鉄平塾

〜運動と健康の理論的な研究~

鉄平塾
Pocket

くろんどロンド60キロアップダウン周回コース7回を完走レポート

2020年08月11日
Pocket

※くろんどロンドに関する詳しい解説はこちらから

https://teppeijuku.com/trail-92-9304
(プロローグ)

 

☆注意:短編小説一本書けるほど超長文のレポートです(10000字)
お時間の許す時にジックリとお読みください

 

参加して、この大会に掛ける運営の気持ちが伝わりました。

『大阪から元気を!!』

 

真夏の灼熱の中を山の中で、日中から夜中にかけてずっとグルグル走り続ける・・・

これは、分からない人からしたら、意味がないことかもしれない

でも、世の中には意味のない人にとっては意味にないことかもしれないけど、存在していることがたくさんある☆

芸術も音楽も勉強もスポーツも娯楽も趣味も…全てにおいて

でも、意味がある人がいるから、それは存在しているんだと思います☆

 

走ることは本当にその1つかもしれない。そして山の中で走るトレランも。

「何のために僕たちは走っているのか?」

 

その答えを見つけるために僕は、くろんど園地のスタート地点でヘッドライトに明かりを点した。

ここから始まる過酷な山の中で、夜中から明け方までずっと走る旅が始まるのだと…

 

 

◎受け付け時の厳重な対策

ここに大会の本気度が伝わりました。

京阪私市駅を降りてすぐにある『ソトアソ』の入り口で第1チェックがあります。

 

今回は事前に登録しておくことが多かったです。

YAMAPのメンバー登録と、くろんどロンドのコースダウンロードに、選手情報の登録。

それを最初にチェックします。スマホ上でスタンプを押すことでチェックしたことを確認、登録できるシステムでした。

そして、大阪コロナ追跡システムも登録します。

もちろん会話することが多く飛沫を防ぐために、レース開始までマスク着用が必須でした。

 

次に、消毒と体温測定、ライトチェックが行われます。

どれも、引っかかるとスタート地点に立つことすらできません。が、当然のことです。

 

ちなみに、必須装備のチェックまではありませんでした。

必須装備は、スマホ、モバイルバッテリー、シューズ(サンダル不可)、マイカップ(ボトル)、ヘッドライト(予備、電池)、ファーストキッドエイド、エマージェンシーシート、レインウェア、健康保険証、1L以上の水分、行動食、マスク…

もし、どれか一つでも欠けると、山では命の危険にさらされます。

エマージェンシーシートなんて、真夏にいらないだろう、荷物になるしって思っても、熱中症になり低体温症で悪寒がして震える症状になる場合もあるのです、山での持ち物は練習でもイベントでも必須です!

僕は着替えすら背負ってる。イベントでは荷物を考えて、全部背負ってコインロッカーに預けません^^

 

最後に誓約書兼健康・感染症予防チェックリストにサインして記入したものを手渡しして、参加証を貰います。

参加証が豪華で、高級ジェルとミネラルサプリとテーピングがあり、ジェルとサプリは補給用として追加で持参しました。その中にはOxyショットがありました!
※補給詳細は後述

 

◎スタートまでの更なる厳重体制

このレースはスタート会場が山の上です。比叡山のような最初下り基調で、最後に激登りのきついコース設計。

しかも、そこまで約3キロ少しを45分くらいかけて歩いて登ります。これだけで少し疲れるし、すでに汗が…
(帰りはこの距離が地獄に…)

僕は土日の1泊2日、仕事で淡路島に研修に行っており、夜の19時過ぎまでパーティ会場で夕食を取っていました。

そこから車を運転して川西の自宅まで1時間少し。すぐに準備していた荷物を背負って私市駅まで1時間少し。
移動で休憩と思いましたが、長距離移動ですでに疲労困憊、眠気も。。。

さらにはレース前、3日間この日のために、珍しく真夏に禁酒とカフェイン抜き!

