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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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箱根駅伝2022年往路の青山が制した総評レポートと展開

2022年01月02日
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※13:22速報結果アップ

今年も正月の風物詩、箱根駅伝が帰ってきました☆

ここ数年の陸上界も、大会運営や新記録の面でも大きく動いています。

そんな中で行われた『東京箱根間往復大学駅伝競走』

 

そのレポートを鉄平塾的に速報総評で書いています♪

 

箱根駅伝とは?

箱根駅伝2022の楽しみ方と魅力見どころ 歴史や面白さ予想を語ります

↓昨年2021年のレポートは

箱根駅伝2021年の往路は激しい入れ替わりの展開でまさかの創価大学が1位通過

 

 

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◎1区はスピードレースで中央大吉居が区間新で制す

数10年前までは、六郷橋まではいつも集団、団子になってスローペースで進み、そこからスパート合戦となっていましたが、早稲田のあの大迫選手あたりから、最初から飛ばす選手が出てきて展開が変わります。
(去年の2021年は逆にけん制しすぎて途中まではかなりのスローペースでした)

今年も2022年も中央大学の吉居が最初の1キロを2:50で入り、集団を大きく引っ張り、その後も2分40秒代で進み5キロも14分7秒で通過!これだけでも、この距離全力ベストより速い選手も多いはずの超ハイペースです。

5キロを超えてだんだんと引き離し、吉居が一人抜けました!
そして、その後ろはまた集団を形成して、ついて行くことを諦め様子を見ますが、かなりのペースできました。

そして、その2位集団もだんだんと縦長になってきて、その中から明治大の手島や創価大の葛西、東海大の市村などが変わって集団先頭を引っ張ります。

 

10キロ通過が、なんと28分を切って、区間記録よりも20秒も速い、27:58で通過!!

15キロを過ぎても2:50ペースは変わらず吉居が先頭。東海大佐藤の区間記録からも30秒も速く。
第二集団も動き始め、関東学生連合の日本薬科大の中山が第二集団をペースを上げて引っ張ります!
この選手5000mは13分台で、10000mも28:07とかなり速い選手。

さらに動きが出て、薬科大中山を抜かして、優勝候補が上がってきます。
青山大の志貴、駒澤大の唐澤、東海大の市村が抜けてきました。

 

1区から2区の最初の襷渡しの鶴見中継所で、先頭で中央大の吉居がなんと、長年破られていなかった1区の区間新記録を出しました!

タイムは1時間1分を大きく切る、1時間0分40秒☆

2位は2区に大学最速の日本人選手の田澤を擁する駒澤がここで40秒差で詰めてきて襷渡し!

 

この箱根駅伝、どの区間も20キロ前後で、キロ3分を切るペースで1時間前後で駆け抜けるため、8時スタートで各区間がちょうど1時間ごとくらいになる展開となります。

 

◎2区はエース対決を先頭で駒澤田澤が制し先頭で襷渡し

花の2区と言われるエース区間でもある23キロでアップダウンがきついこの区間

日本学生最速記録を持つ駒澤大の田澤(1000m 27:23)が飛び抜けていますが、順天堂大の三浦もいて、他の大学も外国人留学生が10000m 27分代ばかりのかなりのスピード選手がそろっています!

東京国際大学のヴィンセントが今年も速い!
5キロで4人を抜いて、すでに4位の青山学院の背中をとらえます。

 

そして、40秒の差で先頭を走っていた中央大の手島も1キロ3分を切る速いペースでしたが、後ろの田澤が2:50前後のペースで淡々と走りながらもどんどん迫ってきます。

7キロでついに先頭をとらえて抜き、駒澤大の田澤が第一中継車を追いかける展開に!

ヴィンセントに近づいてこられていた青山の近藤も頑張り、後ろとの差は詰められず逆に前を捉えていき、中央大を捉えて2位に上がります。

さらには、青山の後ろの東京国際大のヴィンセントの後ろには、同じ名前の国士舘大学のライモイ・ヴィンセントも。創価大のムルワもかなり速いペースで前を追いかけて、抜いて行きます。

ついに、ライモイがイエゴンを捉えて並びかけ、2人のヴィンセントが4位争いに!面白い展開となりました。

 

全体的に2区もハイペースとなり、権太坂や最後の戸塚の壁に向かって熾烈な争いとなってきました。

田澤もヴィンセントとも、ハーフの21キロを通過してきて、かなりきつい顔になってきてさすがにペースは落ちてきます。

 

そして、ついに戸塚の壁を登り切り先頭で田澤が鶴見中継所に!区間賞☆

2区の区間記録に迫る1時間6分代で2位の青山大とも大きく1:03の差をつけました。

 

◎3区は日本人区間記録を持つ帝京大近藤が一気に

花の2区と山登りの5区の間にある3区4区の繋ぎの区間はこれまでは、繋ぎとしてそれほど重要区間とされていませんでしたが、ここ数年は前半で上位に、先頭につけるためスピード選手を配置してハイペースになってきています。

田澤から襷をもらった安原が淡々と先頭を駆け抜けていきます。
青山大は1年生のスーパールーキー28分半の太田が先頭を追います。

しかし、ヴィンセントから襷をもらった東京国際大の丹所が2人を抜いて2位の青山大を捉えて、先頭の駒澤を追いかける展開に!

そして、帝京大の近藤が4年連続となるこの3区で前半から2:40秒台で飛ばします。青山学院大の背中も捉えそうなスピード。

 

青山大の太田も頑張り、東京国際大の丹所について行き、中盤でついに先頭の駒澤大学の背中を捉えます!

