種子法が日本のこれからの食文化を大きく変える可能性
2019年07月14日2018年6月頃、オウム真理教関係者の死刑執行が行われている裏で水道法改正が決まり、
4月にやたらとそこまでやるかっていうくらい国会やメディアで騒いでいた、
「森友学園、加計学園問題」の裏で決まったのがこの「主要農作物種子法」の廃止案。
主要作物とは米、麦、大豆ですが、日本の種子の安定生産、供給を目的に定められたものです。
これらの農作物は日本では主に各都道府県が品種を開発し、その種子を各農家に供給するように仕組み作られています。
このため、安定した農作物の生産、供給が可能となっていますが、
これが撤廃されると簡単に言うと自由化が起こります。
この自由化については賛否両論あり、これによって民間企業のサカタやタキイほか、一般農家の新規参入の壁が撤廃され、各地の独自の品種が生まれることも期待されます。
しかしながら、逆に今ではまだ少ない外資系の種子の参入も自由に日本に入ってきます。
国は電気やガスを筆頭に何にしても自由化や競争を求めようとします。
確かにこれまでの歴史、日本国と言うのは規制によって自分たちの国を守っていましたが、
それを撤廃することでガラパゴス現象から脱却してグローバル化によって成長してきました。
しかし、農作物においてはまた話は変わってきます。
糖質の話でもしましたが、国や企業は大量生産、大量販売出来る炭水化物(米、小麦)をいかに安く、安定してバラツキなく作ることを重要視していました。
それを安く大量に食えるからと消費者は飛びついていたのが現状です。
これはメーカーで働いてたら分かることでしょう。
結局、求められるのは「安定」「生産」[品質」「コスト」で「性能」「価値」を甘んじるのです。
こんな企業は最近色々出てきているように失敗し、
逆に「性能」「価値」をしっかりと重要視するところは成功します。
今の僕が働いている会社は後者だと実感しています。
同じように問題は食物の「品質」と「栄養素」です。
ただ、問題はこれまでの「品質」と言えば中身の栄養素ではなく、
「見た目」「バラツキがない」「取れ高」を重視していたため、
中身の栄養素度外視で品種改良しスーパーに並べられたのが今の農作物たちです。
そういった農作物は見た目はいいでしょうが、中身はすっからかんです。
農作物はビジネスのためものではなくて、生きるために必要なものなんです。
有機栽培、古来種、F1種、遺伝子組み換え作物、、、
いろんなものが今あふれかえっていますが、
自由化によってさらに複雑になることが予想されます。
こういう世の中の流れの中で、安いものを大量に食べていたからこそ生まれた生活習慣病と、様々な現代病。
何を食っているか分からんまま食っていたのがこれまでの現状。
身体は必ず食べたものが影響します。
糖化などの現象はすぐに身体に現れますが、
血管や細胞などの体内で起こっていることは蓄積で普段は健康と思っていても気づかずに、
重度な症状が出て初めて気づくのです。
だから、食べ物を選びましょう♪
買い物は投票です。
とにかく安いのがいいと消費者が選んできたからそういうものが世の中にあふれたのです。
多少高くなっても良いものを選ぶことで、それらが売れれば、必然的に消費量が増え価値が上がり安くなります。
需要と供給です。
自由化のこの世の中で大事なのはいいものを見極める正しい情報と選択ですね☆
スポンサーリンク
健康を気にしているなら、体内革命の超健康プロジェクトは無料で登録
▶