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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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京都一周トレイル後編(伏見稲荷ゴールまで)

2020年06月29日
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※前半はこちら
京都一周トレイルを1回のトレランで12時間~嵐山から伏見稲荷まで

 

前回の記事で京都一周トレイルの嵐山から大原までを書きました。

その続きで、後編は比叡山を越え、東山36峰のコースを越えてゴールの伏見稲荷までとなります。

 

◎大原から出町柳バプテストまで

大原について、24時間開店しているファミリーマートで鞍馬に続きもう一度、大きな休憩を取ります。

特に汗と汗疹の擦れが出始め、さらに虫刺されによる痛痒さもあって、そのケアとマッサージに尽くします。

あとは、補給で一度あえて温かいコーヒーと、おにぎりを1個とファミチキを食べました。

 

そして、大原を出発し登りに入って荒れている通常ルートではなく、ボーイスカウト道を登って行きます。

最初は沢沿いの緩やかな登りですが、段々とつづら折れの急登になって行きます。

仰木峠まで約2キロを350mほどアップします!

しかし、ここでもまだ比叡山登りの高さの半分

 

そこから一度緩やかになりますが、また水井山へ登る急登が始まります。

頂上までは仰木峠から1.5kmで250m一気登り!

この辺りで夜明けの5時前となり空がだんだんと明るくなってきて、比叡山の雰囲気とも重なり幻想的になってきました。

 

更には、一度激下りを降りてからの横高山登り返し。

しかし、こちら側の登りはあまり大したことがありません。

横高山767mより水井山793mの方が標高は高いのです。

 

このコースは比叡山インターナショナルトレイルの逆走コースとなります。

なので、大会では下りが登りになり、登りが今回は下りになります。

と言うことは、あの横高の激登りが逆で激下りになります。

僕は慣れているので、根っこだらけの急な下りも全部さっと走って降りて、せりあい地蔵で小寺選手を待ちます。

 

そこからは、比叡山大会のあのV字は無しで、京都トレイルをアップダウン少しありながら西塔エリアまで進んで行きます♪

もうこの区間はすっかり四方視界も開け空けてきて、ライトもいらずトレイルが見えてとても走りやすくペースが徐々に上がってきました。

西塔エリアの雰囲気ある境内を抜け、階段を登って橋を渡ります☆

 

※比叡山は撮影スポットが多い

 

この階段は全部走って登れました♫

展望台で一休みしますが、完全に雲が覆ってて何も見えません。

スキー場跡を抜け、ここからほぼ下りでスピードがさらに上がって行きます。

一度ケーブル比叡駅の自販機で補給をし、しばらく通行止めだったエリアが開通されていましたが、かなりひどい状況で、なんとかトレイルの道が通れるようにとても整備されていました。

こういう整備する人がいて僕たちは走れるわけで頭が上がりませんので感謝しかありませんね☆

 

そこを抜けると一気に最高ペースにスピードアップ!

もうすでに嵐山から45キロを走って来てフルマラソンの距離を越えていますが、足が軽いのです♪

水飲み退陣跡を過ぎて、ここからは東山36峰トレランレースのコースと被ります。

そのレースと同じくらいのペース、スピードで下りを爆走。

トレイルの下りを1キロ平均キロ5を切るか切らないかで!

一気に出町柳北白川のバプテスト病院前まで降りてきました。

 

◎出町柳バプテストから大文字山登り口

比叡山を降りて、また自販機コーナーがあるので補給。

僕は補給水分は、ほぼコーヒーなんです。それもブラック。カロリーない(笑)

ロングの場合は微糖や、たまにエメマン系も飲みますが。

 

後は疲労が貯まったら、炭酸系のオロナミンC系。

これは、ビタミン系、アミノ酸クエン酸、ミネラル等の栄養素も考えて

最後に気分転換リフレッシュにコーラを飲むくらい。

今回はかなり厚すぎて汗をかきまくったので飲み過ぎました。。。

最初に持ってたのが1500mlと、補給で350mlが6本、500mlが2本で合計4.5Lは飲みました!

