亜鉛Znは身体の免疫細胞を作るのに必要なミネラル元素
2020年03月03日亜鉛と言えば合金や電池の材料として使用されることで有名です。
それに加えて、人体にとっても必要な栄養素であり、ミネラル元素の1つとなっています。
※参照ウィキペディア
◎亜鉛の基本的性質
英語では「Zinc」と言い、櫛の歯(Zinken)のように尖っていたことから由来しています。
また鉛にも近い性質があることから日本では「亜鉛」と呼ばれるようになりました。
原子番号は30番で非金属に近い12族の光沢のある白銀色の遷移金属です。
常温では脆く、約100 – 150 ℃の範囲で展性、延性に富む電気伝導度の高い金属となっています。
二価の酸化状態(Zn2+)を取ることが多く、酸素と結合してZnOとなります。
◎亜鉛を使った合金としての利用
亜鉛は様々な金属と合金を作ることで特徴的な金属性質を持ちます.
代表的なのが、銅Cuとの合金で黄銅、真鍮(しんちゅう)と呼ばれます。
亜鉛に銅とニッケルを加えた合金は、洋白と呼ばれ、100円硬貨の白銀の色を示します。
また、亜鉛を電解液から析出させて、金属メッキとしても利用される。
電池としても、マンガン電池、アルカリ電池に負極材料として亜鉛は利用されています。
◎人体に必須な栄養素
カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄などはよくミネラル栄養素として聞きますが、
最近では、銅、シリカ、そして亜鉛が必須ミネラル元素として注目されています。
亜鉛は体内に約2000㎎(2g)含まれており、必須微量元素としては鉄に次いで多い元素となっています。
体内の代謝や免疫力に関係する酵素の構成、活性に深くかかわります。
亜鉛は食品からしか摂取できず、不足するとさまざまな障害の原因となります。
亜鉛不足で起こる症状が、皮膚炎、味覚障害、血液成分不足や成長、免疫、精神障害などです。
肉や魚や野菜に多く含まれるため、偏ったダイエットや栄養失調が原因で起こる可能性が高くなります。
特に亜鉛が多く含まれているのは、牛の赤身、カキ、カニなどの高級食材が多いが、レバーに卵や大豆、小魚なども多くなっています。
取り切れない亜鉛は、足らない時にサプリで補助的にプラスするのも良いと思います。
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