市販のパック型野菜ジュースは栄養が破壊されて健康上も良くない
2018年12月07日
コンビニやスーパーに行くと必ず、市販の野菜ジュースが大量に陳列されています。

商品のパッケージを見ると「1日分」とか「1日1本」みたいな表示がされてますよね。
だから、それだけ飲めば野菜を食べなくても、まかなえるかの様に書かれていますが、もちろん違います。
これらの野菜ジュースの製法はみなさん詳しく知らずに飲んでいると思います。
野菜成分の濃縮還元と言う方法ですね。
実は、海外の複数の国で低温沸騰させて、数分の一に濃縮したドロドロの液体を日本で水を入れて戻しています。
当然ですが、熱に弱いビタミン類はほとんど壊れてしまっています。
さらには、充填時に加熱殺菌するので 酵素(こうそ)もほとんど壊れてしまいます。
野菜に含まれている炭水化物である食物繊維は、液体状に含まれていると飲みにくくなるので 相当取り除かれています。
恐らく、100mlで1~2g程度しか有りません。
成人男子は1日に20g以上が目安ですから、これ一本では全然足りませんね。
食物繊維を効率よく取りたければ、ごぼうやこんにゃくを食べた方が効率的です。
そして、一番の問題が糖質です。
野菜はもちろんもともと糖分が多いです。
でも、ジュースにした場合に野菜だけだと飲みにくいので、加えている果物が結構多いです。
果物はほとんどが果糖と言う糖質です。糖分がどのくらいか、パッケージの成分表示で必ずチェックしましょう。

10g~20g以上等、予想外に糖分を摂取している可能性もあります。
栄養強化の場合であれば、あえて人工的栄養素の添加物が使用されている可能性も否めません。
またそれは含有材料としてとして、表示義務も有りません。
使用されている野菜や果物は、決して質のいいものではなく、価格が安いため、近年中国産が多用されています。
もちろん国産ではありませんし、これも表示義務はありません。
また その他の色んな国の物も多いので、実際何をどこから輸入しているかは、メーカに直接聞かなければ分からないかもしれません。
欧州では野菜に含まれる硝酸態窒素について、非常に厳しい基準がありますが、日本ではありません。
野菜ジュースから水道水の基準値の2~18倍の硝酸態窒素が検出されたケースもあります。
硝酸態窒素は、大量に摂取すると酸素欠乏症による食欲不振やふらつき、さらには発がん性物質を生じる可能性があります。
以上のことを考えると、栄養を多少補う程度にらたまにはいいかもしれませんが、これだけで1日ほかの野菜なしでまかなえるかと言ったら違いますよね。
野菜はちゃんとそのままの素材を食べた方が良いですね☆
こういうパック野菜ジュースを飲むくらいなら、ちゃんとした成分の天然に近い青汁や野菜のスープのほうが良いと思います☆
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トレイルランニングと健康の学び研究所
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