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日本一早い箱根駅伝講評! 2020往路の優勝は青山学院大学!

2020年01月02日
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2020年1月2日13時21分アップ

第96回箱根駅伝。大正、昭和、平成、そして令和。

 
長くの歴史を持ったこの駅伝大会。
初の令和の王者と輝くのはどこかと注目が集まりました!
 
今年は駅伝戦国時代と称され、東海、青山、東洋、駒澤、國學院の5強と言われています。
 
ただし、去年の圧倒的な優勝が示したように、東海大学は総合力と層の厚さが圧倒的で、メンバーも多く残っており、黄金世代が四年生になった他にも成長した選手がかなりいます。
 
追いかけるのは青山大学で、こちらも上位の10000mの平均タイムが示すように、層の厚さは健在です。他の大学との差は、実績のある山登り下りの選手がいないことくらい。
この二強が圧倒的に今年も抜けているでしょう!
 
続くのは、東洋、駒澤、國學院。
各大学とも大学界最強のエースがそれぞれ、相澤、田澤、浦野といますが、復路の層の厚さに若干欠けるのが心配です。
 
他にも1区から3区の争い、外国人勢が入った戦いや、スタートからシード権争いなど目が離せない戦況になりそうな事前の戦況でした。
 
 

◎一区は主導権争い

 
一年生から二年連続区間賞の東洋の西山。今季は調子が悪ったが、箱根の一区を知り尽くしてる選手。
先行を取らせないと、青山の吉田、東海の鬼塚、駒澤の中村など他校もエースをぶつけてきました!
 
一区は昔は牽制してスローペースになることが多いんですが、最近はエースが凌ぎ合いハイペースになることが多く、今年は入りの1キロが2:45秒とかなり速くなりました。
 
先頭は早稲田の中谷が引っ張り、西山、鬼塚、吉田がその後ろにつけて牽制し合う様子が最初の10キロまで続きます。
駅伝の一区は走力が無くても最初は集団についていくしかありません。だからそのうち、だんだんとついて行けない選手がこぼれていって、集団が絞られてくるのが一区のハイライトです。
その中で今回の波乱は東洋の西山が10キロ過ぎで遅れだしました
15位以下にまで落ちましたが、吹き返して14位でこれは相澤への盛り上げの伏線かと思えるほど
 
他にも創価と国士舘など二区に外国人ランナーがいる大学の位置取りも気になるところ、ヴィンセントの国士舘は最下位、レメティキの拓殖も後方、青山の吉田や東海の鬼塚が遅れ、まさかの創価大学のや米満、國學院大の藤木が頑張ります!
創価大学の創部以来初の区間賞を獲得しました!
 
優勝候補が一区で後手を踏むのは展開的にはこれから面白くなりそうな雰囲気で二区のエース区間に繋げました。
 

◎二区の坂勝負が熱い

 
タスキを渡してから創価のムイルは抑えめに入り、後ろの國學院、東海、青山も追い付き、日体、中央学院、早稲田と7チームの集団となりました。
 
ニ区は距離も長くて後半に勝負の権太坂と最後の戸塚の壁激坂が待っているので、前半はどの選手も抑えて牽制し合います。
 
東洋の相澤は14位からスタートしてハイペースで入り次々と抜いて行き、区間新記録を狙っています。
途中で東京国際大の伊藤に追い付きましたが、ここから二人のつば競り合いが続き面白い戦いが見られましたが、最後は相澤が突き放し1時間5分台の区間新記録を叩き出しました
 
先頭では5強の東海、青山、國學院以外にも早稲田の大田が頑張りましたが、最後の戸塚の壁で青山の1年生岸本が抜け出しトップでタスキ渡しで三区に繋ぎました!
 

◎三区は順エースが集う激戦

 
青山の鈴木がトップでタスキを受け、東海の西川、國學院の青木、さらには国士舘ヴィンセント、駒澤の田澤などは後方から追いかけます。
 
鈴木は後方との差を区間新ペースで飛ばしますが、8位から東京国際のヴィンセントが追いついて抜いて先頭躍り出てきました。そのまま区間新記録を2分も更新する1時間切りで、二区に続き令和の時代に出ました。
田澤も14位からどんどん抜いて行き前に上がっていきます。
そして、國學院の青木が後半で青山を捕えて闘い、最後は鈴木の意地で前に出て2位でタスキ渡しで平塚の四区へ。
 

◎四区は坂前への位置取りの争い

 
東海は順位を落としましたが、全日本で活躍した名取が繋ぎ、駒澤は田澤の追い上げで6位まで上げ、東洋は苦しんで10位からスタート。
 
東京国際大は2位の青山と1分以上の差をつけてスタートしたのですが、さすがの力の差があり青山の吉田が近付いて来ます。二人を見てるとやはり体感のブレが全然違いますね。
一気に抜いて青山がトップに出て突き放します!
そして、ここでも区間新記録を!
 
東京国際大は離され1分、後ろの浦野の國學院と1分秒28差、西田の東海と1分秒58差と面白い展開で山の五区に入りました!
東洋は大ブレーキで相澤の頑張りも虚しく15位に沈んでしまいました。
 
 

◎五区は経験者と初挑戦の闘い

 
先頭を行く青山の二年生飯田は山登り初めて、2位の東京国際大の山瀬も初の山登り、後を追う國學院の浦野は区間記録保持者、東海の西田も前回上位の成績。
 
浦野は青山の飯田と平地は同じペースで進みますが、山に入ってから上げて行き東京国際大を抜いて二番目に。山を走るフォームが見てて足で走っているのではなく、上半身を軸として身体を持ち上げて走っているようでした。
 
 
箱根の登りは歴史のある山岳鉄道が昨年の台風で大きな被害を受けた影響で運休しています。
いつもはここの線路沿いで電車が通過したり踏切を超えたりと箱根駅伝の名物でもありましたが残念です。
 
法政の青木も東海の西田も頑張りますが、以外にも後方から東洋の宮下とトップを行く青山の飯田がいい登りの走りを見せます!
今年は今までの山の登りといえば、軽くて反発のある薄底のシューズが主でしたが、やっぱり登りでも坂でもベイパーフライなのか!と思わせるほどですね。
登りを急いで足を前で付かず、脚を上げて回転で身体の真下で着いて、後ろに転がすようにして前に進んでるイメージでした。
 
青山が登りきって下りでまた切り替えてから、浦野から逃げ切って先頭でゴールテープを切り、往路優勝を果たしました!
やっぱり青山は強かった!!
 
 
そして、盛り返してきた東洋大学の宮下が、タイムはなんと去年の浦野の記録を更新して1時間10分25秒で区間新記録!
令和初の山ノ神となりました☆
 
これで、東海大学が青山を追いかける復路の戦いとなり、本当の総合力、層の厚さ勝負となりそうですね。
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