スタート会場に着くとまた順番にチェック工程があります。

まず、消毒と体温測定と充分な手洗いが必要となります。

 

そして、大会運営長からスタート前に大事な話があります。コーヒーを飲みながらゆっくりと聞いていましたが、この大会に掛けている想いが重々と伝わりました。

厳しいことを言っているようですが、これが問題なく成功すれば、色んな指標となり今後もこのような大会が開催できるようになると思います。

 

スタートは一斉スタートの先着ゴール順のリアルタイムレースではなく、A~Dの4グループに分けて、さらに個人個人がスタートのタッチ式のリストバンドに付けたICチップを計測して間隔をあけて走り始めます。

つまりは、今いる自分の位置が先頭からの順位にそのまま値するわけではないので、通過順位も暫定でしかなく、前後にいる人がタイムで前後しているとは限らないのです。

駆け引きの分では勝負熱に掛けますが、自分自身のタイムマネージメントがかなり重要になります。

 

◎スタートから2周目まで

コース詳細はこちらから

https://teppeijuku.com/trail-92-9304

 

スタートは一緒に登ってきたDグループのメンバーで、順番は関係なく行きたい時に行く方式でした。
なんで、登ってきた疲れもあるし、準備運動を十分にするため15分くらい休憩して、みんなが行ってから最後にICチップをタッチしてゆっくりとスタートし始めました♪

 

最初はほぼ走れる下り基調です。

コースは頭の中にすべて入っているので、ナイトでも全く心配ありませんでした。

1周目はウォーミングアップのつもりでかなり抑えて、走れるところは軽く走って、登り返しの階段は全て歩いてゆっくり行きました。

その途中で、高濱選手に追い付いて少し一緒に走ってると、後ろから物凄い速いランナーが抜いて行ってキツイ登りの階段を全部快速で走って行きました。多分、1周差開いているAグループの上位2名です。

林道に入りゆっくり下り、最初のチェックポイントくろんど池。全くパワーを使わず足を置くだけの感覚でロスなく行きましたが、遅く行き過ぎたのかここの区間タイムは21位(80人中)

距離はここで約半分ですが、ここから3発段々ときつい山が来ます。

少しずつエンジンを上げて行き、180キロ、120キロ、60キロのA~Cスタートの人も周回をしているので、抜いて行きながら進んで行きます。速い人は周回の僕より前にいるため、1周1時間以上かかるので、ほとんど抜かれることはゴールまでありませんでした。

 

森エリアの下りは試走した時にはなかったほど、整備&舗装されており、とても走りやすく有り難く感じながら1周目はナイトコースを確認する感じでゆっくり下りました♪

登り返しで最大の難点は同じくナイトコース確認のため淡々と。

今回の戦略として7周のうち最初の2周はゆっくり入り、3周4周目は繋ぎでイーブンペースで走り力を温存して、夜が明けてきて走りやすくなった明るさで5周6周目でビルドアップして、ラストの7周目ですべて出し切る!と言う作戦でした。

 

通常の選手は夜が空けて太陽が昇ると暑くなるので、日が登るまでのナイトのうちにできるだけせめて貯金を作っていきたいと考えるもの。

それとは逆に僕は気を使うナイトでは安全にパワーや無駄な力を使わず、後半に脚を残しておきました。

結果的に森エリアの登りを登り切って、エイドで手洗い、消毒と軽く補給だけして1周目の区間ラップは1時間22分弱で21位から11位まで上がりました。

1周のラップは、エイドの滞在時間を含むトータル時間となっています。
だから、エイドの滞在時間にも寄ります。最後の「起点〇周目」と言うのも。

 

実は1周目は、優勝候補の山田選手と高濱選手より少し早いラップタイムでした。彼らも1周め抑えていたんですね。トレランの上級者はやはり最初から飛ばさないのが鉄則。

1周目はみんな速くて1時間10分前半の選手が多かったです。

 

ラップの戦略としては1周平均1時間25分で刻み、7周で9時間55分。メンバーを見ても山田選手と高濱選手には走力負けするが、10時間切りすれば3位入賞できると予想して淡々と余力を最後までもって刻む作戦で2周目も走り始めました。

2周目は1周目が身体が良く動いたためか、抑えても案外早かったのでトイレにも行って、さらに抑え目で走ります。

2周目すいれん池までの区間ラップは22位まで落ち、14位。

そのあとも抑えめで淡々と頑張ったら走れる階段も、効率よく力を使わず歩きで♪

2周目戻ってきて、エイドをさっと済ませて、2周目ラップは1時間27分。2周で2時間48分。

 

