アルツハイマーや痴ほう症、ボケ物忘れの原因は糖質過剰と栄養不足
2018年12月19日ここ数年、一気に痴ほう症やアルツハイマーが急増してきています。
その原因は、やっと最近になって糖質過剰による脳の糖化現象だと言うことが分かってきました。
これはまだまだテレビや新聞などのメディアでは報じられていません。
でも、書籍やネットの情報では調べれば調べるほどわかると思いますが、もはやこれが当たり前となってきており、糖質制限が一過性のブームではないことが分かります。
糖質は身体にガンなどを代表として、様々なダメージを与えることが分かってきています。
今回は糖質過剰と物忘れ、そして、痴呆症やアルツハイマーに繋がるメカニズムについて書いていきたいと思います。
◎アルツハイマーの原因は高血糖
アルツハイマーの原因の一つに、アミロイドβと言うたんぱく質が脳の神経細胞に詰まることが言われています。
アミロイドβは脳内で作られてその後、廃棄されます。
通常、インスリンの分泌によって分解されます。
しかし、糖質過剰で高血糖状態が続くと、インシュリンの機能が低下していきます。
そのようにして、だんだんとアミロイドβが脳内に蓄積されていきます。
また、原因はそれだけではなくて、単に脳の細胞を過剰な余った糖が糖化することで萎縮していきます。
これらが絡み合って、神経細胞が障害を受けて機能が低下していきます。
もう1つの原因としては、逆に糖のエネルギー不足です。
通常脳はブドウ糖をエネルギー源として働いています。
それを受け渡すグリア細胞があり、これはインスリンによって働きかけています。
つまり、インスリンの能力が低下すると、脳にエネルギーがいかなくなることも、脳の状態に悪影響を与えています。
このように血糖値スパイクが原因で、高血糖と低血糖を繰り返すことが、脳のエネルギーが弱まるため、鬱の症状の原因ともなっています。
◎脳内神経障害の詳細
アルツハイマーに限らず、認知症の症状の1つに物忘れがあります。
物忘れと言われることの本質が、忘れたのではなく覚えていないのです。
記憶の再現が出来ないことの説明として、伝達機構の障害があります。
神経伝達物質の不足、伝達物質材料の不足、合成酵素の活性の低下、神経細管の狭小、伝達物質を受け入れるシナプスのレセプター(受容体)の異常など、さまざまな欠点が考えられます。
神経細管には、往路と復路とがあります。
往路は、神経伝達物質・ブドウ糖・ビタミンB1・ビタミンB2など、さまざまな物質の輸送管です。
復路は、ブドウ糖の燃えカスの水や二酸化炭素や、アミロイドβなどを輸送します。
神経細管の実質はタンパク質で低タンパク食をやっていたら、神経伝達系の保守も出来ません。
更には過剰な糖質によって糖化されます。
神経細管は異常をきたしてくると、管にくびれが出来て、通りが悪くなりって神経伝達に、支障が起きてきます。
◎被毒や酵素機能も一要因
胃腸薬のようなアルミニウムを含む薬によって脳に障害を起こしている可能性もあります。
アルツハイマー患者のニューロンには特有なタンパク質が存在します。
アルミニウムが脳内に溜まると、この特有なたんぱく質が多く出来ます。
このたんぱく質が原因となってニューロンが機能しなくなります。
なぜ、同じように生活していても、若くてなる人もいれば、年老いてもならない人もいるのか。
その差はなんでしょう?
神経細管にくびれがあると、頭の回転が鈍くなります。
神経伝達物質の補給にも、ミトコンドリアでエネルギーを発生するための各種栄養素の補給にも時間がかかります。
これはいつもエネルギー論で述べてますが、脳でも同じことなんですね。
アルツハイマーの場合、神経伝達物質であるアセチルコリンの不足が指摘されています。
これは知覚神経系の伝達物質です。
アセチルコリンはニューロンの細胞体で作られます。
核内のDNAには、アセチルコリンしたがってコーディングを実現させるに必要な栄養物質と、アセチルコリンの材料となる栄養素合成を受持つ「酵素」の設計図があります。
アセチルコリンの材料は、アセチルコエンザイムAとコリンであり、コリンアセチル転移酵素によって反応して、作られます。
アルツハイマーの患者の多くは、この酵素の働きが弱いのです。
◎栄養不足が糖質の代謝不足となる
酵素の原料はアミノ酸であり、タンパク質によって作られます。
それを活性化させる補酵素として、ビタミンやミネラルがあります。
それが、ビタミンE・ビタミンC・ビタミンB12・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンA・ユビキノン・パントテン酸・葉酸、等です
ミネラルとしては、ヨード・マグネシウム・亜鉛と、実に多くの栄養素が必要となってきます。
これだけのものが全部そろっていなければ、頭の回転どころか、身体のあらゆる活動が働かなく、代謝が上手くいかなくて病気になるのです。
つまり、アルツハイマーを筆頭に、様々な現代病が、「糖質過多+栄養不足」が原因となっているのです。
同様に、現代病である「癌」もこれが原因となっています。
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過剰な糖質が、身体でどこに栄養を与えるかで、その症状(病気)が異なってくるのです。
どうしても糖質が食べたくて、食べた後の血糖値を抑えるならお勧め
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