人工的な化学添加物がなぜ身体に良くないのか?
2021年06月18日◎他の微量ミネラルとくっついてしまうから
です。
微量ミネラルは身体の免疫や代謝、ホルモン作用を働かせるために必須の栄養素の元素です。
添加物をなるべく取らないように、と言いますが、まず現在の日本ではほとんどの作られた食品には入っていますので、不可能とも言えます。
そのためには、なるべく加工物を買わず、そのままの食材を買って調理するか、そういうお店をなるべく選ぶことが大切ですよね。なるべくです。
◎人工化学添加物が健康に良くない理由
今回は、なぜその人工添加物が良くないのか?
添加物も色々あって、全てが悪いわけではありません。
当然、天然と人工の添加物があります。塩ですら天然に近いものと、人工精製塩があるくらい。
何が違うかと言うと、化学的に作られてているか。
大事な点は「他のミネラルが含まれているか」
天然の塩は、海から採取するので、様々な海に溶け込んだミネラルが含まれています。
決して、塩分が高いと高血圧になるわけではありません。
血圧が上がる原因は、塩NaClに含まれる「Na+」ナトリウムイオンです。
精製の塩にはNaしか含まれていないので取り過ぎては、血液中の浸透圧が異常となるのです。
それよりも根本的な理由は、糖質過剰による血液壁の糖化で血管が細くなるから、血圧が上がるのです。
コレステロールも原因ではありません。
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◎天然のミネラルが大切な理由
ミネラルとは化学的にいうと、無機物(地球に存在する金属系元素)であり、有機(炭素を含んだ化合物)ではない化学物質。
化学物質にも当然、人工化学物質と天然化学物質があります。
化学物質がすべて悪いわけではありません。
水、つまりH2Oも化学物質です。
山から流れて出てきた天然水は多くのミネラルを含みます(軟水と香水はミネラル濃度の違い)
しかし、精製水や純粋はミネラルを含まないので身体には良くないです。
スーパーなどに売られているやつ。
◎人工化学添加物は微量ミネラルを奪う
そこで本題に戻りますが、添加物も自然の原理を利用した、みそとかしょうゆとか日本酒とかは良いですが、
醸造アルコールやグルタミン酸ナトリウム、リン酸カルシウムのような人工的に化学的合成された、人工化学添加物が身体に良くないと言われています。
醸造アルコールやグルタミン酸ナトリウム、リン酸カルシウムのような人工的に化学的合成された、人工化学添加物が身体に良くないと言われています。
何故かと言うと、人工的に作られた化学物質はすぐに分解されやすいからです。
分解するとイオン化して、~酸と金属元素がイオン化します。例えば、リン酸カルシウムは、PO4 3-とCa2+に分かれます。
特に、イオン化傾向から、K、Ca、Naはイオン化しやすい金属元素です。
カルシウムはランナーであれば、筋肉の伸縮に必要なイオンの一種(他はマグネシウム、カリウム等)ですが、余ったリン酸イオンは、元々のCa以外と結合しようとします。
それが、体内に吸収された他の微量ミネラルです。
最近、免疫の話でもよく出てくる、鉄、亜鉛、セレンなどです。
それはごく微量で、食品にも最近はただでさえ含有量が減っているのに、食品化学添加物のせいで、さらに取られてしまいます。
微量ミネラルは身体の機能システムに重要
そのため、身体の大切な機能である免疫システム、代謝システム、ホルモンシステム、各臓器の細胞成長などに必須の微量ミネラルが少なくなり、不調や病気になるのが現代の病気の根本メカニズムです。
糖質過剰の問題もありますが。
糖質も代謝にミネラルやビタミンを消費してしまいます。
◎まとめ
こういうわけで、ただ単に「食品添加物」が身体に良くない、という漠然なイメージだけではなく、正しく、化学的に論理的に悪いメカニズムを知れば、取ることをなるべく控えるでしょう。
「そんなん気にせんと、何でも好きなモノ食べてたらいいねん」
「添加物なんか避けてたら食べるものないやん」ではないのです。
自分の将来の大切な体のこと、考えましょう☆
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