1周のラップは、事前の試走でポイントごとの通過時間と、120キロ組の通過時間などを換算して、そよかぜの路分岐、くろんど池、水舞台、森エリア下での実際のレース通過ラップを各周回ごとに計ってペースを調整しています。

 

◎3周目4周目は残り3周に向けて

2周め終わってスタート地点に戻ってきて、周回ごとにエイドがあるのですが、僕は毎回2,3分でサクッと済まして出発します。

F1のピットインのように、エイドに入る前から何をするか工程を全て考えておいて、流れ作業のようにサッと行動して無駄な時間を過ごしません。
六甲縦走などでなぜ僕が速いのかは、6時間くらいなら休憩はトイレ休憩1分を3回くらいしかとらないからです。よくある感じで山頂や降りた町(自販機)ごとに、5分休憩を10回取ればほぼ1時間です。

 

そして、今回のレース中は一斉スタートリアルタイムレース方式ではなく、時間差スタートなので正しい自分の順位が走っていて全く分かりません。

それを確認できるのが、ICチップ計測レース管理システムを利用したラップ順位計測ページ


※参照:K-SOK by Co Runners

 

これを僕は各周回が終わった後ごとにチェックしていました。

先にスタートしたA組から順に暫定順位が出るんですが、後からスタートした選手も、その地点での通過時間から順位が出ます。
上記の写真では、4周目が終わった時の暫定順位です。僕は5位まで上げてきました。

3周目も4周目も功を奏したのか、全く同じペースの1周ラップは1時間31分でした。タイム的には抑え過ぎたんがあったんですが、これから暑くなる朝方に掛けて足を残しておくにはちょうど良い感覚で楽に刻めました♪

 

◎残り3周の5周目6周目で夜明けからビルドアップ

4周目までは残り3周を上げていくために抑えて走っていました。

1周目は全力から6割のペース感覚、残りは7割くらいに抑えて、走れるけど無理に走らず抑えて。これが結構難しいけど、気持ち良いから走ってしまうのではなくて我慢する精神力が大事です。

あとは自分が走っている時の心拍や足の疲れの体幹で、今現在MAXからどれくらい消費して、あとどれくらいの距離でどれくらい残っていればどれくらいのペースで走れるかが体感的に分かります。
なんとなく最初から頑張って突っ込んで、後は粘るだけとか、そんな単純な走り方ではありません。

5週目スタートから5時になり夜が明けてきました。

 

ここから切り替えてペース感覚を少しずつ上げていきました。

後半に入って来て、前半から飛ばしていた選手がどんどんと前から落ちてきて、次々と抜いて行けました。これで戦略道理に上手くいっていると思い、自信を持って進めていけました。

ただ、ペース感覚は上げているつもりが、体力や脚は消耗しているので、実際の1周ラップタイムは抑えてた2周目と同じ1時間27分でした。
上げているはずなのにタイムは上がらない、マラソンでもよくある感じです。
後半は思った以上にかなり上げないとタイムは上がりません。
それすらも考えてペース感覚を上げているのです。

 

後半はみんなが落ちているためか、区間順位はほぼ2~3位でずっと刻んで行けました。

ここで順位を上げ4位まで来て、目指していた入賞ラインの3位まであと1人まで迫りました!

 

5周目は下りを若干攻めて行きました。


※今回のシューズはアディダスのアディゼロブースト匠戦(SEN)

 

ナイトでのライトだけの地面の状態よりも、やはり明るくなった時の方がサーフェイスがよく分かるため飛ばせるし、もう周回を繰り返してきたので、足を置くとこ、付き方、スピードを全て把握してきたのでそれを合わせるだけになってきました。

そうして、さわたりの路をハイスピードでも何人も抜いて行った一人が、登り返しのそよかぜの路で後ろに追い付いてきました。
この人登り強いな、何キロの部だろ?60キロか?それなら何グループ?
今回のゼッケンは、エントリー番号が小さくて読み取りにくく、じっと見ないと分かりません。。
じっと見ると怪しまれるので、確認はあまりしませんでした(笑)

