血液はどうやってできるのか?赤血球が減り白血球が増えて白血病になる
2019年06月21日血液の中には主に何があるのでしょうか?
血が赤い理由である赤血球が主に占めています。
そして、それを運搬する役割の血しょうの液体成分があります。これは主に水で、あとはタンパク質、脂質、等、ミネラルが含まれています。
他に血液に含まれているものとしては、白血球と血小板があります。
血液の主な役割としては、酸素、二酸化炭素、栄養、ホルモン、免疫機能の運搬と、体温、水分、pHの調整です。
◎赤血球の働き
赤血球は酸素の運搬を行い、細胞核やミトコンドリアを持ちません。そのため、球体ではなく真中がぺコンと凹んだ形となっています。
成分は主にヘモグロビン(鉄を含むタンパク質)であり、これが酸素と結合すると真っ赤な色となるのです。
そうして、酸素や栄養素を全身に動脈で運んで、静脈では酸素が無くなって黒い色となって心臓に回収され、再生されます。
ちなみに、白血病とは赤血球が少なくなって、血の色が赤くなくなる(白っぽくなる)病気です。
◎白血球の働き
白血球は細胞核を持つため、球体に近い形となっています。
好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球と5つの種類があり、殺菌作用を持ち、免疫機能にも作用して、それぞれの役割があります。
この白血球の元となるのは、赤血球なんです。
「脾臓」で赤血球に「核」が入り、白血球に変わります。
と言うことは、脾臓が弱っていると、赤血球を白血球にできないので、免疫の元である白血球ができにくくなるため、免疫が低下することになります
脾臓は糖質の摂取により機能が低下するのです。
また、食品添加物などの異物も処理するため、これらを多く摂取することでも脾臓は弱くなります。
つまり、これらが白血病の原因となってくるのですね。
◎細胞はどうやって造られるのか
人の細胞は細胞分裂で増えるのは、緊急時の時だけなんです。
緊急の不測事態の時に細胞分裂で増える時があります。
部分において細胞の数がおかしくなるので、一部分が膨らんで形がいびつになります。
これが、浮腫(むくみ)とか腫瘍(しゅよう)とかとなります。
これは通常の状態ではなく、通常はどうやって細胞が出来るのか?
実は「白血球」が細胞となるのです。
順序としては、赤血球→白血球→体細胞
その体細胞が、肺の組織になったり、腎臓の組織、血管組織や脳細胞になったりして、身体ができていくのです。
◎細胞可逆で血液を作る
逆に体細胞を血液に戻すこともできます。これが「細胞可逆」という先ほどの逆再生です。
もし「ガン細胞」ができても、これによって血液に再生して、ガン細胞を無くすことができます。
人の身体の細胞には常にガン細胞は生まれているのですが、正常であれば、逆に減ってもいて、そのバランスを身体が作っているのです。
◎白血病の原因とは
先ほども軽く触れましたが、白血病では、赤血球ができません。逆に白血球が異常に増えます。そうなることで血液が白くなるから、白血病と言われます。
白血病は、「血液のがん」と言うものではありません。世間では、そういう間違った認識が広まってしまっていますが…
だから、抗がん剤や骨髄移植をしてもなかなか治らないどころか、それによって逆効果で身体は蝕まれるばかりなのです。
赤血球ができないのは、「赤血球を作り出す能力」が落ちているからです。
「出来損ないの赤血球」ばかりができてしまい、使えなくて、しょうが無いので、「白血球」に変えます。
だから、エラーのある白血球が増えるのです。
そして、白血球が増えすぎると免疫機能異常となり、細菌やウイルスだけではなく、通常の細胞も攻撃してしまいます。
だから、疲れやすいとか、アレルギー症状や肌荒れ、他の病気になりやすいのですね。
◎血液はどこから作られるのか?
血液は、腸でできます。腸には「小腸」と「大腸」がありますが、「小腸」の方でできます。
骨髄でもできるのですが、骨髄でできるのは、緊急事態時の補助機能であり、メイン機能ではないのです。主には「小腸」です
だから、白血病で、血液ができないからといって、骨髄移植をしても、効果が薄いのです。
赤血球ができない根本的原因は実は小腸にあったのです。
また、小腸にいる「腸内細菌」が少ないことが、消化吸収を上手くできずに血液を、赤血球を作る能力が落ちるのです。
◎抗がん剤は白血球や免疫機能も殺す
抗がん剤の目的はがん細胞を殺すことですが、的確にがん細胞のみを攻撃することはできません。
正常な細胞も白血球も攻撃してしまいます。
白血球は免疫機能の総合体です。
つまり、免疫細胞とは白血球群(ヘルパーT細胞 リンパ球、NKキラー細胞、樹状細胞)
これらは全て、白血球から分化してできてきます。
これらが、まさに免疫なのです。
抗がん剤治療をした後に無菌室に入るのはこのためです。
免疫機能を持った白血球が少なくなるからです。
髪の毛が抜けるのも抗がん剤によって、活発だった毛根細胞が弱るためです。
腸内細菌が少なくなる原因は、食物繊維を取るのが少ないことと、糖質の過剰摂取です。
同じ炭水化物に分類されますが、糖質と食物繊維は全く機能が異なります。
糖質は食物繊維の邪魔をするのです。
このことから、やはりガンもそうですが、白血病も元々は食生活、特に糖質の摂りすぎと栄養不足が原因なんですね。
若い女性が乳がんや白血病になるのには一理あると思います。
ガンや病気になる前に予防、対策が大切だと思います。
病気は微々たる蓄積が山となって初めて症状が出て気付くのです。
だから、俺は元気だし食べ物なんて好きなように食べてても問題ない、という訳では無いんですね。
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トレイルランニングと健康の学び研究所
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