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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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紀見峠から和泉山脈で山中渓までオールナイト通しでトレラン

2020年08月01日
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STM(須磨からみさき公園まで)の8分割制覇の一環で、最後の区間を残して7月の末に走って達成しました!

今回は最終区間の紀見峠から大阪府と和歌山県の府県境の和泉山脈を繋ぐ山々を越えて、JR山中渓経由で泉南アルプスを越えてみさき公園までの70キロ越えのコース

 

◎スタートから滝畑

夜の22時に紀見峠駅に集合し、サポートは小寺選手☆

通常のダイアモンドトレイルの続きは、また紀見峠から岩涌山に続く尾根道を行くのですが、今回はショートカットで川沿いの舗装路からスタートしました。

 

最初の川沿いの右側にある舗装路へ行く道が少しわかりにくいですが、地図を見たら分かります♪

2キロほど緩やかに登って行くと、右側に岩涌山への登山口があります。

 

ここからは舗装路ながら車スリップ止めの溝があるくらいの急登です。

そこを登って行くと一旦林道に変わり、次に急なトレイルインです。かなりつづら折れで最初からきつい登りが続きます。1キロで300mほど一気に上がります。

一旦広い尾根道に出ると、通常のダイトレのルートに合流し岩涌山の3合目になります

 

そこから階段が多くてどんどん登って行き、4合目5合目と次々に看板があり、何度か分岐がありますが、府県境の尾根ではなく岩湧山の方へ進んで行きます。

途中から何回か下ったり登ったりを繰り返し、最後の階段急登を越えるときれいなトイレがあります。

 

そこを越えると見晴らしがよくなり開けてきて、向いの丘が見えてきます。

 

その階段を一気に登って行くと岩湧く山の山頂897mと結構あり、紀見峠220mから670mほど一気に登ってきました。ちょうど紀見峠から約7キロで1時間半でした。

お昼に登ると飽き口ではススキが拡がり大阪南部の街も見渡せ絶景で人気の場所です☆

 

ここは河内長野側から昼間に登る登山者も多く、北側の大阪の街が見渡せ人気のスポットです。

夜に登る人は珍しく、車でも行けないため、ここからの夜景が見られるのはかなり珍しいです☆

 

そこからまた階段をどんどん下って行き、また森深いトレイルに入って行きます。

ガレ場や沢場が多く、少しテクニカルですが、登り返しがほとんどなく一気にまた580m下ります。

そうするとトイレがある駐車場の滝畑に降りてきます。

夜なので茶屋は空いていなくて自販機が中にあったため補給がここではできませんでした。

 

◎滝畑から和泉葛城山経由で犬鳴山温泉

通常はダイトレでは北上して槇尾山へ向かいますが、今回はショートカットして直接和泉山脈の千本杉峠に向かうルートで和泉葛城山経由で犬鳴山温泉まで行きました。

この区間は比較的ロードが多く、標高は高いですが走れる区間が多いです。

最初はロードで南西へ光滝寺を通過し、途中で側道に入って御光滝を通過して、分岐で右に行き舗装路を登って行きます。

途中で三国山方面のトレイルに入り、夜間だと分かりにくくて間違えましたが沢沿いの道を登って行きます。僕たちはトレイルの直登を登って最短距離で千本杉峠で通常尾根ルートに合流しました。

途中で舗装路に代わり、今回のルートで2番目に高い三国山885mを通過します。(実際には山頂は少し外れに)

ここまで6キロで600mほど一気に登ります。

 

ここからは開けた車道のロードをどんどんと下って行くためスピードが出せ気持ちよく走り続けられる区間です。

葛城山を目指してロードを下って行き、府県境を越えて夜泣きやラーメン屋へ行く時に通るので有名な鍋谷峠を通ります。

そして途中で葛城山(葛城園地)を目指してトレイルインして登って行きます。

最後の方で大きな舗装路の車道に出てトイレのある広場に出てきます。

この広場で紀見峠からちょうど4時間でした。

 

そこからはまた一転、ロードの下りを一気に4.5キロほどハイランドパーク粉河まで下って走れます。

ここでも、夜間のため売店が空いておらず、補給をできなかったのが辛かったです。後から思ったのですが、この補給不足が当たのダメージに効いていたと考えます。特に水分補給は大事ですね。

 

展望台のある入り口の分岐から少し下った五本松で犬鳴山温泉方面にトレイルを下ります。

ここは不規則な石段の急な下りでとても下りにくく危ないです。雨が降ったらかなりスリッピー!

またロードに出たらしばらくロードを走りトンネルを抜け、犬鳴山温泉街に降ります。ここで6時間少しでした。

そこでようやく自販機があり、しかも何台もあって、自販機天国でした☆

 

 

 

◎犬鳴山温泉から堀河ダム~四石山を越え山中渓へ

ここまでは標高的に過酷でしたが、ここからはトレイル環境的に過酷と言われます。

犬鳴山温泉から南下して途中で林道に入るところが通行止めだったので、二瀬川の支流からトレイルイン。

しばらく荒れたトレイルを抜けると通常の林道に出ました。この林道をしばらくずっと登って行きます。

 

途中からトレイルになり、やや荒れた道を進んで行きます。そんな急登ではないのにとても走りにくいです。

この登りあたりで夜明けを迎え、空がだんだんと明るくなってきました。

それでも、城ケ峰に到着してここからの下りが左側に松茸の私有地の網柵がある横を通り、しかも草木で荒れていて、いわゆる薮漕ぎ&蜘蛛の巣だらけで、全く走れません。

さらに途中で岩山っぽくなり(景色が良い)、急な下りもあってかなりテクニカルな下りが続いて笹峠から堀河谷へ降りていきます。

途中にのどかな自然の中にある紀泉わいわい村の横を駆け抜けます♪

 

 

ロードに出ると堀河ダムまでしばらくロードが続きます。

ダムからは通常は信達童子畑を抜けて川沿いを信達楠畑へ向かいますが、補給がしたかったため南側にある63号線沿いの道の駅根来さくらの里で休憩しました。

 

この後で通常ルートに戻るのはかなり遠回りになるため、道の駅少し裏の抜け道のトレイルに入りました。

ここがまた人が入らないのかかなり荒れたトレイルでとても走れるような道ではなくアドベンチャーな感じで走れませんでした。

これを抜けると信達楠畑のロードに出て通常のルートに合流します。

 

またすぐにトレイルに入り、また薮の多いトレイルに入ります。

一度沢を渡って登りに入って、槌ノ子峠から登りで四石山を目指します。

 

ここからの下りも荒れたトレイルでテクニカルで走りにくく時間がかかって苦戦します。

しかも、沢を渡ると、今度は一気に階段急登で登り返します。

通常はそれを越え沢沿いを下って、「わんぱく王国」を通って山中渓駅に向かいます。

 

今回は朝だったので開いていないから、沢からの登り返しを行かずにそのまま下って64号線に出て山中渓駅に向かいました。

 

ここで、今回のルートで紀見峠から52キロ。

この駅で色々トラブルがあり、泉南アルプスを越えてみさき公園へは、次回の記事で☆

山中渓から紀泉アルプスでみさき公園まで真夏のトレランを須磨から繋いでゴール

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