マグネシウムが不足すると攣りや硬直など身体の動きに支障をきたす
2019年08月23日マグネシウムは最近になってようやく注目を浴びてきた栄養素です。
トレイルランニングをやる人にとっては、おなじみの「マグオン」ですね。
この元素がどういうもので、身体にどんな効果があるかを書いていきたいと思います。
※wikipediaより引用
◎マグネシウムの基本性質
マグネシウムMgは12番目の元素で、すいへーりーべーで言うところの、「ななまがーる」の「NaMgAl」の部分です。
これら三つは金属元素で、それぞれ、Na+、Mg2+、Al3+の陽イオンを持ちます。
ギリシャにあるマグネシア magnesiaと言うマグネシウムの産地であることから、この名前が付けられました。
この元素は動物、植物にとって必須元素であるミネラルの一種です。
2価の陽イオンとなり、酸素と結合しやすく、強い還元力があります。
つまり、酸化を防ぐ(抗酸化)、または酸化したものを還元する点からも重要な元素です。
◎マグネシウムの利用例
マグネシウムの特徴は軽い金属ということです。
単純に原子番号から考えてもアルミニウムより軽いのです。
合金などで多く利用され、航空、車、機械、スポーツなどで使用されます。
マグネシウムからできたウールは燃えやすいことから、発火材としても幅広く用いられます。
また、還元剤としてもゴム、プラスチック、ガラスの材料精製や、排煙、排水処理など様々な工業利用法があります。
◎栄養素としての必須ミネラル
アーモンドやごまなどの豆類、ヒジキやワカメなどの海藻類に多く含まれています。
マグネシウムは植物では光合成に用いられるクロロフィルに含まれ、とても重要な元素です。
人体では歯や骨の形成、細胞の構成やタンパク質の合成に必要な元素です。
骨の表面近くにイオンとして保存されており、エネルギー代謝に重要な元素であり、カルシウムとの交換作用で筋肉の伸縮の役割を担っています。
このことからマグネシウムが不足すると、筋肉の硬直や攣る現象が起こりやすくなるのです。
また、マグネシウムの化合物は下剤としても利用されていることもあり、過剰摂取は胃腸の軟化を引き起こして下痢しやすくなります。
エネルギー代謝や筋肉作用の向上には、カルシウムとマグネシウムをバランスよく取ることが大切なんですね。
すいへーりーべーぼくのふね下ネタ覚え方集(周期表の元素記号イオン化傾向)
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