野菜や果物はヘルシー?実は糖質、果糖が多量にあるため食べすぎはダメ
2018年10月01日このタイトルを聞いて、ぇ?って思った人が多いと思いますが、
それはイメージと間逆で違うからです。。。
野菜や果物はヘルシーで身体にいいからいっぱい色んな種類を食べれば食べるほど良い、
と勘違いしている人は多いと思います。
そうとは限らないのです。
そこんところの話を今日は書いてみます。
◎野菜には豊富な糖質が含まれている
多量の糖質が糖化やがんの原因になることはこれまで書いた通り。
ガンとは何者なのか?癌の根本的な発生原因とその食生活の対策
ウルトラマラソン、トレランで胃が気持ち悪くなる原因は糖質の取り過ぎ
糖質は炭水化物(主食の米、小麦、砂糖)だけでなく、
野菜(特に穀物)にも多く含まれています。
でも、野菜には様々な栄養素(ビタミン、ミネラル)が含まれていますよね?
だからヘルシー、野菜を一杯取れば健康的ってイメージがあるけど、ちょっと注意。。
糖質は以前書いたように、ブドウ糖からクエン酸回路、電子伝達系を経由してエネルギーを得るためには栄養素(ビタミン、ミネラル、アミノ酸)が必要です。
それが足りなければ、小エネルギーで乳酸として体内に蓄積し、糖化やがんの原因となります。
だから、野菜は取らなければいけないけど、
糖質を多量に取ってかつ野菜も多量に取ればその効果は相殺、さらには不足してしまう。
糖質は栄養ドロボーなんです。
野菜の栄養素は糖質の分解だけに注力されて、
他の免疫や体組織のところに働かなくなる。
つまり、糖質を取り過ぎていれば、いくら野菜で補ったところで、
穴の開いたバケツに水を入れているだけで、
先に穴を塞いでから水を入れた方がいいのです。
そうしなければ、せっかく「健康の為に」と思って摂ったビタミンやミネラルが、「糖質」にとられてしまうのです。
◎果物の果糖が人間にとっては魅惑の毒
そして、注意が必要なのが、果物。
野菜異常に健康的でヘルシーなイメージです。
もちろん野菜と同じようにビタミン、ミネラルが豊富です。
しかし、果物に含まれる果糖(フルクトース)は、ブドウ糖よりは血糖値が上がりにくいけど、
ブドウ糖よりエネルギー効率が悪く、
乳酸が溜まりやすく、
10倍程度、糖化しやすいのです。
だから、取り過ぎは禁物。
有名な話だけど、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは、ベジタリアン(肉類を食べない)でかつ、フルーツ(特にリンゴ)ばかり食べていたとか。
それで、血糖値が上がりまくり、膵臓がんになったけど、頑固として手術を受けず、野菜と果物は健康的だ!と主張して続けたが、
56歳という若さでがんで亡くなってます。
何事もバランスよくというのはこのことで、
ベジタリアンやマクロビオニクスなどは、結局食べるものが偏るんです。
健康に意識することはいいのですが、間違った方向に行くと、気付かずに不健康に陥る。
これが、健康推奨者が不健康になる、皮肉な結果なのです。。。
だから、正しいことを正しく学び、それを正しく実行しないといけない。
糖質制限もおくが深くて難しいので間違いやすいので注意です。
◎人工的に作られたブドウ糖と果糖の混合物は最悪の糖質
そして、気をつけたいのが、ジュースによく入ってる「ブドウ糖果糖液糖」
これは人工的に作ったブドウ糖と果糖を組み合わせた糖の塊液。
ヤクルトとかR-1にも入ってて、乳酸菌が身体にいい!と思ってても、これが結局最悪なモン入ってる、、、
三大栄養素は学生の時によく習った通り、
「炭水化物、タンパク質、脂質」
それに補助栄養素として「ビタミン、ミネラル」
だから、糖質過多となったり、植物性食品だけではなく、
動物性食品も取らないといけないし、
(関連:動物性タンパク質のアミノ酸は食品から取るべきで大切な体の材料になる)
野菜や果物ばかり食べていてもいけないのです。
どうしても糖質や果糖が食べたくて、食べた後の血糖値を抑えるならお勧め
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※このブログを書く「H2R鉄平塾」の鉄平が、健康食をテーマにした飲食店事業をスタート
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