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鉄平塾~トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

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箱根駅伝2019東海大学総合優勝!日本一早い感想レポート☆

2019年01月03日
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2020年の青山学院大学の優勝はこちら

日本一早い箱根駅伝講評! 2020往路の優勝は青山学院大学!

 

今年の復路は例年にない面白さで盛り上がりましたね!
いつもは単独走で先頭が変わらないつまらない展開が多かったので
 
 

復路は昔からいかに単独走が強いか、総合力が強いかが試されます。

 
だから、復路の5人にどれだけ強い選手を残せているか。
 
いくら往路で速くてもそこに最速の5人を並べて、復路に駒が残って無ければ辛くなります。
 
そういう意味では、昔から「復路の駒沢」と言われるくらいで強い選手を残していることが多いので期待です
 
もちろん青山も東海も層が厚いので復路でも強いメンバーが残っているから、往路で2年連続同じ最速メンバー5人を並べて往路優勝した東洋がどう逃げ切れるのかが見どころです。
 

◎6区はハイスピードな熾烈な戦い

 
テレビで見るとそう速くは見えませんが、横からの映像がたまにあったら分かると思うんですが、この下りはとんでもないスピードです。
 
最速は1キロ2分半とかで下ったりするので平地では出せないスピードの中でどうコントロール出来るかが勝負です。
腕の振り方が坂の足が着地する振幅に合わせて上手く振るのと、足は前に来た時にブレーキを掛けて身体の前で着いてはいけなくて前に出て後ろに返る時に身体の真下で着地して後ろに進んでるスピードに合わせて少し蹴る感じで加速させます。
 
今年は去年の経験者が多く、東洋の今西、東海の中島、青山の小野田、法政の佐藤が下りを得意として平地も速いという区間賞候補。
 
6区は往路で先頭から10分差以下のチームはまとめて一斉スタートするので、タイム差があるものの、実際の見た目との順位が異なるので見ててややこしいですが、面白い争いが見れます。
 
例えば、10位以内のシードまで9位の大学を抜かないといけないけど、後ろにいてその選手とのタイム差で考えなければ行けなくなるため、ゴールするまで分からないのです。
 
小野田が素晴らしい走りをして、脅威の57分台を出して区間新!
結果的に上位陣がみんな好タイムを出したため、東洋と青山の差は5分以上まだあり、1位〜5位はあまり変わらない差となりました。
ほかの選手はギリギリ区間新は出なかったのはやはり山を下ってからの平地が勝負なんですねー
 

◎7区は穴場の裏勝負区間

 
昔から7区は距離も短く特徴も少ないため、10番目の選手を当てることが多く、総合力のレベルの差が出やすい区間です。
ここに去年に区間新を出した林がいることが青山の最高の強みでした。
しかし、東洋が小笹、東海も坂口、駒沢が小島とある程度の選手を置いて勝負を掛けてる予感も見えました。
 
そして、この7区は時間的にもレース展開的にもだれる区間で観戦する方もだんだんとやや飽きてきます。
だから、今昔物語集やCMも多くなるのが復路区間の特徴でもあります。
 
この箱根駅伝のスポンサーは昔からサッポロですが、この番組はかなりCMが多くてコマーシャル作製に掛けてる感じも見れますよね。
駅伝ファンからして、いいシーンがCMでまたがれるとうっとおしいんですが、協賛があってこそのここまで大きくなった大会なんでそれは仕方ないかもしれませんね。
 
サッポロが協賛であるからこそ、駅伝の中継中に他のライバルビール(アサヒ、サントリーなど)の看板が沿道で絶対に映らないように、位置を全て把握して映らないようにしたりカメラを切り替えている知られない努力もあったりします。
 
先頭の東洋に東海が一気に坂口が縮めて面白い展開で襷渡し!
そして青山は最後に林が去年の区間新と変わらないタイムで3位に上がり、なんとか後半で追い付けそうな期待を膨らませて8区に繋げました
 
 

◎8区は順位の入れ替わり

 
ここも7区と同じく穴場の区間でここでも層の厚さの差が出ます。
 
シード権争いと同時一斉スタートの抜きつ抜かれつも後半になって争いが激しくなってきます。
 
復路は東海の選手層の厚さが感じられました。
7区で一気に先頭の東洋に追い付き、この区間でも1万m28分台の小松を置けるのが強みです!
 
東洋は1年の鈴木、青山は1年の飯田とここは箱根初出場の下級生を使い、差が明らかでした。
 
でも、東海と東洋が先頭で並んで警戒し合っていたのでスローペースで進んでしまい、後ろの青山が差を縮めてきました。
この飯田は1年生ながら、1万mは30分と遅いけど、ハーフで1時間3分台と好タイムを出して原監督のお墨付きで1年生からの大抜擢です。
 
そして、この区間は最後に激坂の遊行寺の登りがあるのでそこで力の差が一気に出て、東海の小松が今まで最も古い22年振りの区間新を出して、後ろとの差広げたのが大きかったかもしれませんね。
 

◎9区は裏のエース区間

 
もちろん往路にチーム上位の速い選手を集めるのが基本ですが、9区は坂もあり距離も長いのでここにチームでも5番目以内に入るエース級の選手を置くチームが多いです。
 
東海は4年生の湊谷、そして青山は2年生エース吉田圭太を使ってきました。
吉田は期待通りの走りをして区間記録にも迫るタイムで前との差をかなり詰めました。
東洋は力及ばず、東海は先頭をキープしましたね。
 
ここはそれぞれの思惑が交錯し、上位3チームの差が次第に詰まってきてラストの10区に襷を渡しいよいよ最後です。
 
シード権争いも中央、拓殖、明治と10位前後は1分差前後の単独走のまま最後の一人の勝負になりました。
 
 

◎10区は順位が決まるラストの勝負

 
ここは毎年、昼を過ぎて東京に入ってから沿道での人が溢れ、声援も多く盛り上がる区間です。
 
距離も以外に長く、ラストは3回曲がってのゴールテープ。
勝負強く冷静かつ力を出せる4年生やキャプテンが任されることが多いです。
 
東海はここにも力のある選手郡司、青山はエース級の鈴木を使って最後の追い上げをと期待されましたが、3分以上の差はさすがに大きかったです。
でも、意地で前の東洋を捕え2位に。
東洋は往路に選手を使いすぎ、復路で駒がなくて層の薄さを露呈してしまいました。
 
東海大学は昔から水色のユニフォームで佐藤悠基、村澤、早川、川端と素晴らしい選手は多かったですが、総合優勝は1度もしたこと無かったんですね。
 
今年はスーパールーキー、黄金の世代と言われた関、鬼塚、館澤率いる3年生が力を付けて層の厚さも魅せました!
 
中島、小松、郡司が同じ3年として復路でも強かった!
往路の4区5区でブレーキして東海とも差をつけられた青山は流石に追い付けませんでした。
 
これで、来年からは黄金世代が4年生でますます楽しみに東海の時代を築くかも知れません☆彡.。

 往路のレポートはこちら

箱根駅伝2019往路の優勝!日本一早い感想レポート☆

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