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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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フォースタンス理論から考える筋肉の使い分けで身体の総合力で勝負する

2018年11月14日
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人間は重心の違いは、基本的に4つに分かれています。
 
前側の内側外側、後ろ側の内側外側。
 
ネットで調べたら有名なスポーツ選手の分類と、
自分の分類の仕方がありますので見てみてください。
 
 

◎フォースタンス理論のポジション

 
その軸によって適切な動き方があります。
 
例えば、野球で言うと、バッターでもピッチャーでも、前側に重心を取る人と、後ろでじっくり構える人がいます。
 
また、これまでの野球の指導法では、脇を閉めて打て!と言われてきたけど、実は開いたほうが打ちやすい人もいたりします。
 
格闘家(プロレス、ボクシング、柔道等)でも、それぞれに前傾姿勢の人もいれば、後傾姿勢の人もいます。
 
アウトボクサー、ファイトボクサーとかの違いですね。
 
 
それぞれ、自分に合った究極のポジションを見つけて、その立ち位置で勝負しているのです。
 
 

◎トレイルランニングのフォースタンス理論の利用

 
トレランの場合では、登りと下りの時に基本的なポジションがあります。
 
登りの場合は前側の内寄りで、母指球を重心の軸にして登っていきます。
 
下りは前側の外で、小指側を軸に、股関節を開いて下ります。
 
 
もちろん、短いレースですとこれだけを使い続けても持ちます。
 
爪先立ちで、ふくらはぎだけを使って走る人もいますよね。
 
 

◎フォースタンスの使い分け

 
でも、ロングレースなどの場合は、同じ筋肉ばかり使っているとつぶれてしまいます。
 
本気で1つの筋肉を極端に鍛えて耐えうる猛練習をしている人はそれだけで勝負出来ますが。
 
でも、そこまで鍛えてない人は1つの筋肉だけで勝負したらすぐに終わってしまいます。
 
だからこそ、この4スタンスの使い分けが大切なんです。
 
 
登りでも内側ばかり使わず、たまに外側や後ろ側に切り替えて筋肉を休ませます。
 
頑張って登り続けると、その一部に乳酸がたまって硬直してくることがあると思いますが、切り替えると思いのほか硬直が抜けます。
 
そして、かかと側から着いて、後ろのお尻や太もも裏の大きな筋肉を使って登る方法があります。
 
これはきつい登りとか階段とかに有効です。
 
 
緩やかな林道になった場合も、登りでは前側を多く使っていたから、今度は後ろ側を使って休めさすと効果的です。
 
トラック競技やマラソンの場合同じフォームで同じ筋肉を使ってハイスピードで押し切りますが、
 
トレランはいろんな地形があるので20キロ30キロまではそれで行けるかもしれません。
 
50キロとなるとやはり、ダメージが蓄積してきます。
 
 

◎トレランはゴールまでの総合力

 
だからこそ、身体の使うところの分散を重心を変えることで、最後まで持たせることが出来ます。
 

筋肉の総合力で勝負

 
トレランのレースは、単純な走力勝負ではなく、幅広い「総合力」を試されます。
 
最初のパートがいくら速くても、後半まで持たずにヘトヘトでゴールしては意味がありません。
 
 
最初は押さえながらも、後半までそれぞれの筋肉を使い分けて、最後まで力を計算して出し尽くす!

これこそが、トレランの総合力を使い切った最高の結果を出すことが出来るのです。

 
 
 
マラソンはエネルギーを一定に消費していき最後ギリギリまで粘る競技ですが、

トレランの場合はいかに省エネで、途中で回復もさせながら最後まで余力を考えながら行った方がいいです。

 
 
これから重心の使い分けを意識しながら走ってみてください。
 
そのためには、いつもの練習で筋肉の使い分けを意識することが大切です☆
※関連記事
 
 
 
筋肉疲労回復のエネルギーを効率よく取るなら

 

 

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