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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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六甲山の水晶大滝(水晶谷)を住吉台から堰堤難所ルートを登る

2019年05月12日
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六甲山の数ある登山ルートの中でも最難関と言われている1つのルートを登ってきました!

※ここは地図にも書いてあるようにかなり危険です!
熟練者&ルートが分かる人と絶対に行かないといけません

今回もこのルートを行ったことある経験者とアドベンチャー登山の経験者の熟練者のみで行ってきました。

※写真が重くて表示されない場合は、再読み込み(リロード)を

 

◎必需装備

ヘルメット、長袖、長靴、しっかりした登山orトレラン靴、充分な食料&水分、ミネラル分、ロープ(メンバーの誰か)、同行者、軌跡のあるGPS地図、気持ち!

絶対に必須やと思いました、行ってから分かっても遅いです。しっかりとした準備と仲間と気持ちが大切です。

トレランとは全然違います。山を走れるからと行ったら全然違いますが、六甲半縦走、フルマラソン走り切れるくらいの最低限の体力も必要です。

一般的な登山者には体力的に厳しいです。

特にヘルメットは必須です。
滑落して落ちたら頭を強く打つと致命傷になります。

 

 

 

◎JR住吉駅〜石切道分岐

今回はJR住吉駅から二号線に出て住吉台〜渦が森台を廻るバスに乗って、エクセル東で降りてからトレイル道に入りました。

初めは緩やかな林道の新緑がとても美しい、まだこれから始まる難所コースを誰も考えないほどののんびり登山のスタートです🎵

途中で石切道ルートとの分岐を真っ直ぐ行って、五助ダム方面へ

そのあとは六甲ファイブピークスでも走ったことのある一般的なトレイル道でもある住吉道

途中で急登が始まる取り付きで下に降ります。

ここがまず降りないようなルート

ここから水晶大滝へ向かう西滝ヶ谷ルートが始まります。

 

◎五助ダムから西滝ヶ谷ルートで険しいルートへ

↑水色の線のように沢沿いを砂防ダムを経由しながら登っていきます。

最初から急登や荒れた道が続きますが、よく考えたらあとの難所を考えるとそんなに大したことない程でした。

 

いよいよ1つ目の砂防ダム(堰堤)を巻きで越えます。

右から越えれたけど、沢を渡って左の巻き道から

なかなかの急登で足場が悪かったので仲間が先に登ってロープを垂らしてくれたので登りやすかったです。

登り切るとダムの上に来ます。

 

 

1つ目をクリアしたらしばらく沢沿いの道を登っていきます。

 

すると今度もダムの左側を巻く急登を登っていきます。

なかなか荒れてガレていて普通の歩きやすいトレイルではもはやありません。

登り切るとまたダムの上へ

次の沢沿いは迷いましたが、右側にトトロの森の入口のようなトンネルがありました☆

ここからは中盤で更に荒れていてもはや道無き道を進みます。

途中でヤブやイバラも多く、まさにイバラの道!

これからの5月以降の夏に向けては、このルートは荒れすぎて無理です。

 

次の大きなダムは横を登れないため、左に大きく巻いていきます。

その最初の登りがロープを使う急登でかなりの難関です。

 

またしばらく荒れた沢沿いを登ると今度はダム右横のロープと大きな段差を越えていきます。

 

そして、毎回ダムを越えると一旦降りるのですが、これが結構急な下りでロープを使いながら降りる難所です。

いよいよ後半の方の大きなダムは、取っ手が付いているところも多く、逆に登りやすくなっていました。

これを仲間は「ホッチキス」と言っていた(笑)

 

そして、また沢沿いを進むとついに水晶大滝に!

六甲裏にも氷瀑で有名な滝があってそっちの方が迫力はあると思いますが、ここまで頑張って見るこの煌びやかな水の流れはとても癒されます。

そして、見とれて見上げます☆

今からこれを登らなければならないのです!

というのも、この水が流れている滝の部分ではなくて、左端の乾いたロッククライミングで登ります。

これは最難関でほぼ垂直に4点でしっかり岩や木の根を頼りにして身体全体で登っていきます。

(手前にロープのある急登の巻き道もあるようです)

これを登ったら目的達成ではなく、ここからは更に荒れて、ロープ場の急登とダムの巻き道の連続です。

 

そして、最後の最後に六甲縦走路との合流地点前に急登が続きますが、これはよくある感じの登りやすいトレイルの急登ですが、かなり堪えた身体にはキツいラストスパートでした。

 

それを越えると見慣れた光景が!

ガーデンテラスからつづら折れの下りを下って極楽茶屋に向かうトレイル道に合流☆

そこからはガーデンテラスに登ってお昼休憩をして、登ってきた谷のルートを上から見渡しましました。

うん、よくわからんか笑

帰りは同じく六甲縦走路の途中にある分岐で降りて五助山ルートを降りていきます。

 

五助山を経由して、最後は急な下りで子どもたちが沢山集まる遊び場の沢沿いに合流🎵

 

 

なかなかハードなルートを経験できて、トレランとは全く違う身体の使い方と頭を使って、疲労度が全然違いますが、今までないようなかなりの達成感がありました!

ただ、速く走るだけではなく、こういう山と自然と向き合う経験も大きかったなーと思いました!

 

やはり山は人生経験と似ていますね☆

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