そのあと、林道の下りでまた離したはずなのに、ロードの登りで追いつかれ、また下りで離して、展望台までの登りで追いつかれ…

「筋肉ヤバいっすね~」
「よく言われるんですけど、これ自分で分からないんですよ~」

っていつもよくある、ふくらはぎの話を(笑)

 

僕は下りは速いけど、登りはそれほど早くないので、全体的なペースはその人と同じくらいに。

最後に、森エリアの下りで神がかったスター状態で飛ばすことができ、その人を見えない位置まで完全に引き離しましたが、
登り返しの急登も最初の方をずっと走って行きましたが、中盤辺りでさっき完全に離した人に追い付かれてビックリしました。
今まで後半上げていく時は抜くことばかりで、抜いた相手には抜き返されたことはないので。

そのままほぼ同時にエイドに入って、少し喋りました。

 

また同時にエイドを出発して、最初のロードを走るその人の姿がもうヘロヘロ。

聞くところによると、
「1周目にエイドに帰って来て再スタート時にICチップを押し忘れて、たぶん失格なんで練習で頑張っていて、あと1周なんです」
と、「気合いと根性と愛で頑張ってます!!」って精神論のみでギリギリ繋いでる様子。

どちらにせよこの選手とは争わないから、今までずっと2人とも単独走やったから、ペースを合わせて引っ張って上げようと思いました。

 

下りは苦手なようで、少し抑え目で、逆に僕が登りを頑張っ歩く走る。

それが効果的だったのか、今までと違った攻めが出来て、結果的に6周目のラップは1時間24分。

その方と喋っている中で、お互いの自己紹介をして、鉄平っていうとかなり驚かれていました(笑)

「あの鉄平塾の鉄平さんですよね!ブログも読んでます!!こんな方だったとは!」

初対面でよくある話です^^

逆にその方の名前を聞くと、あの神戸にあるヤノスポーツのオリバーさんでした!

こちらもビックリ!よく聞くお名前だったので、一緒にレースで走れているなんて。マラソンはサブスリー常連のランナーですが、トレランはまだ初心者で50キロ以上は初なんだとか。

※ヤノスポーツ: https://www.run-journey.com/

 

そんなこんなで、オリバーさんの最終周を引っ張ってゴールを見送りましたが、とても輝いていました☆

僕もいよいよあと1周、ここから独りになるが、あの感動のゴールを自分も体験するんだ!

今まで練習でもイベントでも、そして今までに出た色んな大会でも、途中リタイアしたことなくすべて完走してきています☆

だから、途中でやめるって考えは1ミリもない(笑)
ゴールまであと1周どう走るか作戦の再構築をするのみです。

 

しかし問題は日差しと気温の上昇。
予想外に晴れて、灼熱の気温となりました。


※参照:Weathernews 
枚方市、夜中でも28度、朝9時で33度

 

◎残り1周ラストスパートと補給ミス

1周は約9キロ弱、1時間30分前後。今回の周回コースは色々と絶妙なんです。

コースを考えられた人は良く作り込んでいると走りながら思いました。

ただ、比叡山と同じく、ラスボスが強敵過ぎる(笑)

そのラスボスを頭に入れつつ、そよかぜ小ボス、そうげん中ボス、みはらし大ボス、を段々と敵が大きくなりながら、ラスボス前のクッパ城内みたいなテクニカルな森エリア下りをクリアして、ラスボスが現れます!!

 

また、途中行ってぐるっと回って同じところをすれ違うコース設計なのですが、そこで応援し合えるのが良かったです♪

しかし、何周も周回してくると、スタッフも選手もだれもいなかったら、真っ直ぐ下に下らないでそのまま右に行っちゃいたい衝動にかられ、吸い込まれそうになります(笑)

(走ったことない人には何の話か全く分からないw)

その戦いに向けて、どう戦略や補給を作っていくか。実はそれを最後の最後でぶっつけ本番で試して失敗しました。。。

 

ラスト1周はもちろん、残ったエネルギーを「気合いと根性と愛」で出し切る予定でした。

スタートして、快調に走りだし、林道の入り口でデコサンによる撮影📷☆

 
※Photo by Susumu Saishoji

 

下り基調をほぼ全力で下り、登り返しの階段も全部走って、林道をキロ5分で駆け下りてくろんど池のチェックポイント!

