Amazon無在庫販売~インターネットと仕組みを利用したネット個人店舗
2018年10月04日Amazonに無在庫で商品を陳列して、注文が入ったら海外のネット販売で買って、それをそのまま購入者に送るということが、今の世の中ではインターネットと仕組みを使えば出来たりします。
◎Amazon筆頭のインターネット市場
今はインターネットと言う、どこからでもアクセス出来るネットワークツールがあります。
それに付随して様々なインターネットを主体としたビジネス市場が出来上がっています。
その筆頭がまさにAmazon
店に行かなくても、どこにいても、スマホさえあればどこでも買い物が出来て、家まで配達してくれる。
このインターネットビジネスが台頭してから、小規模な小売店は太刀打ち出来なくなって潰れる現象が起きてきました。
まさに今は経済の大きな転換期です。
そして、アマゾンと言う巨大な組織を利用して、個人で物販する商売も出来てきました。
昔で言う「せどり」という、いわゆる「転売」ですが、これは仕組みを使えば、モノを買って家に置いておくという「在庫」を抱えなくても転売できる方法があるのです!
◎これまでの物販、転売ビジネスの仕組み
昔から、個人でヤフーオークションで家のいらないものを売って、
お金にすることはよく行なわれていました。
今では、まさに「メルカリ」ですよね。
そして、それを利用した転売として、安く買って高く売ることで利益を得るのがいわゆる「せどり」です。
※せどりとは「背取り」と書き、古本屋の店頭から本を、背表紙を見て転売目的で抜き取って買うこと
古本屋で安く買って、オークションで少しの色を付けて売る。
通常価格で手に入れて、価値が上がったらネットオークションで売る。
よく巷でやられていることです。
最近ではメルカリ転売と言って、メルカリで個人が安売りしているものを買い取り、メルカリで値段を上げて売る方法もあります。
何となく、いい気はしないですが、世の中の商売は、ほとんどこれで成り立っています。
「安く仕入れて高く売る」
流通業、卸売業、そして、いわゆる商社はすべてこの方法で儲けています。
それ以外の商売としては、部材を買って集めて、1つの完成品を作って付加価値を付けて高く売るメーカー
機材や技術や知識を用いて、サービスとして付加価値を付けて売る、いわゆるサービス業の第3次産業。
古本屋やスーパーや電気屋などは、もちろんモノを仕入れて、店にモノを確保してそれを販売する方式です。
◎無在庫販売の仕組みとは
しかし、今のインターネットの仕組みを利用した究極の販売方法が「無在庫販売」
通常の転売は中国やアメリカなどの海外から、安い商品をリサーチして輸入買取して、家に届いたものを日本のネット販売を通じて仕入れ額より高く売ります。
これには安いものを仕入れるリサーチ力と、先に購入して家に在庫を抱えるため、リスクと作業が販売量に比例して大きくなります。
しかし、無在庫販売はこのリスクを取っ払って、インターネットの仕組みを用いた販売方法なのです。
まず、海外と日本で共通してネットで販売されている商品をリスト化します。
これはツールを使えば、商品カテゴリー検索でまとめてエクセルで大量にデータ化が出来ます。
これをまとめて日本のAmazonの個人販売ページに落とします。
すると、その一覧の商品が大量に自分の販売ページに陳列出来ます。
これは、商品が無くても商品を並べることが出来るのです。
インターネット上では商品が現物になくても、写真と商品説明があれば形の上では商品を陳列出来るのです。
Amazonはこれをツールで自動的に行うことが出来るようになっています。
そして、その商品に注文が入ればお知らせが来るので、同じものを海外から安値で買い取るのです。
実はアマゾンで物を買う人はアマゾンで買っていると思い込んでいる(正式なアマゾン販売もあるが)けど、ほとんどが業者か個人がアマゾンと言うプラットフォームを利用して販売しているだけで、アマゾンはそこから手数料をとって儲けているのです。
手数料は小さいものですが、「チリ積も」でアマゾンは莫大な利益を上げているのです。
そして、海外から発送された商品は自宅を経由せず、日本のアマゾンの倉庫を経由して買った人に配送します。
なので、家にモノが来てそれをまた配送に頼むという作業が短縮できます。
これはお客さんが買ってからモノが届くまで日数を要しますが、インターネットで買うということはそれなりに日数(1週間以内であれば)がかかっても買うのです。
◎まとめ
これが無在庫販売の実態で、個人でやっている人も少なからずいて、業者も多数アマゾンを利用してネット販売しています。無在庫販売はアマゾンは公式には認めていませんが、公式には禁止もしていません。
それはこれによってアマゾンが大量の手数料を得られるからです。
だからこそ、アマゾンがこれだけ大きくなっている背景では、在庫型店舗の経営不振が相次いでいるのです。
この無在庫販売は色々と仕組み作りにハードルは高く、多少のリスクもあるので、個人でやるかやらないかは自由なことですが、こういう方法が世の中にはあるんだと知っておいて損はないと思いますね。
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