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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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現状は自分の過去が作った事実、未来は今の自分が選択した結果

2019年10月27日
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久々長いコラム、現状が不安な方、暇な人だけ読んでみてください

 

世の中は先行き不安です。
そして、現状に満足できていないから、

「いつになったら、景気がよくなるんだろうか…」

「いつになったら、給料上がるんだろうか…」

「いつになったら、待遇が改善されるんだろうか…」

 

僕もそう思っていて、薄々気がついていたけど、
こういう思考でいる限り、このままではずっと不満を抱いたまま人生が終わっていく可能性が高いです。

 

なぜなら、他力的な願望には自分を取り巻く現実を変える力はないからです。

日本人は「現状=今、置かれている状況」
でも、欧米の人は「現状=個人の積み重ねの結果」

という認識を抱く傾向があるそうです。

 

欧米人の場合、「自分の運命は自分の意志で変えられる」と考えます。
実際、今いる状態も自分の意思で選択したものです。

日本人の場合は、何も自分の意思ではどうにもならない。
大いなるもの(政治、経済、物価)に自分の人生が動かされていると考えます。

日本人がよく使う「仕方がない」というフレーズは象徴的ですね。

これも個人の力や意思では変えることのできない、
何か巨大なものの存在を暗に示しています。

 

国家、社会、経済、法律、時代、会社、組織、などなど…。

阪急電車の「給料50万円30万円」に文句を言う人…

仮に苦しい状況に陥っても、それが自分の選択の結果だとは考えません。
だから、国や社会のせいにするのです。
阪急に文句を言ったって自分の現状は変わらないし、言うだけ哀しい

仕方なくそうなっているんだ。
何か自分に良いことが起こるのをおとなしく待とう…
今は我慢だ、耐えるしかない。となります。

 

日本は国の歴史的背景で、我慢は美徳だと刷り込まれ、
集団のためには個を犠牲にする教育を受けて育ってきました。

苦痛を耐えることに関しては日本人は人一倍得意です。

周りを見渡しても同じように我慢している人が多数派なので、
それが自然な生き方であるというふうに判断しがちです。

だから、日本人に特有な社畜とか、長時間残業、サービス残業、そしてスポーツ界の問題などが起こっています。

もちろん、そういう日本的価値観がもたらすメリットはあります。
日本人は真面目で勤勉で集団合致が強いからこそ、高度経済成長を支えてきたのでしょう。

 

逆に欧米的価値観にもデメリットはありますので、
一概にどちらが優れているとも言えません。

でも、時代はもう変わりました。
イツまでも過去の日本人でいては世界で取り残されます。
鎖国時代の日本と同じように。

ただ現実問題として、何もせずただ何かが起こるのを待っている人のほとんどは、
自由にも豊かにもなれないまま、漫然と同じ日々の繰り返しで年をとっています。
インプットが何も無くてはアウトプットできる行動を起こせないのです。

行動を起こさずに我慢が報われず終わるケースの方が圧倒的に多いです。

現状を変えたいという思いがあるなら、
「待つ」「我慢する」という選択肢はあまり賢明ではなさそうです。

もちろん国家、社会、時代の変化によって、何もしなくても状況が好転することもないとは言いません。

でも、残念ながらそういうものの変化は非常にゆっくりとしています。
そして自分にとっていい方向に変わるとも限りません。

どちらにせよ、行動しなければその波に乗れません

 

逆にこれからの時代、時間とともにますます事態が悪くなっていく可能性もあります。

今の技術革新やグローバリゼーションの結果、
専門的スキルを必要としない誰にでもできる仕事というものは、
どんどん機械や外国人労働者にとって変わります。

衰退を避けられない業界というのもあるでしょう。

今の仕事が無くなったらどうしますか?
他のことを急にできますか?
そういう立場で何もせず手をこまねいていることは自滅を意味するでしょう。

じゃあ会社が何かしてくれるのかといえば、それも期待するだけ無駄だと思います。
もう終身雇用時代も、年功序列時代も終わったのです。

会社はそこで働く労働者のために存在しているわけではないですからね。
公務員だからといって、これからの時代は安定とか守られるものではないでしょう。

従業員が愚痴を言いながらも我慢して働いてくれているのであれば、
会社にとってそれは「問題ナシ」の状態と映ります。

つまりは、待遇改善する必要なし、ということです。

なんならもうちょっと無理を強いても我慢してくれるだろう、と考える経営者もいるでしょう。
我慢しきれない人が出てきても、少々であればクビにして、もっと我慢強い人を雇えば済みます。

組織というのはそういうもので、雇われ立場はそういうことです。
「俺が会社を選んで働いてやっているんだ」と言うくらいの強気で、どこでも働ける力があれば良いですが

 

幸い日本人は我慢=美徳・義務と教育されて育つので、
犯罪的な労働条件を課しても我慢してくれる人はたくさんいます。

お金が無ければ、働き口が無ければ生活できなくなるのですから。
それよりも、世間(親戚家族、知り合い)の目を気にして頑張っているかもしれません。

 

景気や業績が良くなれば待遇が改善されると信じて、
今を必死に耐えている人もいます。

ところが、そもそも従業員の待遇改善という課題に
あまり興味がない経営者はかなりの数います。

そういう経営者は利益の大半を設備投資に回したり、広告投資に回したり、自分のポケットに収めたりします。
それが経営者と従業員の差です。
組合委員をやっていて良く分かりました。

 

結局、自分の人生を変えられるのは自分だけだと考えるのが、
もっとも堅実かつリスクが低いとこれまで働いてきて思いました。

別に今の働き方が好きで、良い会社に恵まれていて毎日楽しい、ならそれでいいと思います。
でも、今の仕事が苦痛で会社の待遇が不満だったら、別に我慢だけが選択肢ではないです。

 

他にも会社は星の数ほどあるし、今は起業のハードルも物凄く低くなっているし、
スキルを磨いて会社が高待遇せざるを得ない人材、あるいは独立することもできます。

そういう選択肢も考えずに、、ただひたすら夢のように「何か」が自分を救い出してくれることを期待して我慢するのは、
あまりにも勝率の低いギャンブル「宝くじ」だと思います。

そうして我慢していると、むしろ悪いことが起こるかもしれません。
(事故、災害、戦争、病気、リストラ、倒産…)
そうなったら、次の日から働けず、副収入が無ければ収入は一気にゼロになります。

 

一度きりの人生を無駄にするリスクが大きいです。
今の会社で働き続けることは安定だと思ったら、実は究極に不安定な状態を生きているのです。

不満だらけで人生の良い時期が過ぎ去ってしまうリスクを考慮に入れてみてください。
何度も言いますが、今の現状満足しているならそれでいいと思います。

その上でなお、何かが起こるのをじっと待ち続けるのか、
自分で状況を変えるために動き出すのかを選択してみるといいんじゃないかと思います。

 

僕は12年前、働き出す前から常にそのことを考えて生きてきて準備してきました。

今の現状は自分のこれまでの過去が作ってきた事実
そして、これからの未来は今から自分が選択する結果

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