すぐにラップタイムチェックとネット順位の確認。
ここで、今現在4位で同Dグループの先に走っている3位との差が、なんと!15秒差!!
同時スタートの登りなら前に見えている距離に迫っているし、しかも縮めてきている。

しかし、2分近く前にスタートしている選手なので確認できず。

スパート次第では勝てる、3位になれる!と気合充分!

 

ここからが作戦ミス。

受付で思わぬ形で参加証でもらった『OXY SHOT』

これをズボンの四次元ポケットに大事に忍ばせておきました。

もちろんこれの魔法的な効果を知っているし、ラストスパートに使える爆発エナジー系と言うのも知っていた。

しかし、知っている人は知っている超高級品(250mlで10000円くらいする!)

用は高濃度酸素含有液で、乳酸回路を活発化して糖質を一気に燃やしてエネルギーに変えるアイテムです。

 

 

試したことないくせに、即席で考えた作戦が、大ボスのみはらしの路の階段前で1回。

そして、最後のラスボス森エリアの急登前にもう1回!

というプランでした。

 

水舞台で飲んで、糖質のあるジェルも投入して、覚醒☆
連続階段の急登を、スター状態になり全て走って登って展望台まで!

今までの最速ちゃうん?って感じで、森エリアの下りへ突入!

スターは1分ほど、ウルトラマンは3分まで、、残った糖質をLTを越えて燃やし続けるとどうなるか?

答えは単純(笑) ガス欠です・・・

 

下りでとたんに脚が重くなって糖質切れ気味に、、ここで最後怪我でもしたらあの登りは登れずリタイアが頭をよぎる。

落ち着いて、今ある残りのエネルギーで下りの重力のベクトルを利用して、足を置くだけで、安全に淡々と下る。

ようやく森エリアのチェックポイントでICタッチ!

 

3位との差は??

まさかの5分差に広がってました。。向こうも上げたし、こっちも落ちた。。。

ここで完全に心が折れました。

 

もう、「完走だけは必ず死守」「余力ある元気な姿でゴール」

それだけしか頭にありませんでした。

最後の登り返しのラスボスを1回も走ることなく全歩きで淡々と。

 

あとから気が付きましたが、オリバーさんを引っ張った登りは、ラスト区間のオリバーさんは16分弱。

僕のラスト区間はまさかの20分(ラストはエイドに寄らないのでその時間は含まれない)

結果的にこれで僕は4位から5位に転落。

オリバーさんは最終周で3位の人を抜いて5位から3位に(3位やった人が4位に)

 

でも、やり切った感じで、

登り切り、最後の栄光のゴールゲートをくぐって、

最後のICタッチ☆彡

 

見えない相手との戦いがこんな結果になりましたが、
まさかのサポートした相手が、僅差のライバルだったとは。

でも、トレランの競技とは、目の前の選手とたたえ合い切磋琢磨して一緒に戦う素晴らしいスポーツ。

どちらにせよ最後は僕の経験不足、作戦ミス。

素直にオリバーさんの3位の入賞を喜びました!

 

僕の仕事はただ単に結果を残すことではなく、こんなリアルな体験を伝えること☆

色んな実践体験を通じて、それを参考にしてもらうこと。色んな選手のサポートをすること。

全ては自分のためではなく、走る選手の力に1つでもなることが使命なんです。

僕はそれを全て出し切りました!

支えてくださったスタッフや応援してくれた仲間と選手全てに感謝いたします☆

 

◎ラップと暑さ対策と補給品

最後に、レースに出た人やこれから夏のレースに出る人の参考になればと思います☆

僕が真夏の暑いレースやナイトトレランに強いかは、断然に対策と経験です。

経験の部分では、昔からよくオールナイトトレランをしてきたし、真夏のレースによく出ていました。

そして今回は、関西トレイル1周チャレンジで、京都一周70キロ、ダイトレ35キロ、紀州山脈75キロを全てオールナイトで7月に走っています。このくろんどロンドに掛けた練習です。

 

ラップは戦略通り、前半中盤抑えてラスト3周ビルドアップで、結局ほぼイーブンで大きく崩れることなく行けました!

