が溜まり過ぎて糖尿病になる。

あと、動脈硬化、心疾患、脳疾患、白内障、、、上げるとキリがありません、、、

 

◎乳酸がガンの原因となる

そして、乳酸が溜まり過ぎ酸性化した細胞(ミトコンドリア)が異常化した状態が「がん」

がん化した細胞のミトコンドリアはさらに、ブドウ糖から乳酸の解糖系からしかエネルギーを得られなくなる。

この悪循環の連鎖ががんの増殖です。

がん細胞は誰にでもあります。

その量と場所の問題です。

 

がん検診すると見つかり治療しましょう、薬飲みましょうが今の医療の流れです。

ある程度までは食事で予防、改善できます。

つまり、がんの原因は「乳酸」であり、

その原料であるブドウ糖(糖質)なのです。

ということは、激しい運動をする人、糖質をいっぱい食べる人、甘いものが大好きな人、は様々な不調や病気になりやすい。

 

相撲取りやスポーツ選手が早死にしやすいとか、女性に乳がんが多いのもこれが根本的な原因。

だから、これらの原因となる糖質の取り過ぎに注意することと糖質から乳酸を生み出さないためには栄養素(アミノ酸、ビタミン、ミネラル)が必要。

 

◎がんになる人とならない人の差

でも人によって、同じだけ食べていても、病気になる人となりにくい人がいる。

これはいわゆる「がん家系」とか言われる体質(栄養素をうまく使えるか)の差。

あとはいくら食べても太りにくい人と、そんなに食べていないのに太っちゃう人の差。

糖質はいったん筋肉中にグリコーゲンとして蓄えられるけど、

これをきっちり消費すればいいんですが、消費できないと中性脂肪に代わってその後、体脂肪として蓄えられます。

 

つまりここに差があって、体脂肪にすぐに変えちゃう体質の人と、変わらないで悪性の糖(AGEs)として残る人。

実は体脂肪に変えちゃえる人は乳酸の蓄積や糖化現象が起こらないため案外健康的であったりします。ある程度ぽっちゃりの方が健康的説はここからきています。

逆にいくら食べても太らないやせ細っている人の方が要注意。

こういう人は糖質を体脂肪に変えられなくて、乳酸として身体に蓄積しやすい人です。

 

だから、まずは身体の糖化現象として、風邪を引きやすい、疲れ、だるさ、コリ、肌のトラブル(出来物、荒れ、乾燥肌、腫れ、しわ、たるみ、セルロイド)、アレルギー(肌荒れ、花粉症)、抜け毛、、、

以前の僕がこれでした、、、だからこその、体質、食生活改善に取り組んでいるんです!

ただ、体脂肪も多くてさらに糖質を取って運動しない人は、乳酸も溜まり、糖化も進み最悪な状態です。。

 

結構、今回は重要なこと書きました。

最後まで読んでくれた人はおそらく楽観的に考えてきたものがハッキリと変えないとって気付いたと思います♪

好きなもん気にせんと食べてたらいい、ではなく、

少しでもいいから、これから変えていきましょう☆

 

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