ゴールデンウイーク明けからの新たな感染症対策の考察、戦略提案
2020年04月27日新型コロナウイルス感染症の対策として、世界中でもロックダウン、ステイホーム、自粛対策となり、日本では「緊急事態宣言」が全国都道府県に出て対策をしています。
「新型コロナウイルス」は、今まで昔からあった「コロナウイルス」の「2019年型」で感染力は強いですが、原因不明、正体不明の殺人ウイルスってわけでもなく、一種の風邪ウイルスであることには変わりはありません。
それでは、いったいこの現状はどうなっているのかの把握と、日本はこの緊急事態宣言と自粛の対策から、ゴールデンウイーク明けにはどのような対策を取って行けばいいのでしょうか?
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◎ロックダウン(緊急事態宣言)の背景は経済破綻隠し
世界中のロックダウンや緊急事態宣言、そして、株価や石油価格の暴落からの回復、ドル関係の為替価格の増減。これにはとても違和感があります。
背景に何か大きな力が働いているようにも思えます。
例えばの話ですが、最近の現状では世界的にも経済情勢の発展には限界があり、破綻寸前の国も多かったです。
そこで、この新型コロナウイルスの状況に合わせて、ロックダウンや緊急事態宣言を発令したことで、全世界的に経済が落ち込んだように見えます。
しかし、経済破綻をカモフラージュしているだけで、一旦ある程度、底まで落としてまた回復させるだけで、新たな経済ビジネス、利権獲得を狙っているのではないかと。
あくまでも、マクロ経済的な例えの考えです。
実際株や通貨は巨大な組織や投資家が殆どを握っていて、この騒動の時に一気に売って利益獲得。
すると、株価は暴落し、それに続いて、一般の人も売らざるを得ない状況(ロスカット(自動も含む))になり、さらに暴落。
ドル円、ドルユーロの動きも同じことが言えます。
そして、底まで下がったところで新たに買えば、当然上がります。
そして、経済を回復させればまたあとは上昇トレンドとなります。
この背景は、僕たち一般市民には到底見えないところだし、見えない力が働いてコントロールできるものではないのです。
コントロールできないことはコントロールしようとせず、
コントロールできることだけをコントロールする。
◎自粛モードから次の展開へ
日本の首相や厚生労働省は色んなしがらみの板挟みの状況で、考えられる政策を何とか出している印象です。
文句ばっかり言っている人も多いですが、その背景には到底、僕たちには分からないことが起きているのでしょう。
ゴールデンウイークまでの緊急事態宣言の予定ですが、これを続けるか解除するかはこの1週間の結果による判断が問われています。
4月に入って、陽性判定者の減少の傾向は見えていますが、陽性率と死亡数の低下はまだ見えてきません。
感染が少なくなったからと言って、緊急事態宣言が解除されたら、人々は自粛の我慢から一斉にまた動き出して、二次感染拡大につながることでしょう。
僕の師匠(勝手に思っている)が、戦争の戦略に例えて、ある提案をしていたので、少しだけ引用して記載します。
☆これはウイルスとの戦争。であれば戦争の勝ち方をシンプルに考えてみました。
戦況:
戦いを避ける籠城作戦。しかし相手の攻勢は衰えず、長引けば兵糧が尽きて全員討ち死にも💦(経済破綻)
戦力分析:
正面衝突で10戦6勝(発症せず)3分け(軽症+重症快復)1敗(死者)と圧倒的に有利勝利のための戦法:
1.健康で基礎疾患のない60歳未満は前線に出てウイルスを撃退する。健康診断(自己申告)による徴兵制、60歳以上は志願者のみ。兵士は普段通り生活して免疫を獲得。戦争なので当然死者も出るが少ない。軍隊なのでルールに基づいて行動。兵士以外の人との接触は禁止。ルール違反は独房送り。2.高齢者と病気・病気予備軍の人は安全地帯に疎開(戦争が終わるまで自宅隔離。中国のように散歩も買い物も制限)
健康な人だけが戦うので重症者少なく医療崩壊も防げ、経済破綻も避けられ、短期でウイルス撃退!
