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全国コンビニのチェーン展開の歴史と統合を紹介

2023年03月18日
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『コンビニの歴史』

現在コンビニ大手3社「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」となっていますが、続いて、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラとあり、その他は小店舗が残っています。

このコンビニシェア数になるまでは、過去に行くとの数ある歴史が存在します。

 

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最初に商店や市場、スーパーとは異なる、小型総合卸売店としてのコンビニエンスストアとして誕生したのは、1927年にテキサス州の氷販売店「サウスランド・アイス社」
その後、1939年にはオハイオ州で牛乳販売業を営んでいたジェームズ・J・ローソンが、「ローソンミルク社」を設立し、牛乳のほかに日用品なども販売する小型店「ローソン」をアメリカ合衆国北東部にチェーン展開。
実はローソンは、日本誕生ではなく、選考はアメリカなのです。

日本でのコンビニの定義は、「セルフ方式」で、取扱商品として「飲食料品を扱っていること」、売り場面積は「30平方メートル以上250平方メートル未満」、営業時間は1日に「14時間以上」

現在の国内主要コンビニ7社の2022年のコンビニ数は57000店舗。
セブンイレブン21000、ファミリーマート16000、ローソン13000、ミニストップ1900
(大手3チェーンでシャエ90%)
都心部にも国道沿いにもコンビニは多いイメージがありますが、神社の数は8万。 寺院は7万。 両者合わせると15万以上もあります。
ちなみに他にも街に数が多いとされるゆうちょ銀行と整骨院も同じく5万店舗以上あります。です。

全店売上高は、11兆円、来店客数は157億人、平均客単価は700円となっています。

それでは、日本でコンビニとして最初に誕生したのはどこでしょう?
それはセブンイレブンでもローソンでもありません。

愛知県の山泉商会(現・イズミック)が『ココストア』の1号店を愛知県春日井市に開店。
これを現代のコンビニの形態として初としているところが多いです。

ただ、当時は形態の定義があいまいだったため、それより前にコンビニの前身は存在していました。
それが、1962年に岐阜県多治見市の国鉄多治見駅に鉄道弘済会による小売店を開店。
続いて、1969年に大阪府豊中市にマイショップの1号店が試験的に開店。

その後、現在の大手としては、
1971年に北海道札幌市の丸ヨ西尾がセイコーマート1号店を札幌市北区に開店した。
1973年にファミリーマートが実験第1号店を埼玉県狭山市に開店。
1974年にセブン-イレブンの1号店が東京都江東区に開店。
1975年にローソンの1号店が大阪府豊中市に開店。

1976年にはついに、セブンイレブンが150店舗を越え日本店舗数1位となり、それ以降現在までずっと1位が続いています。

1980年代に入ると、サンチェーン、ホットスパー、サンエブリー等の今はほとんどの人が知らないコンビニもありました。
そして、山崎パンがデイリーヤマザキを展開して全国店舗数2位に。今も残っています。

また、1980年代後半になってくると、サークルKやサンクス、ミニストップ、am.pmなどの中規模コンビニも人気に。
1990年代になると、ここで現在の大手3社がシェア上位を占める状態となり現在まで続いています。

そして、1990年代以降から統合合戦が繰り広げられていきます。
細かいのはおいといて、まずは、ローソンがサンチェンを、デイリーヤマザキがサンエブリーと統合。
2000年代に入ると、4位5位のサンクスとサークルKが統合しシャア4位に。
ローソンがショップ99をローソンストア100に。ポプラと業務提携、生活彩家を一部ローソンに展開。
ファミリーマートがam.pm、ココストア、サークルKサンクスを買収。ローソンを抜きシェア2位になりセブンイレブンを猛追。

王者セブンイレブンはセブン&アイホールディングの一連グループ会社として、様々な業務展開をしているのが強みで、トップをひた走っています。
グループはイトーヨーカ堂、セブン銀行、そごう、西武、タワーレコード、天満屋、ニッセン、チケットぴあ、Francfranc、ロフト、ヨーク、赤ちゃん本舗など。

そして、2019年についに、沖縄県にチェーン店を新設し、全国47都道府県すべてに存在する形となりました。
また、JRの駅店舗として存在していた「キヨスク」「ハートイン」をセブンイレブンとして再編したことも大きいです。

一方、ローソンは三菱商事、ファミリーマートは伊藤忠商事と取引関係にあり、ローソンが阪急阪神鉄道の駅コンビニであるアズナスをローソンとして再編したことでファミリー的に再び近づきました。

しかし、現在はコロナ禍によってコンビニ需要も以前ほどなくなり、すでに飽和状態にあるため、2019年をピークにやや微減している状態です。
とは言っても、酒やたばこの自由化から始まり、印刷、郵便、ATM、料金代行、チケット、揚げ物、肉まん、おでん、キャッシュレス化、などなど、もはや生活に欠かせないまさに便利な存在としてあります。
果たしてこれからの人口減少、物価高の時代をどう戦い生き残っていくのか注目ですね。

 

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