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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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糖質制限は危険と言うのは嘘ではなくデメリットもあるのでやり方が大切

2018年10月10日
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糖質制限を勉強しだすと、必ず出てくるのが「糖質制限=悪(危険)だという反対意見。
 
もちろんメリットもありますが、デメリットもあるため、正しい知識と方法が大切なんです。
 
 

何においても、ある主張があれば、それに反論する意見が出てきます。

一方では好かれるが、一方では叩かれるアンチ的な存在。

 
 
大切なのは、両方の沢山の意見を調べて勉強して、最終的には自分の判断で正しいと思う方を冷静に考えて行動することです。
 
不安で心配やったらやらない。何でもそうだと思います。
 
 

◎糖質制限が良くないと言われ出した理由

 
糖質制限が良くないのには2つの理由があります。
 
①ダイエット目的にするため、糖質以外の必要な栄養素も制限してしまう
②今まで糖質をいっぱい食べていたのに、急に極端に制限する
 
これによって生じる不具合が大きく、エネルギー不足や、栄養不足によって体調不良に陥るのです。
 
そのあたりについて、正しい糖質ダイエットの方法は以下のページに詳しく説明しています。
 
 
あと、脳や赤血球のエネルギー源は「ブドウ糖」だから、欠かしてはならないというのもあります。
 
確かにブドウ糖は、脳のエネルギー源として、効率の良い材料です。
 
 
しかしながら、脳に必要なブドウ糖はたったの4g程度です。
 
おにぎり1個の糖質量は30gなのでこれで十分まかなえます。
 
 
また、ブドウ糖は糖新生糖質以外からブドウ糖を作り出す機能によって、タンパク質(アミノ酸)、脂質(脂肪酸)、乳酸からも作り出すことが出来ます。
 
そして、脳は脂質から作られるケトン体もエネルギー源となります。
 
 
普段、糖質によるブドウ糖を脳のエネルギー源として頼っている人は、糖新生やケトン体をうまく使う機能が低下しているため、朝ご飯を抜いたり、糖質制限をすると頭が働かなくなるのです。
 
 
身体を動かすエネルギーについても同じことで、普段は糖質のエネルギーに頼っている人が、急に糖質制限をすると、脂質からのエネルギーを得られなくて不足してしまいます。
 
 

◎糖質制限が良くないと言われると困る人たち

 
マウスに一方は糖質を含む通常の食事。
 
もう一方は糖質をカットした食事。
 
これを続けた結果、後者の死亡率が3割高かった。
 
こういうのはよくある研究結果なんですが、意図的に作られたもので、これにはツッコミどころ満載な表現の仕方なんです。
 
糖質をカットしたと言うのは、「完全に糖質を0にしている極端な状態なんです。
 
これではマウスは糖質も多少エネルギーにする動物なので、弱ってしまいます。
 
 
そして、死亡率が3割高かったというのは、その母数などを良く考えた方がいいです。
 

5匹3匹死んで605匹4匹死んで80

8060と比較して33%高いので3割高いと言えます。
良くある数字マジックです。
 

が、しかし、たった5匹の実験で、1匹の差です。

しかも、マウスです。(笑)

 
世の中に出てる(特にメディアが出している)実験結果って、こういうもんなんですね。
もちろんちゃんとした高精度な実験もあると思いますが)
 
じゃあなんで、こんな実験をして、こんな結果を公表するか?
 
 
「糖質制限」が流行ると都合が悪い人がいるんですよ。
 
今の世の中は「糖質食品」を大量に売って、病気する人が増えて、病院」に行って、「」を買って、心配だから「保険に入っておく。
 
糖質制限が拡がってしまうと、経済構造が破たんする可能性があります。
 
だから、「糖質制限は危険!」と言う人が出てくるのです。
 

◎過剰な糖質を制限して、栄養素を取る

 
糖質制限は、「糖質を完全に制限する」と言っているわけではなくて、過剰な分の糖質を制限「コントロール」することが大切だと説いているのです。
 
 
今の世の中は糖質が過剰過ぎるんです。
 
だから、こんなにも現代病が増えているんです。
 
 

「二人に一人がガンになる時代。

だからガン保険に」??

それは今の日本の食生活と生活環境のせいです。
 
 
今の世の中は完全に糖質を無くすことは不可能ですし、糖質を極端に食べないのも急にやると身体に支障が出ます。
 
 
特に激しい運動や労働している人にとっては糖質は重要なエネルギー源です。
 
ただし、過剰分は運動によって消費するか、代謝するための必要な栄養素をちゃんと取ることが大切です。
 
 
糖質が過多になる人は、運動をするしない関係なく、食べる量が多過ぎたり、食べ物が偏る人で、
 
「摂取>消費>栄養」となるためです。
 
 
また、糖質のことを考えずに、健康だと言うイメージだけで食事をするのも注意が必要です。
 
朝食に健康に気を使って、シリアルフレークとヨーグルトとフルーツを食べる。
 
僕も以前はずっと健康を意識してこんな朝ごはんを食べていました。
今では特性ドリンクだけです。
 
一見ヘルシーなイメージですが、これらの健康に良いと思われるメニューには、かなりの糖質が含まれています。
 
 

◎まとめ

 
朝に時間が無いからと言って、パンだけ食べるとか、夜食にカップラーメンだけ食べるとかは、
糖質だけ食べて、それを代謝する栄養素がありません。
 
何の栄養もない瞬間的なエネルギーを得るためだけの食事となりますので、
やはり、それを代謝する、ビタミンやミネラルを含んだ栄養価の高いものも取らなくてはなりません。
 
本当にバランスの良い食事とは、糖質はある程度にして、身体の材料になる良質なタンパク質と脂質をキッチリ取り、栄養価の高いビタミンミネラルを含む食材を取ることですね。
 
 

もし糖質を食べすぎた時に血糖値の上昇を抑えるなら



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