これでこそ箱根駅伝を盛り上げる展開。田澤で先頭に立って1分差ついたので、このままずっと駒澤が先頭を譲ることなく最後まで行くかと思いましたが、やはり首位交代がないと駅伝は盛り上がらない☆

3区は神奈川県の海岸沿いである湘南新道を浜須賀から駆け抜け、向かい風を受けながら走る展開になりますが、今年はそれほど強い風はなく走りやすい区間となっています。

 

18キロ過ぎにある多少のアップダウンの湘南大橋で、青山大の太田が飛び出して一度は追い付かれた東京国際大を突き放し、先頭に!
太田は青学大の連覇の時をテレビで見て、青山学院のフレッシュグリーンの襷を掛けて箱根駅伝で走りたいと思っていたのが、1年で叶いました☆

帝京大の遠藤も一人前を捉えて3位に上がってきます。

5区に区間記録保持者の宮下を控える東洋大も6位まで上がってきました。

 

先頭で青山大が通過し、差を開けられたものの、すぐに12秒差で丹所は大健闘の1時j間1分を切る日本人最高タイム、前記録者の帝京大の遠藤も3位で1分差程度。
1位だった駒澤大はここで苦しい展開となり、5位に落ちてトップと1:59差に・・

 

ここで予選会で検討して本選切符をつかんだ、法政大が8位、国士館大が9位と健闘。
14番目に学生連合もいますが、優勝争いに加わるだろうと言われていた予選会1位の明治大や最近優勝経験もある東海が15位以降とかなり出遅れています・・

 

 

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◎4区は山登りの前の大事な区間で青山大が先頭で襷渡し

先頭は3区で突き放した青山大の安定の4年生飯田。
そして、短所が頑張った東京国際大が追いかけますが、1分差以上離れてきて苦しい展開

 

創価大の嶋津は10区の区間記録保持者で、前回の4区でも先頭で駆け抜けた箱根の注目ランナー
ほとんどの選手がナイキのピンクやグリーンの厚底の中、真っ白なミズノの厚底シューズでも話題となりました。

11位でタスキを受けて、かなり去年と違う展開で遅れた創価大でしたが、嶋津がどんどん前を捉え、10キロ過ぎでついに駒澤大の背中も捉えて5位に上がってきました。
さらには、その勢いは止まらず、順天堂の石井も付いていましたが、突放して4位の帝京大を捉えて抜きました!

國學院の中西も頑張り途中で帝京大を捉えて3位に。

 

しかし、この日本テレビの箱根駅伝のテレビ中継はホンマにコマーシャルCMが多い(笑)
サッポロビールがトップ協賛やから多いのですが、この箱根駅伝の風物詩でもあり、ここでしか見られないCMもありますね。

サッポロやドコモなどの協賛があるから、他のキリンやソフトバンクなどの看板が沿道の映像がテレビで写さないように日本テレビは配慮して、計画しながら中継しているのだとか。

 

最後は小田原中継所をやはり圧巻の走りで飯田が青山大の山登り一番手で2位に1:37差をつけて襷渡し!

東京国際大が2位は死守して2番目に、國學院が頑張り3番目で、帝京寺嶌が嶋津を抜き返して4位に。
去年、往路優勝の創価大は何とか5位まで上げてきました。

山登りの区間記録保持者の宮下がいる東洋大はなんとか12位できて、ここから何人山で抜いて箱根にたどり着けるか。

 

展開は、青山がダントツですが、毎年この長い山登り区間でタイム差がかなりできるため大きく変わります。
面白い展開で5区の流れになってきました☆

 

◎5区山登りはフレッシュグリーンが帰ってきた

小田原で圧倒的差で青山大の1年生若林が登り始めます。
10000m28:37のスピードランナーでもあります。

國學院大の殿地が前の東京国際大を捉えて並びながら山登りに

駒澤の金子も前半は速いペースで駆け上がっていき4位を捉え並んで先頭を目指して追いかけます。

 

そして、帝京大の細谷と東洋大の宮下が注目で、その後ろから追いかけていく展開となっています。

その帝京大は前を捉えていき、ついに國學院を抜かして2位となり先頭の青山大を追いかけていきます。
さらには、駒澤大の金子も中盤で上げてきて、國學院を捉えて3位浮上。
箱根の山は本当に中盤以降が勝負で、あっという間に差ができたり縮まったりします。

 

国道1号線最高点874mを越えて青山大の若林がダントツで往路のゴールへ向かいます。
区間記録ペースでここまで来ており、ここからの下りや平坦が多い区間もしっかり走れています。

新春の眩しい陽光を浴びて新春のフレッシュグリーンの青山学院大学が先頭で芦ノ湖に帰ってきて、先頭でゴールテープを切り、往路優勝となりました!!

青山学院大学は往路の5区間で誰も区間賞を取っていませんが、安定した全員の走りで、大きな取りこぼしもなく途中で先頭に立ち逃げ切りました。

 

2位に区間記録に迫る好タイムで駆け上がってきた細谷が帝京の往路2位の立役者に。
1区以外は4人とも4年生で安定した結果となりました。

だけど、トップとの差はかなり開いて2:27差。復路は有力選手を多く残している青山学院大学に対して厳しい展開か。

金子も頑張り、いったんは順位が落ちた駒澤を3位まで戻して、復路に力を持つ大八木戦略で明日も期待が持てる展開となりました☆
しかし差は3分以上、巻き返しなるか!

 

この続きはまた、1月3日の13時過ぎに上げたいと思います!
お楽しみに♪

2022年の箱根駅伝の総評レポートー青山が復路も逃げ切り展開の総合優勝

 

この記事を書いている、鉄平塾ブログは「健康と運動」をテーマにした記事を数多く書いています。

↓その一覧は
https://teppeijuku.com/itiran

 

 

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