以上
少し極端なたとえ話ですが、
ここで、正確に日本の数字を言うと、
0歳~40代(50歳以下)に限っては、陽性数7000人弱に対して、死亡者数は7人
陽性になった場合の死亡率は0.1%(千人に一人)
※厚生労働省2020年4月26日データ
テレビで、感染者(実際にはCPR検査陽性者)や死亡数、有名人の死者の報道を強く印象付けていますが、実際に若者の死者は「7人」です。
ハッ!と思った方は、テレビに操作され、騙されています。
「高齢者や疾患者に感染させないようにする」
「医療崩壊を防ぐために行動する」
これは当然のことで、日本はなんとか対策することで、世界各国と比較するとある程度に抑えられた印象はあります。
特に日本の報道は特異的な現象、症状をピックアップして取り上げるのでそういう印象操作があります。
インフルエンザでも自宅療養でなくなるし、風邪をこじらせたら嗅覚味覚障害になるし、辛い後遺症残るし、肺炎で亡くなることも稀ではないです。
◎スウェーデンの強制力無しの対策
ここで、各国の対策やその効果が出始めてきて話題になっています。
韓国や、香港、台湾、そして、ドイツや特にスウェーデンなのです。
以下、スウェーデンの対策とその効果の引用まとめです。
◎スウェーデン政府は、エビデンスベースで他国の施策を調査したが、エビデンスのかけらも見つけられなかった。学校の閉鎖も、ソーシャル・ディスタンシングも何も科学的根拠は見つからなかった。従って、ロックダウンをやらない理由はエビデンスがないから。やっている国は単なる憶測。
◎正しい施策は、「高齢者とリスク度が高い人を守ること」 これによって自然に集団免疫が形成されるが、それ(集団免疫)自体は副産物であって目的ではない。
◎スウェーデンは、医療のキャパを3倍にして準備した。レストランは営業しているが、立ち飲みは禁止、テーブルに座って料理したもの(取り分けず)食べる。テーブルは1.5mぐらい隣と空けるなどし、地域の保健局がレストランをチェックしている。(70歳以上の人の外出自粛など様々な対策をしている)
◎スウェーデンの老人ホームは規模が大きため、感染者が出ると拡大するためそこが課題。
◎ウイルスを完全にコントロールすることは不可能である。ロックダウンは感染爆発を防ぐことはできるが、そのかわり終息を遅らせる。資本主義社会の国を6か月、1年と封鎖し続けることは難しいだろう。
以上
◎免疫システムの獲得と抗体を付ける集団免疫対策
最終的にはこれが大きいんじゃないでしょうか。
正直、インフルエンザの方が感染者も死亡者も新型コロナよりも多いことは前から言われていることですが、今のインフルエンザも数年前に大流行した「新型インフルエンザ」の生き残りです。
だからと言って、緊急事態宣言出すわけでもなく、今までそれありきでした。
新型コロナウイルスも今後も生き残って変異を繰り返しながら、人間に感染しながら生き残るのでしょう。
「新型コロナ」も、もうその方向性に向かっていく必要があるのだと思います。
ウイルスも生存のため進化している。
新たなウイルスの型に対して、最初は免疫システムが働きにくいため、ウイルスとの体内での戦いは苦労し長引きます。
今まで新型に対する抗体がないのに、いきなり大量のウイルスに侵入されると重症化しやすく危険です。
しかし、徐々にウイルスに触れ、次第に免疫システムが働き体内に抗体ができると、重症化が免れる身体になってきます。
これが「免疫力」であり、「抗体の獲得」です。
例えば、インフルエンザに対して、予防接種(ワクチン)をしますが、あれは不活性化したインフルエンザウイルスを体内に入れて、多少戦わせることで免疫システムを作り、ある程度の抗体ができます。
だから、インフルエンザに完全にならないわけでもないけど、重症化は防げるわけです。
逆に言うと、ビクビクして自粛し過ぎて、全くウイルスに触れない生活をしていれば、いざ初めて触れた時に本当に怖いです。
そういう意味では、潔癖すぎたり、消毒、抗菌、殺菌し過ぎて、自然や人込みを避け過ぎた生活をしている人ほど、菌やウイルス、微生物に触れないので、抗体は殆どできない身体になってしまっています。
つまり、頑張って盾を構えて必死に防御しているだけで、カラダは弱弱しい。
こういう人ほど、いざ菌やウイルスに触れたらまずいです。
不摂生な生活をしていても、風邪とか病気にならない人は、小さい時から厳しい環境に触れて、強い免疫や抗体ができているのでしょう。
「集団免疫」とは、感染のリレーを集団で防ぐ。
抗体がある人がウイルスに触れても体の免疫で増殖せず、感染はしません
(検査を受ければ陽性になるかも?)
これが、感染しても(陽性判定受けても)無症状の人が多い理由だと推測します。
そして、「自分が感染源と思って行動する」の理由かと思いますが。
恐らく、抗体がある程度できた人は、強い感染源とはならないはずです。
◎最終的な感染収束のために
以上のことから、全国民に完全自粛、都市封鎖、ロックダウンは長い長い冷戦になることは分かるでしょう。
だから、日本でもゴールデンウイークまでの緊急事態宣言が解除されたら、新たな対応に進むべきだと僕は思います。
今までの対策や緊急事態宣言は意味がなかったわけではない。
当然、感染症に対する全国民の意識付けの効果は絶大です。
(少し、メディアは恐怖を煽り過ぎましたが)
緊急事態宣言はゴールデンウィークに解除して、向かうべき新たな考えをまとめてみました。
・完全な全国民の自粛やステイホームの同調圧力は緩める
(ただし、高齢者や疾患者に対する意識は今まで同様)
・店舗やイベントなどは次第に再開して通常営業に戻す
(ただし、三密や衛生面ではこれまでの経験から注意、対策を図る)
・個人レベルでの衛生管理や健康意識を向上させる
・体調に気を配り、崩したら対策をする、無理せず休む
(それに対して許容する組織と社会が最も大切)
・若い免疫のある人はむやみに病院に行かないで、自分でしっかり治す
・働き方改革、効率化を継続する(テレワーク、時差、福利厚生)
・許容、容認する広い心を持つ
(電車遅延、納期遅延、顧客対応、全てのサービスはお互いを許すことから始まる)・無駄遣いしない(医療や役所やみんなの資源を大切に)
・全国民に給付金を配布後、その回収は本年度増収した層から追加増税回収する
(減収した層の補助、そして単純な全国民の増税(消費税等)で対処しない)
以上、今から考えるべき、目指すべき大切な方向性だと思います。
全員の意識が変われば、日本も大きくシフトして変わるはず。
2020年は元々大きな変革の年になると言われていました。
今こそ、木を見て森を見ずではなく、俯瞰的に先を見て、新たな住みやすい日本をみんなで作りましょう!!
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