アミノサウルスBCAAアミノ酸の効果で復活 LT値超えペースでハーフマラソン走れるか?
2018年10月07日走るためにはエネルギーが必要です。
アミノサウルスにその効果があるのか実際に実証してみました!
でも、朝にご飯を食べないで、全力でハーフマラソンを走りきれるのか?
糖質制限をしだしてから、ずっと気になっていましたので、自分の身体を使って実証と考察をしてみました。
結論から言うと、糖質が無くてはLTペース以上では、ハーフマラソンは走り切れません。
ペースは個人の主観があるので割愛しますが、10キロのペースより遅く、ハーフのペースより速く走りました。
しかし、5キロでペースが落ちて、10キロでエネルギー切れして、筋肉が硬直してきました。
一旦休憩して、アミノ酸と糖質を補給してからなんとかハーフマラソンを走りました。
◎走るために必要な回路の境目は
基本的には、
走るために必要なエネルギー源は、「糖質」か「脂質」
かです。
↓詳しくはこちらを
運動するためのエネルギーはどの経路で得ているのか?乳酸とクエン酸
そのどちらを主に使うかは、
「ペース」「食生活」「普段の使用回路」「栄養素」
によって変わってきます。
「ペース」は、LTペースと言う「乳酸閾値」を境目に、「糖質」か「脂質」どちらを主に使うかが変わってきます。
LT値は、一定以上の苦しくなるペース(キツイ心拍数や筋肉強度)を超えると、糖質の乳酸回路を使って血液中に乳酸が溜まりやすくなる変化点です。
感覚的には、フルマラソンとハーフマラソンにおけるベストの間くらいのペース。
それより速いと、主に糖質による乳酸回路で、それ以下のスピードでは主に脂質によるクエン酸回路となります。
ただし、車のハイブリットのように、どちらかの回路だけを使って切り替えてるわけではありません。
両方とも使っていますが、どっちを主に使うか、その割合が変わってくるのです。
次に、「食生活」と「普段の使用回路」で、どちらを主に使うかも関わってきます。
普段、糖質を主に食べて、通常のエネルギー活動も「糖質」を使っている人は、走るときも主に糖質を使ってしまいます。
すぐにお腹が空いて食べる人や、運動前も運動中も運動後も常に食べている人は、糖質に依存しているからですね。
カーボローディングの正しい方法「炭水化物を増やす」だけでは失敗する
◎脂質やクエン酸回路を使って走るのに必要な栄養素
脂質を使ったクエン酸回路(+電子伝達系)を利用してエネルギーを生み出すには、必要な栄養素があります。
僕は朝ご飯(糖質)を食べず、必要な栄養素をまとめて補充出来る、特性ドリンクを毎朝飲んでいます。
※このメニューはまた希望が多ければ後日このブログで公開します☆
また、もちろんエネルギー源の脂質は必要ですが、種類も多くあるので割愛。(これもまた、まとめて書きます)
・ビタミンB1
ビタミンB群がエネルギー活性に必要ですが、特に補酵素として働くB1が大切です。
糖質を乳酸回路を使わず、クエン酸回路でエネルギーを生み出すにもビタミンB1が必要です。
ビタミンB1が枯渇すると、乳酸が出来やすくなります。
必要な栄養素を十分に取れるお勧めのサプリはこちら
↓
ビタミンBサプリのオススメ(疲労回復、糖質代謝、脂質代謝、取り過ぎに)
・アミノ酸
BCCAと言われる必須アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、シトルリン)
他のアミノ酸(プロリン、グリシン、アラニン、カルニチン、アルギニン、オルニチン、等)として、タンパク質から得られる栄養素が、エネルギー源としても、中間物質としても必要です。
※アミノ酸ジェルやドリンクに詳しい人は、聞いたことある成分が多いと思います
・酸素、鉄、水素イオン、電子
電子伝達系を利用して大きなエネルギーを得るには、O2、Fe、H+、e–、が必要です。
これは呼吸による酸素と、ビタミンやミネラルなどの栄養素に含まれています。
・クエン酸
クエン酸回路と言われているくらいで、最初の生産物ですが、追加で補充があればエネルギー回路が潤滑的に回りやすくなります。
・ピルビン酸
クエン酸回路の出発原料物質です。
