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ノーベル賞(医学)のオプジーボとがんの免疫を抑制するPD-1の阻害関係

2018年10月02日
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京都大学の本庶祐(ほんじょ たすく)特別教授が2018年10月1日にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。

受賞内容はガンの免疫を阻害するタンパク質であるPD-1を抑制する治療薬「オプジーボ」を開発した功績を讃えられました。

このPD-1とはどのような物質で、オプジーボはがんにとってどのような効果と作用が期待出来るのでしょうか。

 

◎ガンを直接攻撃するのではなく、免疫機能を高める

通常のガン治療は抗がん剤など、ガン細胞を直接攻撃する薬や、直接手を加える手術が主体です。

しかし、これは正常な細胞まで攻撃してしまい、この治療によって身体が余計にダメージを受けることが問題となっています。

 

そもそも、ガン細胞は殺すべき悪役ではなく、身体の環境が悪かったから産まれた身体の対応なんです。

参照:ガンとは何者なのか?癌の根本的な発生原因とその食生活の対策

 

今回の受賞した薬「オプジーボ」は、人の免疫力から逃れて生き延びるがん細胞の仕組みを阻害します。

免疫細胞の本来持つ攻撃力を高めてガンを治療していく今までとは異なる全く新しい観点のメカニズムを持った薬なんです。

 

これに対して、一部の医学会はそんなもの科学的でも医学的でもなんでもなくて医学会の恥だと非難する声が上がりましたが、言語道断。。。

本来、病気とは人間が環境の変化に対応して引き起こす反応であって、それに対して元来備わっている「免疫力」に頼ることが根本的な治療法なはずです。

 

◎免疫機能に働きかけるPD-1とは

このタイプの薬は「免疫チェックポイント阻害薬」と言われます。

通常、免疫細胞は正常な細胞まで攻撃してしまわないように、チェック機能が設けられています。

 

免疫機能が暴走してしまって、正常な細胞まで攻撃してしまう状態が、軽いものでは花粉症や肌のトラブルなどのアレルギー症状が起こる他、

免疫不全症候群と言われるAIDSという病気で知られています。

 

ガン細胞はこれを逆手にとって、「僕は正常な細胞ですよ~」(もともと正常な細胞なので)と免疫細胞に訴えかけて、免疫細胞からの攻撃を逃れるのです。

ですが、この免疫細胞の攻撃のブレーキ(チェックポイント)を阻害して攻撃OK!にして、ガン細胞に働きかけるようにする指令を出すのがこの薬であり、

この免疫細胞の表面に付いている、攻撃のブレーキをかける物質がPD-1と言うタンパク質なのです。

 

例えて言うならば、今までは何でもかんでも攻撃してしまう核兵器を投入していたところを、

異常を見つける自衛隊に見分ける力を付けるスカウター的なメガネを与えたようなイメージです。

 

 

◎がん治療としての第4の治療法

今までのガンの治療法と言えば、放射線、抗がん剤、外的手術の三大ガン治療法です。

これに加えて、ガンを直接攻撃しない新たな治療法としてこの手法が加わりそうです。

 

すでに、オプジーボは小野薬品工業が臨床試験を行い、すでに世界的に承認されている売られている治療薬です。

当初は皮膚ガンの対処治療薬であったが、臨床試験が拡大して肺ガンや胃ガンを初め、他のガンにも応用されてきているそうです。

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