運動するためのエネルギーはどの経路で得ているのか?乳酸とクエン酸
2018年09月03日
この話はとても奥が深いので今日はほんの基本だけでも☆
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エネルギー回路は3つあります。
①糖質→乳酸
②糖質→クエン酸回路→電子伝達系
③脂質→クエン酸回路→電子伝達系

3つのエネルギー回路
①は主に速筋で使われる瞬発系、パワー系でエネルギーにする時間は速いけど短期間です。
②は通常運転の回路で糖質を主食としてる人はほぼこのエネルギーを使ってます。
③は主に遅筋で使われる持続系、スタミナ系のエネルギーで時間はかかるけど長持ちします。
ランニングでもこの3つを使い分けています。
心拍数が上がる時や、栄養素(ビタミンB群、鉄、クエン酸、アミノ酸)不足になると①を使ってしまいます。
だから、普段や走るときの栄養補給が大切です。
脚が重くなることやハンガーノックはこれによってエネルギー切れとなります。

エネルギー回路の使い分け
ランでは心拍数や酸素摂取量、栄養素によって①と②の境目があります。
これをLT値(乳酸しきい値)と言い、マラソンで言う①を使わないギリギリのラインで人により差があり、これは練習によって高まります。
②と③の差は普段のエネルギー回路(練習、食生活)によって決まります。
つまり、糖質が多い人は主に②を、
普段から糖質が少なく脂質回路でエネルギーを使ってる人は主に③を使ってます。
陸上競技でもパワー系や短い瞬発系の種目の選手は主に①や②を使いますが、
長距離、マラソンなどになると②や③を使い、
ウルトラやロングトレランなどの選手は主に③を使います。
トップ選手でも科学的なトレーニング論や食事方法を導入している人はその部分でもしっかり取り組んでます。
カーボローディングの正しい方法「炭水化物を増やす」だけでは失敗する
ジョコビッチやロナウド、長友、大谷なんかもそうですね。
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まとめ
運動するためのエネルギーはどの経路で得ているのか?
①糖質→乳酸
②糖質→クエン酸回路→電子伝達系
③脂質→クエン酸回路→電子伝達系
普段の糖質摂取の多いと②、脂質摂取は③
瞬発系は①、持久系で②と③で、距離が長いほど③を使う
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