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青山学院が総合で制した箱根駅伝2020年の鉄平塾的総評

2020年01月03日
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2020年1月3日 13時26分アップ

◎箱根駅伝の感想ブログ

 

往路は激しいスピード勝負となり区間新記録が続出しました!

※往路の講評記事
日本一早い箱根駅伝講評! 2020往路の優勝は青山学院大学!

 

そして、まさかの波乱もあり、善戦もあって予想外の復路スタート順位とタイム差になりましたね。
 
青山学院が取りこぼしなく、四区の区間新記録と五区の頑張りが大きく2位以下を突き放しました!
2位も大きなミスなく、有力選手が順当以上に走りましたが、青山学院との差はなんと1分33秒!
続いて、二区の伊藤と三区のヴィンセントの圧巻の区間新記録でこの位置につけました。
 
優勝候補ナンバーワンの東海大学は突き抜ける選手がいなくて、まさかの五区は後手を踏み追い付けませんでした。
復路に有力選手が控えているといえども、青山学院との差はなんと3分22秒!一区あたり40秒縮めないといけません。
東洋と駒澤もエースは活躍したものの、途中の10位外のブレーキが痛かったですね。なんとか後半で上位に食い込むかです。
 
青山も復路にトラック10000mでも28分代有力選手がいるだけに逃げ切りはほぼ確実な戦況のまま、追いかける側はかなり辛い戦いになりそうです。
 
 

◎六区は下りキロ2分半のスピード勝負

 
スタートから少し登りますが、最高地点から一気に下ります。
この下りではスピードがかなり出て1キロ2分30秒を切るスピードが出ます!
そのスピードを走れる脚と体幹とカーブや角度のキツい下りを走るテクニックも必要です。
 
青山はこれまでの区間新記録を持っていた小野田が卒業し、初の駅伝の谷野となります。
そして、東海大学がここでスピードランナーの館澤を持ってきました。なんとスタートから飛ばして最後も粘り切り小野田の区間記録から40秒更新する区間新記録を叩き出しました。
國學院との差を5秒に縮めてトップの青山学院との差はそれでも2分以上あります。
 
さらに東洋の今西も頑張って、舘澤の記録には及ばないものの小野田の前記録を更新する走り!
駒澤が6位、東洋も7位まで上がってきて後半に繋ぎます。
 
 

◎七区はこの先を見据える大切な区間

 
2分以上差がある青山はここで無理する必要が無いのが大きいです。中村は走力もあり28分代の選手ですが、安全に1キロ3分で余裕を持って走っていました。
逆に東海は差を大きく縮めないといけないので、かなり突っ込んで一気に國學院に追い付きましたが、そこから苦しくなりましたが、突き放して青山との差を2分1秒に、國學院との差は1分以上開きました。
 
そして、学生で27分代のランナーである明治の阿部は七区にで走ります。優勝した青山学院の林が出した区間新記録を出しました!
 
ここからの後半はシード権争いの10位前後も面白くなってきます
中央学院大、創価大が圏内でしたが、後ろの12位から早稲田が上がってきて9位まで押し上げてきました。
 
 

◎八区がもっとも層の暑さの差が出る

 
去年の東海大学の逆転はこの区間で小松が区間新記録を出してMVPに輝く活躍を見せました!
往路や六区九区、最終十区に好選手をつぎ込む傾向にあるため、八区はどうしても戦力が落ちます。
 
その中でも今回は先頭を行く青山が東海の小松を上回るペースで走ります。こうなっては東海にもう勝ち目はありませんね。最後にタイムでは小松が区間賞を取りましたが、差は大きくは詰まりませんでした。
岩見が区間記録に近いタイムで余裕を持って九区にタスキ渡しで東海との差は残り二区で2分となりました。一区間で1分詰めなければなりません。
 
しかし、10位までの二強以外の駒澤、東洋、早稲田の争いも見ものなところがありました。
この後も面白い接線が続きそうな展開でした。
 
 

◎九区は復路のエース区間でラストへの最後のタスキ渡し

 
ここで青山学院は神林、東海は松尾、明治が村上、早稲田が新迫と速いランナーが復路でも集まりました。
 
九区は二区の逆となり、戸塚の壁が激下りの坂になりスタートダッシュできます。しかし、距離が長いためスピードとスタミナを兼ね備えた走力が必要です。
 
神林が区間記録のペースで走り東海大の猛追から逃げます。
東京国際大も上位の位置というアドバンテージに、予選会を勝ち抜いた平均的な走力の高さから、それぞれのランナーが頑張り確実に繋いで上位をキープしていきます。
東海の松尾もいいタイムでしたが神林と逆に1分差をつけられて離されて3:42差の決定的な距離となりました。
 
九区で辛いのが交通規制からかトップの通過から20分以降は繰り上げスタートとなります。
日体大は鶴見の中継所で姿が見えたにも関わらず、20分が経過して号砲とともに後ろから来た選手を振り返らずに前だけを見てスタートし始めます。
追い掛けてきた選手は虚しくも目の前で選手が離れ、ここまで繋いできた汗の染みわたるタスキを握りしめたまま無情にも崩れ落ちます、、、
 

◎最終十区は栄光への架け橋

 
圧倒的な差を持った青山学院はもう故障や大ブレーキでもない限り優勝は確実なものとなり走り出しました。
東海の郡司は前回は優勝のゴールテープを切ったものの、今回は見えない敵をただただ必死で独りで、自分の能力以上のスピードで突っ込んで追い続けなければならないから過酷です。
 
青山のアンカーは二年生の湯原となりました。
本来はアンカーが4年生となることが多いのですが、2年生で大抜擢!
 
10位以下ではありますが、最後の区で順天堂大学の野田は28分ランナーで区間新の走りを続けて、追い上げていきます。
明治は阿部の活躍で順位を上げ、そのほかの選手も平均的に走れてきたためか、いつの間にか3位に躍り出てきました。28分台、そして29分前半の選手が多く平均走力の総合力がここで発揮されましたね。
しかし、抜いてきた東京国際大、国学院大も粘っているため争いが激しくなっています。
 
最後は國學院が決着をつけ初の3位!!
連続して、安定感を示した帝京大が追い上げ4位に入選。
東京国際大もこれまでの最上位の5位。
 
 
そして、シード権争いでは創価大学の嶋津が圧巻の走りで区間新のタイムで追い上げ、区間新で9位まで追い上げ初のシード獲得!
最後まで優勝争いだけではなく、盛り上がりを見せました。
 
 
優勝は青山学院が10区も区間2位の安定した走りで湯原が最高のガッツポーズで笑顔のゴールとなりました。
最低でも一区の吉田がタイム差ほとんどない7位以外はほとんど上位の安定感と総合力がとてつもなく強かったです。
 
5連覇は去年、東海大学に阻まれたものの、やっぱり青山は強かった!!!!
 
 
今回は4年生をあえてあまり使っていなかったのもあるし、東海の黄金世代の4年生が抜けた来年はまた青山学院の黄金期が続く可能性がありますね☆
 
そして、駒沢や早稲田、東京国際大なども若手が育っているので来年はとても楽しみです。
 
また、来年箱根駅伝までの大学長距離界が楽しみな1年となりそうですね♪

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