砂糖に次いで危ない果糖フルクトースとはどんな魔力があるのか
2019年05月16日まず初めに、「砂糖」とはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)の結合体で最も害のある物質です。
その単体である「フルクトース(果糖)」は人体には必要のない、むしろ毒作用を持つ栄養素です。
非常に甘いのと、人工的に安価に作れるという理由で、消費が増えていますが、果糖はブドウ糖の10倍糖化しやすく、これがガンや循環器疾患を増やす要因にもなっています。
◎ブドウ糖、果糖が与える身体的影響
ブドウ糖や果糖は糖質の一種でエネルギーになるが、その副産物として「乳酸」を生み出し、酸性化するため身体に様々な影響を及ぼす一因となります。
また、以下のことが引き起こされます。
①肝臓の中性脂肪の合成を促進し、高脂血症や動脈硬化を引き起こす
②タンパク質を糖化して、動脈硬化や皮膚の老化を促進する
③インスリン抵抗性を引き起こし、脂肪合成を促進して肥満やメタボリック症候群の発症を促進する
④インスリン抵抗性は2型糖尿病を引き起こす
⑤炎症や活性酸素の産生を高め、酸化ストレスを促進する
⑥これらの複合的な作用によって、がん細胞の発生や増殖や転移を促進する
⑦強い甘味を有するので、脳内報酬系を刺激し、甘味依存(甘味中毒)の状態から抜け出すのは困難で、甘い食べ物を止めることができない
甘い果物や蜂蜜の取り過ぎは、がんや循環器疾患のリスクを高めます。
◎果糖がなぜ身体に悪いのか
健康にいいと思われている果物のイメージは、もちろんビタミンCやクエン酸やポリフェノールが多く、抗酸化作用や疲労回復に良いからです。
だからと言って、必要以上の果糖を大量に取っているわけで、取り過ぎには注意なんです。
特にイチゴ狩りの食べ放題とか、、、果物を大量に入れたスムージーとか、、、
砂糖や果物が多く使われるスイーツなんかは特に注意が必要で、中性脂肪が高くなりやすくて内臓脂肪や皮下脂肪が付きやすく、
さらには近年、乳がんやすい臓がんになりやすいという報告もされています。
数年前、若くして乳がんで亡くなった有名女性芸能人も、スイーツやパスタを学生のころから食べまくってたとか、
リンゴ携帯で有名な創始者はベジタリアンで果物ばかりを食べ(リンゴをかじっていた?)、肉を食べなかって、すい臓がんになったとか、いう話があります。
果物になぜフルクトース(果糖)が多く含まれるのか?
うまいこと甘味で食べさせてタネを運ばせておいて、害を与えるという動物に対する植物の生き残り戦略の一つかもしれないですね。
◎さらに悪い人工果糖ブトウ糖
グルコースをこのフルクトースに変換(異性化)したものが異性化液糖で、果糖ブドウ糖液糖などがあり、様々なジュース(清涼飲料水)に多く含まれています。
ヤクルトやR-1でさえも、主成分は果糖ブドウ糖です。
また、市販のプロテインや栄養ドリンクには甘さが求められるため、甘味料(人工化学的添加物)も含まれるため、これも飲み過ぎには注意が必要です。
フルーツや栄養補給ドリングなどで健康に気をつけているつもりで、実は体にダメージを与えているのです。
これが、中途半端に健康志向の人に限って、何故か不健康になることがある理由です。
なんでも「ヘルシー」って言葉で安易に考える人に多いですね。
その為、世間では、「健康に気を付けない方が元気になる」とか、「健康に気をつける事にはストレスになるので意味がない」・・・と、健康に気をつける事を悪く言う人がいます。
しかし、悪いのは「健康に気をつける事」ではなく、「間違った情報を掴む事」なのです。
まぁ、僕がこうやって書いた記事はいろんな情報を勉強してきて、自分なりに再度自分の言葉で書き直しているわけで、
「信じるか信じないかはあなた次第」ではなく、これを読んだきっかけに自分でも調べて勉強してみようってことなんです♪
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