栄養素と十分な酸素供給があれば、クエン酸回路に。
無ければ乳酸になります。
この原料物質が、実は「糖質」であり、ある程度の糖質が無いと、このクエン酸回路はうまく回らないのです。
例えて言うならば、糖質がエンジンの着火剤として燃えてこそ、脂質も一緒に燃えるのです。
脂質は糖質の炎の中で燃えるのです。
◎LTペースでは糖質補給無しでは10キロ以上は走れない
実証の結果的には、10キロほどでエネルギー切れとなり、LTペースを維持出来なくなりました。
それは、LTペースでは主に糖質の乳酸回路をエネルギー源にしているのと、
上記で述べた、糖質が切れると脂質からもエネルギーを生み出せなくなるのです。
そうすると、今度はアミノ酸を糖新生によってブドウ糖を作り出し、エネルギー源にします。
これはいわゆる、筋肉分解でエネルギー切れになってくると、脚が硬直してくるのはそのためです。
そして、最終的にエネルギーがどこからも得られなくなると、いわゆる「ハンガーノック」と言う状態になり動けなくなってしまいます。
僕は今回の実験で筋肉分解が始まった感覚が得られたため、途中で走るのを止めました。
少し休憩して呼吸を整えてから、補給を行いました。
補給したものは、ウイダーインのプロテインバーとアミノサウルス(AMINO SAURUS)のジェル
すると、アミノ酸と糖質を補給できたため、再びエネルギー生産が復活し、走れるようになりました!
やはり、朝ごはんを抜いて、糖質がほとんど無い状態では速くは走れないのですね。
(ゆっくり走ることや普段の生活は、普段の糖質制限から大丈夫であることを実感しています)
僕は毎朝特製ドリンクを飲んだり、ランニング専用の特製ドリンクを作ってます。
↓
風邪を引いた時に回復のために飲む栄養素の組み合わせを考えた特性ドリンク
プロテインバーは十分な糖質やタンパク質が取れますが、消化吸収に時間がかかりますので走ってからの回復に効果的かと思います。
↓楽天でもまとめて安く買えます
|
◎高強度の運動後にアミノサウルス粉末効果
でも、粉末タイプのアミノ酸は消化吸収が早くて、即効性があります。
僕は高強度の練習やレースの後には必ず、アミノサウルスの粉末タイプをすぐに補給します☆
これには、先ほど上記に書いたアミノ酸の中でも筋肉の損傷を回復させる、ロイシン・イソロイシン・バリンを合わせて高配合の3000mg含んでいます。
これらは、なかなか食材からは取りにくい、体内でも合成できない必須アミノ酸です。
(これは他のアミノ酸サプリより多いほうです)
そして、肝臓などの臓器の疲労回復やエネルギー効率を上げるには、アルギニンやオルニチンなどのアミノ酸も必要になってきます。
味も日本製で違和感なく、継続してのみ安いです。
3000円以下(1個当たり200円程度)で他の高価なアミノ酸サプリよりも安価です。
それに、高強度の運動の時にしか飲まないので、月に4~8個程度なので、2、3ヶ月使えて金銭的負担も少ないですね。
↓アミノサウルスは店頭販売してなくて、ネットのみらしいです
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◎エネルギー効果のまとめ
速く走るのには、前日までに十分なグリコーゲンと、走る前の糖質の貯金が必要なんです。
でも、糖質ばかり使うとエネルギー切れになってしまうので、脂質を使う回路を普段使っておくことが大切なんですね。
カーボローディングの正しい方法「炭水化物を増やす」だけでは失敗する
※その練習として、LT値を上げるぺース走とLSDの練習や、普段の糖質制限が重要
マラソンのタイムを向上するには、このLT値を上げることと、脂質回路を使うことがカギになってきます!
例えば、朝7時に起きる人が6時半に起きるのはキツイですよね。
でも、毎朝6時に起きる習慣になれば、6時半に起きるのは楽になりますよね♪
また、寝る前に糖質を取る人は、夜中に分解にエネルギーを使うため、充分寝れません
そして、最後はやっぱり途中の補給に限ります!
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