生命に大切な土壌環境、腸内環境は密接に繋がっていた
2021年02月11日明日は祝日、建国記念日ですが、五穀豊穣の予祝を願う日でもあります。僕達の生命を担う食物、生命の種が大切になってきます。
穀物さえあれば人民は飢えず豊かに過ごしていける。本当の「穀物」とは何なのか?
今日はその「生命と種」「土という社会財産」そして、その「循環」についてセミナーで学んできました☘️
『食というのは未来から前借りしている』
作物、食物、動物は必ず子孫を残そうと、「種」を最終的に残します。
しかしながら、人はその種になる前の食物や動物を頂いています。種や卵すら頂くことも。だから「いただきます」と言いますね。
『食物と戦争』
自国の人民を救うためには、技術革新か他国から奪うことがあり、食物争いや戦争を起こしていました。
単位人口あたりの食料に限界が来れば価格は上がります。そこで新規開拓や他国から奪うか、人を奴隷化するか、人口を減らすか、、それは過去に今も行われているのかもしれません。
一番大切なのは食料です。それを交換するためにお金がありますが、今はお金の方に大きな価値を生み出してしまい、食料以外の技術革新、付加価値がついてしまっています。
300000種の植物がある中、食用として使えるのは30000種、日常種としては200種
実は日本が原産なのは15種
あさつき、あしたば、うどひしまき、みずば、ふき、みょうが、とろろ、ゆり、じねんじょ、やまごぼう、、
日本原産以外の野菜を日本の土で育てるには、原産地に近い気候や土にしないといけない。
日本は古来、この少ない野菜と穀物と動物から栄養を取って生きていました。
穀物はみな、種の胚乳から芽が出て新たな生命が生まれます。実は人間も、体内の土壌に胎芽ができ、卵黄嚢(らんおうのう)から栄養を貰います。初めから命(脳や心臓)が出来る前から、へその緒ではないところから栄養をもらってるんですね。食物の発芽と同じ役割です。
『水、温度、光、酸素』
種の発芽条件は全ての正しい条件が揃って初めて芽が出ます。
人間もお金の流通(水)があり、熱量エネルギー(温度)が湧いて、希望があり(光)、吸収するもの(酸素)があって成長する☆
『植物の根っこと人間の腸は同じ役割』
植物は栄養素のある土に根を張り、そこから栄養素を吸収して外の世界に成長します。
人間も土壌である身体の中に腸毛を張り巡らせそこから栄養素を吸収して外の世界に成長しています。
だから、その土壌、身体の内部、腸は大切なんです。外面から肥料や農薬を撒いたって、薬を塗ったって、根本的な土壌、腸内環境は改善されないんです。
ラン仲間から今日「よもぎ茶」を頂きました。娘のアトピー改善のためにって。有り難い話ですよね。薬ではなく葉っぱです。本質が大切なんです。あそこの皮膚科良いよ〜、この薬が効くよ〜では無いんですね。
土から栄養素を吸収して外の世界に成長して太陽のエネルギーと雨の水を浴びたよもぎの葉っぱは雑草としても強く多くの栄養素を持っています。
それを日本古来から人民は栄養素として取ってそれを腸から吸収していました。今の変わってしまった栄養素のない食物や人工的な環境や薬がアレルギーを生んでいます。
『種の雄性不稔は生命異常』
種から生まれた発芽で雄しべ(男性機能)が出来ない種子株が今は使われています。F1種というやつです。勝手に交配しないように、人工的に優れた雌しべと雄しべを繋げて良い作物を生み出すための手法です。
もはやそれは生命異常なんです。ミトコンドリア異常、癌に似てます。
F1が増えると従来の男性機能があった種の数が減少してます。それと同時に何故か?人間の男性の精子数も減少してます。
人間の最近の不妊には男性ももちろん関わっているのです。そして、種の異常は子孫に遺伝します。。それが現代の産まれた子どもの異常なのかもしれません。
人間はどんなにテクノロジーが発展しても自然には勝てないんです。負けを認めた先に、本当の自然との共存があると思います。
『土は地球にしかない』
宇宙に地球にしか無いものは?水でも酸素でも
ありません。「土」です。砂や岩、石では無く、土です。
土は地球の皮膚でもある。
人間の皮膚も重要な生命活動の臓器機能です。
外からの温度、刺激、内からの発汗、出血、炎症が起こります。
土の中と外も同じことが起こってます。
土と砂や岩石と異なることは、そこに菌や微生物の腐植があることです。
だから、砂や岩では食物はかなり成長しにくいのです。
土は外からの太陽のエネルギーと酸素と水は必要ですが、人工的な肥料や農薬は必要ないはずなんです。
人間の皮膚も同じです。内からの炎症は外からの人工物では解決できないんです。その中の土、つまり腸と血液です。
『衣食住は全て土と水から生み出されている』
食べ物も着るものの原料も住むための原料も全て。都市に土がないとそこから何も衣食住を生み出せないため、他からお金と交換して得なければならない。だから、お金の流通、資本がないと生きていけなくなるのです。それが資本主義社会の宿命。
「人は土から離れては生きていけない」
「腐海の毒に侵されても、腐海の毒と共に生きていかないといかない」
「汚れているのは土なんです。この者たちのせいではない」
ラピュタやナウシカの世界が何を伝えていたのか?
あったものを失うのは速いが、新たに生み出すのには時間がかかる
石油やエネルギーの話です。
土壌環境も腸内環境も同じかもしれない。
不必要なものが増えるのは速いが、それを減らすのは時間がかかる
脂肪やガンの話です。
「私達はみな、あまりに多くのものを失いました。でもすべては終わったのです。いまはすべてを始める時です」
『消費か循環か』
消費は消えて費やす直線的な作用で残りは使えないものになります。
循環は巡りゆく輪、環状でまた利用できます。
水、土、血、細胞、栄養素は巡り巡って循環しているのです。
森も広葉樹は落葉して腐敗して微生物が分解、根からまた吸収し、保水して循環します。
しかし、木材を増やすため日本は杉、松、ヒノキの針葉樹を植林して、循環が悪くなり、保水できなくなり、洪水が起こり、ダムを作るようになりました。
実際、木材は輸入が多くなり、放置され森が荒れたのです。そんな山の光景をトレランしていてよく見ます。
これは皮膚のアレルギーに似ています。
外部から科学的な人工的なモノの刺激(服、電磁波、化粧)があります。その結果、肌が乾燥し荒れるため、外からの保湿や薬を塗るのです。
結局、外からも内(腸、血)からも悪い循環なんですね。。
『人間も知識や経験の循環を』
僕が何故、学んだことをこうやって発信しているのか?
決して傲慢さとか自己顕示欲とかでも、上から目線や見下してるわけでもありません。
森の構造をご存知でしょうか?
背の高い木たちは上の方で太陽のエネルギーと光を存分に浴びて更に成長できます。
しかし、その下にいる植物たちはその恩恵を少ししか受けられません。
じゃあどうしているかというと、背の高い木たちは根幹を通じて根っこから土へと、背の低い植物たちへ養分を受け渡していることが分かりました!
そうなんです。世の中の循環のためには得た大切な本質も知識も循環させたい。そんな気持ちで僕は発信を続けています!
僕は「健康と運動」をテーマに、今まで得た知識や経験を、食やランやセミナーを通じて、その必要な人に伝えていくためのお店を作りたいのです☆
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