サントリーウイスキー山崎工場見学ツアーランの内容
2019年09月22日シングルモルトウイスキーとは、
1つの麦芽の原料で、1つの蒸溜所から造られた、いわゆる地酒のことです。
ウイスキーは蒸留するため、麦の糖質をカットした液体のみを使用しているので糖質オフで健康的でもあります。
ビールと違うのは、製造工程が発酵させてアルコール分を使う醸造か、発酵した蒸気を回収する蒸留かの違いです。
ウイスキーは日本でもサントリーを中心に歴史の長いお酒の1つです。
サントリーの創業者 鳥井信治郎が、
「日本人の繊細な味覚にあった、 日本のウイスキーをつくりたい」
という熱い想いを持って、ウイスキー造りを始めしました。
◎予約、受付
今回はラン仲間とJR高槻駅から10キロ弱を走ってから、軽く山崎駅で補給してから行きました🎵
JR山崎駅南西の踏切から見える山崎の建物
入り口にある上流釜のモニュメント
受付は入り口すぐの左手にあります。
・予約ページ
事前にHPにある予約のページからできます。
※予約受付番号:0759621423
(9:30~17:00)
・所在地
大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
・営業時間、休業日
10:00~16:45(最終入場 16:30)
休業日:年末年始、工場休業日(HPで連絡)
・料金、価格
1000円(80分ツアー、試飲あり)
前半は「山崎蒸溜所」ならではの、多彩な個性のモルトウイスキーを生み出すつくり手のこだわりに触れ、後半はシングルモルトウイスキー「山崎」の構成原酒(非売品)をテイスティングいただくことで、シングルモルトウイスキー「山崎」を存分に体感いただくツアーです。
ツアーの札を首から下げて、右奥にあるステキな建築物の中に入ります。
中には名物の黄金のウイスキー瓶棚☆
2階に上がるとツアーの案内受付があり、ここから始まって最初にウイスキー造りの全工程を簡単に説明してもらいます。
◎仕込み
ろ過した麦汁を発酵漕に移して、酵母を加えて、糖を分解してアルコールと炭酸ガスを発生させます。
これによって出来たものが「もろみ」となります。
発酵漕は、木桶とステンレスがあり作り分けしてます。
◎山崎の環境と水源
大阪府と京都府の境に位置するこの地は、桂川、宇治川、木津川が合流する独特の3つの川と緑溢れる山々に囲われ、自然豊かで爽やかな水蒸気が良い環境を生み出します。
その山で綺麗にろ過された地下水を汲み上げて原料の水としています。
この地下水は日本名水百選にも選ばれる「離宮の水」とも呼ばれています。
◎蒸留
一回目を蒸留して取り出したものを、さらに二回目の蒸留で得た無色透明な液体を取り出します。
釜の形は20種類ほど、それぞれ形が異なり個性を生み出します。
そこから得られた最終的なニューポットは70度のアルコール分です。
◎貯蔵
ニューポットを樽で寝かせて、形、材質、位置で長年かけて、樽の成分が溶け込み、異なる味わい深さになります。
樽はアメリカ産のホワイトオークの原木を組んでいます。
貯蔵庫は温湿度管理されてなく、夏は暑く冬は寒くなるため、膨張と凝縮、蒸発して、「天使のわけまえ」がある中で濃縮、アルコール濃度は希薄されていきます。
これからの最高級の山崎25年に使用しているかなり希少価値な1994~1996年もの
日本最古の熟成樽1924年もの(155年経過)
一番新しい2019年もの
息子の生まれた同じ年にできた2015年もの
◎テイスティングコーナー
最後に、この部屋では山崎蒸留所で作られたウイスキーを色んな飲み方でその味本来の深みや美味しさを味わえます。
下のように4種類の飲み方と、軽食がいただけます。
炭酸の泡がきめ細やかなサントリーのプレミアムソーダで、最高のハイボールを味わえます☆
安い居酒屋の100円代で飲めるハイボールとは別格!
◎有料試飲コーナー
少したしなんで、ほろ酔いした気分で最後に色んなお酒が少量低価格で試飲できるコーナーがあります。
今回はやはり山崎の長期熟成をいただきました。
18年で600円でしたが、25年は2900円でさすがに・・・
あとは大好きなスコットランドのアイラ島にあるスコッチウイスキー
テネシー産のバーボンを使用した「ラフロイグ10年」と、
複数のモルトとグレーンをブレンドした「バランタイン17年」
をいただきました。
他にも一緒に行った仲間から、スモーキーな味わい高い「ボウモア」や
世界で人気の高い「グレンフィディック」も少しいただきました。
こんな感じで、山崎蒸留所に来るとウイスキー好きにはたまらない世界観を味わえますね☆
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