1周目:1時間22分

2周目:1時間27分

3週目:1時間31分

4周目:1時間31分

5週目:1時間27分

6週目:1時間24分

7周目:1時間28分


後半上げていっている様子

 

対策に関しては補給と、暑さ対策によって大きな差が出てきます。

補給については、夜中を走るということで非日常です。

普段しないことをすると胃腸はおかしくなります。

 

だから、事前のナイト錬で夜中走りながらジェルを取る練習もこなしました。

お腹が空いたら少し固形物を食べてちゃんと噛んで咀嚼して胃に入れます。

胃腸トラブルはほとんどが普段しないことをする補給ミスです。

普段しないことをレースだけ急にして、胃が受け付けるわけがありません!

 

夕食は通常のご飯量(カーボローディングは必要ない、うんこになるだけw)、
スタート前にウイダーインゼリーをゆっくり2つ。とコーヒー1缶、そして、脂質回路を優先的に燃やすクエン酸とMCTオイル、仕上げに『VESPA PRO』

 

 

 

ジェルは主に好きなMag on、明け方ビルドアップの5周目はMeitan GOLD!!
エネルギー量、糖質量を考えて、1周1時間半に1回。必ず水舞台からの階段急登でゆっくりちびちびと取りました。

 

 

なので、計7本、これだけで840kcal

単純に指標となるのは、

「体重(Kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)」
※LT値以下基準

僕の場合は、54㎏×60km=3240kcal

事前に最大で1500kcalグリコーゲンとして貯蔵できるので、残り1740kcal

840kcal以外は、補給食(パンと大福)とコーラ(350mlで150kcal)

消費カロリーは、パワーを使ったり心拍が上がると大きく消費します。
無くなるとエネルギー切れで、筋肉中のアミノ酸を消費するので足が重たくなります。

だから補給はかなり考えて行うことが大切です。

 

塩分は本来は『梅ぼし純」を使用するのですが、切れていたため大会会場(参加賞とエイド)で配布されていましたショッツShotzを1周ごとに1袋。

『梅ぼし純』は高濃度の塩分、ミネラルが含まれており、真夏のレースに最適☆彡

 

 

そして、補給は水分を毎周ごとに2つの500mlペットボトルに常に満タンに
つまり、7リッター飲みました。

真夏の汗で失われる水分はかなりのものです。

人間の人体には(細胞や血液)に約60%の水分がありますが、1%(約1L )でも失われると、色んな身体活動に支障をきたします。。。
だから水分補給は欠かせないのです。

 

熱中症の原因は水分不足と、熱がこもり体温調節ができないこと。

だから汗をかいて、蒸発することで気化熱による体温低下を起こすのです。

汗をかきすぎると水分ミネラルが失われ過ぎます。だから失った分を補給。

ミネラルは心臓(血液運搬)や酸素運搬、エネルギー代謝、筋肉を動かすのに欠かせません。

 

かきすぎるのを防ぐため、汗はタオルで拭くのではなくて、手に取り体中に塗るのです。

汗を拭いたり、ぼたぼた垂らすのは汗の無駄遣い。

全身にまんべんなく塗ることで、それ以上汗をかくことも防げます。

 

逆に汗が上手く出なくなると今度は熱が低下せずに籠ります。

そのために、水をかけて汗の代わりの役割を果たすのです。

僕は走りながら効率よく体に掛けられる沢や水場があれば必ず手に付けて、体中に塗ります☆

 

こんな感じで、1つ1つの真夏の暑さ対策にとても意味があり重要なんです。

長くなりましたが、参考になればと思い、真夏の灼熱レースのくろんどロンドの体験記と、その暑さ対策でした。

 

『鉄平塾』とは理論的な走り方やトレランに特化した実践講習をやっています。

Facebookで「鉄平塾」を検索でご参加ください☆

 

詳しくは

https://teppeijuku.com/trail-79-6923
(エピローグ)

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

Pocket


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください