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鉄平塾~トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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マラソンと人生の生き方や仕事の進め方は似ている

2019年11月22日
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マラソンは実際は一人で走るものです。

でも、それまでの過程やレース中でもいろんな人に関わって、応援してもらって走るので本当は一人ではないですよね。

マラソンにおける過程や、レースでの行動などは、結構人生における生き方や仕事の進め方に似ていると思います。

それを今回紹介したいと思います。

 

◎周りのペースに自分のペースを見失う

当たり前ですけどマラソン大会って色んな走力の人が出ているので、自分の実力や立ち位置を間違ったり勘違いするとえらい目に合います。

同じコースを同じ時間に走るので、並ぶとペースの差は1キロ5秒でも変わってきます。

それを周りの流れがあるからと無理に合わせようとすると、自分の実力のペースよりオーバーペースなんで息が上がってきつくなります。

「少しでも離れたくない」「周りから見て遅いと思われたくない」と最初は無理して頑張るものですが、力尽きてしまいます。

 

これは僕が、大学の時に入学受験をせずに指定校推薦でレベルの高い大学に入った時に物凄く感じましたね。

逆に高校受験は1つランクを落とした公立に入ったので、高校では成績は上位クラスで苦労はしませんでしたが、上位クラス位置にいると周りがレベルが高くので勉強は高校の時にかなり頑張ってしました。

学生の成績と言うのは自分の近い周りの成績の中間になる、と言うのがあります。年収も似たようなことが起こります。

 

それは走力も同じで、マラソンタイムは自分の周りのランナーの平均のタイムが自分のタイムになったりします。

それは周りに影響され、そこに入りたいからで、さらに自分がタイムが上がればまた自分よりタイムが速い人と知り合うようになってくるものです。

 

そうやって周りの環境に影響されやすいのですね、マラソンも勉強も、人生も。

だから、周りの人たちを見るのもいいけど、しっかり自分の実力を見つめ直して、「自分の目標に則したマイペース」を貫くことが大切です。

あるいは、そのマイペースを作って一緒に走ってくれる仲間を作れることも有り難いですよね。

 

◎自分との闘いであって、目の前にいる人との戦いではない

前に知った人やライバル、知らなくても気になった人がいると、抜いて前に出たくなるのも人間。

マラソンはトップ選手でもない限り、市民ランナーなら自分との闘いですよね。

確かに同じ境遇の走力が近いライバルがレース中に見えたりもします。

 

それでもやっぱり、自分の決めた目標を達成することが最大限の目的なはず。

「あいつを抜いてやる!」って意気込みだとそこに焦点が絞られ過ぎて、全体が見えなくなります。

人との競争だけがモチベーションで進んでいると、抜けないと辛いだけだで、抜いたらそれで目標を見失うってしまいます。
長期的にはいいこと無いんですよね。

周りにはたくさんの同時に走っている人たちがいますが、それにはあまり影響されず、マイペースを貫ける人は長く強いですね。

 

◎想定していなかったことが起こった時の対処法

これが、初心者においても、経験者においても最も差が出るところです。

マラソンで長距離を走るんだから色んなことが起こります、ただでは終わるはずもありません。

足が痛くなる、呼吸が苦しくなる、モチベーションが続かなくなる、などは事前に考えていた想定範囲のことはあるでしょう。

思わぬところが攣りかける、ジェルを一個落としてしまう、ぺーサーが思ったより速い。

などの予想外のトラブルが起こってしまうこともよくあることです。

 

 

そこまでの範囲を少しでも事前に考えたか、あるいは突然の出来事にレース中に対処できるかで、挽回のチャンスが得られる場合もあります。

あらゆることを想定した、とっさのトラブルへの対応力というのが経験でもえられることで、長く続けていくためには大切になってきます。

一度冷静になって、「こういう時はどうすればいいだろう?」と進みながらも考えて対処する案を引っ張り出してくることが必要です。

 

◎孤独に走るより一緒の目標を持った人と走ることが継続できる

走り始めた時は何かのキッカケがあって、まずは一人で走りだした人も多いでしょう

でも一人で走っていると、走ることにも考える事にも限界がすぐにやってきます。

そして、最も1人で走ることでは欠けてしまうものがあります。

それが、「モチベーション」ですね。

 

1人で走り続けることは、一緒に辛さや楽しさを共有することができません。

心が折れて、挫折したら、励ましてくれる人も近くにいません。
それで自分にはもう無理だと辞めてしまう人も多いでしょう。

 

レースでも一人だと、心が折れた時にゴールまでずっと一人で後はもう落ちるのみです。

しかし、一緒に走る仲間や応援してくれる人がいたらそれを力に変えることができます。それがモチベーションです。

折り返しのすれ違いで声を掛け合ったり笑顔になったり、沿道で応援してくれる仲間にアドバイスや差し入れを貰ったり。

そうすると自然と元気が出て、ゴールまで何とか頑張れるような気がするものです。

◎孤独で頑張る強さを持った人は根本がしっかりしている

挫折を味わっても一人でも立ち直し復活した人は強いです!

メンタルの強さ、心が折れない強さ、心が折れてもそれを持ち直せる強さ。そういうのも大切です。

常に人と仲間と走っていては慣れ合いが出てしまい自分に甘くなります。
一人では走れなくなります。

本当の強さとは、一人の時にとことん磨くものですね。

 

◎自分が走るために見えないとこで支えてくれる人

まずは当たり前ですが、自分が走る大会を支えてくれている人。

マラソン大会を開催するにあたって、受け付け、大会やコース思案、交通整理、給水所、救護スタッフ、などその人たちがいなければ自分はレースを走れないわけです。

これが一人では走れない、一人で走っているのではないもう一つの理由です。

 

そして他にも、自分とは関係ない人でも沢山の人が応援してくれたり、道路閉鎖を許容してくれた住民や、スポンサーや運営に協力してくれた人。

他にも見てないところで実は陰ながらサポートや応援してくれていた仲間や家族など。

 

実際に応援してくれる人がいることは本当に心強いのです。

以上のように上記に書いたことは、マラソンだけではなく人生における生き方や仕事やビジネスを進めるうえでもすべて共通して言えることですね。

 

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