 

あとの補給としては、走る前にウイダーイン鉄とビタミンとアミノバイタル赤。

走っている時には、カロリーメート1箱半(6本)、ウイダーインゼリー3本、プロテインバー2本

約72kmで理論上は、体重55㎏×距離72kmで、55×72=4000kcalほど使います。
(1500kcalは事前にグリコーゲンとして貯められる)

そんな感じで、30キロを超えるロングはエネルギー切れにならないように補給食こそ大切なのです。

 

しかし、比叡山の調子乗った下りで足を使い過ぎたのか、糖質を使い過ぎたのか、脚が重い。

脚が重くなるのは、糖質が切れて筋肉を分解してアミノ酸からエネルギーにするからだ。

あとは疲労や汗からミネラルが無くなる、血行が悪くなるせいでもあります。

 

それよりも、湿気と汗による体中の汗疹と擦れが痛すぎる。

肩、背中、脇、腰、股、足の指、裏、そして、B地区(濡れたTシャツによる長時間の擦れはめっちゃ痛い)

今までアドレナリンで痛さを忘れていたが、ロードで走っているとちょっとの擦れがめっちゃ痛く感じる。

エネルギーや足は尽きていないのに、スピードが出せない、腕が振れない、脚が上げられない。

やっぱり夏場のロングはこれがきついぞ!

 

そんなこんなで、銀閣寺前のトイレでピットインしてケアして再出発。

大文字山の登りは相当スローで登って、脚を温存しながら気持ちを振り絞って行く。

本来なら、東山36峰のレースでは朝鮮学校のとこから伏見稲荷まで残り20キロ。

京都一周トレイルのコースならもう少し短く行けるはずだからゴールは見えているはずだった。

 

◎大文字山伏見稲荷ゴールまで

夜が明け朝の6時ごろだろうか、もう早朝のお散歩か大文字山を登っている人は多かった。

軽く挨拶を交わしながら、汗だくな半袖半パンな若者(30代)が必死に登ってる(笑)

火床の展望台からの展望はもう雲は晴れて、京都市内を一望できる爽快な景色でした☆

 

大文字山を何とか必死で登り切って、今度は下りと思ったら、アレ?なんか変です。。。

脚が固まってきた!重い!これがいわゆる脚売り切れ状態か!

でも、膝とか腸脛とかが痛いわけではなく、ハンガーノックな状態でもないからエネルギーや筋故障でもない。

だから何とか下りの落ちる力だけを頼りに、ほぼノーエネルギーで足を付くだけで淡々と下って行く作戦に♪

 

大文字山からの下りは異様に長く感じる。

道も結構ややこしく分岐が多く、最後の方の分岐で右に行ってしまいました。

本来は日向宮に降りるはずが南禅院に。

そこで自販機休憩し、朝の中学生が通学する中で汗だくな疲労困憊の2人のオッサン(30代)

 

蹴上の方へ出て、将軍塚へ向かうロードではなくて京都一周トレイル登り口へ

ここで小寺選手が自然と引っ張ってくれる。何とかついて行く。

登りはここにきてまぁまぁキツイ、将軍塚を越えて清水山へもまぁキツイ。こんなキツかったっけ?

しかしもうゴールまで残り2キロを切っている。あと2つの登りだ!

清水山を下り、2号線を越えて再びトレイルイン。

東山36峰のレースならここは爆走できるところがスピードが上がらない・・・

 

風情ある泉涌寺を越えて、いよいよ最後の伏見稲荷へ入る最後のきつい登りのロード

身体が鉛のようだ・・・55キロの身体が。終わってから風呂で体重計ったら53キロだった。

そして、全ての汗疹が激痛、大きく動かせない、微妙にしか。

何とか登りを得、何個も連なるあのオレンジ色の鳥居軍へ

ここまで来たら後はこれを下るだけ、だがいつもここにきてボロボロなんで、同じような感じでもうトボトボと歩くのみ。

そうすると、たった1キロの下りだけの階段のはずが、長い長い。

いったい何個の鳥居をくぐったのだろうか?ぁ、そういうとこかここは。

それにしても長いのと、くねくねここは結構迷路のようにややこしい。

最後の力を振り絞り、2人はいよいよ伏見稲荷のあの大鳥居へ!!

 

ゴールしました☆

iPhoneのストラバの計測では72.7km、累積標高3100m

行けるだろうと思っていて、最後は行けるのか?とひやひややったけど、個のくそ蒸し暑い時期に何とか京都1周を1回でオーバーナイトでクリアできました!

 

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