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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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ラグビーとフットボール(サッカー)の歴史的成り立ちとルールの違い

2019年10月23日
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2018年のブラジルサッカーワールドカップ
続いて、2019年の日本ラグビーワールドカップ

そして、2022年のカタールサッカーワールドカップ!
惜しくもベスト8ならずでしたが、とても刺激を受けましたよね☆
※2023年12月更新

そしていよいよ今年2022年の9月8日からフランスでラグビーのワールドカップが開催されます!

この世界でも大きな大会もある2つのスポーツの違いとは何か?
その起源や分岐点について書きました。

2022年のカタールと2023年のフランスでは、サッカーとラグビーはどのような盛り上がりを見せるでしょうか?

 

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最近、団体球技のワールドカップが連続して行われ、世界的な注目を浴びました。

次回はアジアで2022年カタール開催です☆

 

◎サッカーは今でも昔からも大人気スポーツ

サッカーは日本でも競技人口が多く、子どもの頃に男の子なら誰もが一度は行ったことがある人気のスポーツです。

それに、日本にJリーグと言うプロリーグができて、ワールドカップも6回連続出場しているので、ルールも楽しみ方も知っている人が多いでしょう。

 

一方、ラグビーは一部の地域や学校くらいしかクラブが無く、トップリーグも社会人リーグでプロ化されていません。

前回の南アフリカに勝ったこと(五郎丸ポーズ)で初めて知って、今回の日本開催で初めてちゃんと見た人も日本人では多かったのだと思います。

僕は小学校の時にサッカーのクラブに入っていて、神戸製鋼が近い地域だからなのか、中学の時に学校や地域の活動などでラグビーをやったことがあります。

そういえば、漫画やゲームでサッカーは数多くあるのに対し、ラグビーはほとんど知りません。

 

そのサッカーとラグビーはイギリスのイングランドで生まれ、元は同じ起源の球技だったようです。

2つの球技が生まれた起源と、分かれた経緯はどのような歴史があったのでしょうか?

 

◎サッカーの定義

サッカー(soccer)は英語であり、本来は英国(イングランド)語のフットボール(Footboll)が世界的に使われている。

soccerの語源は、「Association Football(協会式フットボール)」が転じて、語尾に「-er」を付けて呼ばれるようになりました。
ラグビーをやる人は「ラガー (rugger) マン」とも呼ばれる。

 

サッカーはアメリカで、アメリカンフットボールと区別するために呼ばれることから始まっています。

だから、アメリカや日本以外の国では、通常フットボールと呼ばれることが多い。

国際サッカー連盟(FIFA)はフランス語で、「Fédération Internationale de Football Association」(連盟-国際-フットボール-協会式)の略であります。

中国語では「足球」、日本語では「蹴球」、とも表記され、もともとはFootballということから、当然足で行う球技で、「手でボールを触ってはいけない」のが最大の特徴となっています。

 

サッカーの基本的な国際大会のルールとしては以下の通りとなっています。

・ボールは球形(68~70 cm)

・ボールに手を触れてはいけない

ボールを持つ人に手を使ってはいけない

・選手は11人(1人がゴールキーパー)

オフサイドが適用される場合以外は前へのパスは可能

・試合時間は前後半45分

・アディショナルタイムを含む審判の時計でゲームセット

1ゴール1点

 

◎ラグビーの定義

ラグビー(Rugby)の名称は、1823年にイングランドの上流階級の私立学校であるラグビー校で発祥となったことから名付けられている。

正式名称は、ラグビーユニオン(Rugby union)

その生徒であるウェブ・エリスが、フットボールの試合中にボールを抱えて相手ゴールに向かって走り出したことが始まりであるという伝説があります。
ワールドカップの栄光はウェブエリスカップと呼ばれています☆

 

ラグビーの基本的な国際大会のルールとしては以下の通りとなっています。

・ボールは楕円形(横辺は28-30 cm、縦の外周は74-77 cm、横の外周は58-62 cm)

・ボールに手を触れてよい

ボールを持つ人に手を使ってよい

・選手は15人

・ボールより前でプレーに絡んではいけない(ボールが一番先頭)

・試合時間は前後半40分

・試合終了は、ロスタイムは止めて後半40分経過後にプレーが止まるとゲームセット

・トライが5点、ペナルティーゴールおよびドロップゴールが3点、コンバージョンによるゴールが2点

 

世界的にも試合終了は正式には、「フルタイム」(ゲームセット)と言われるが、「ノーサイド」と呼んでいるのは日本ぐらいであります。

「ノーサイドの精神」という根本的なモノはラグビーのスポーツに根付いていますが、それをあえて言うのは日本独自の表現みたいですね。

 

◎サッカーとラグビーの起源

歴史は長く、紀元前から丸い玉を蹴る遊びを起点に始まっているが、南米で天然ゴムの玉を蹴る競技としてが起源とされている。

ヨーロッパでもギリシャやローマで、脚でボールを蹴る遊びがあったとされている。

他にはイタリアの「カルチョ」中国の「蹴鞠(しゅうきく)」、日本の「蹴鞠(けまり)」が歴史的に残っています。

 

1300年代ごろに、イングランドで行われていたが、当時はルール無用の下流階級の民衆が行う野蛮な競技だった。

それに反してある程度のルールを設けた上流階級の学校で盛んに行われ始め、1846年ケンブリッジ大学でルールが統一されることでフットボールの起源となりました。

しかし、基本は手お使ってはいけないルールがあったが、ラグビー校の手を使っていいとするルールも存在し、これが1863年に分裂し、サッカーとラグビーが誕生したのです。

 

その後、ラグビーは一部の上流組織でのみで行なわれていたので「紳士のスポーツ」とも言われ、
その後、英国の植民地として、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカでも盛んに行なわれてきた歴史があります。

サッカーは各国、南米などの貧しい地域でも行われており、世界的に広がっていました。

◎ルールの変革

ラグビーとフットボール(サッカー)の大きなルールの違いは、手の使用とオフサイドとなっています。

サッカーも当時は手を使って受け取っても良かったが、手はゴールキーパー以外完全に禁止されます。

 

そして、ボールより前にいる選手は全てオフサイドであって、前へのパスが制限されていたが、ゴールキーパー以外の相手の選手がいれば前へのパスは可能になりました。

この2つが試合展開の違いを大きく変えることになりました。

 

その後は、何度も細かいルールがお互いに改正されてきて、今のスタイルになったのですね。

どちらも相手の陣地にボールを運ぶと言う点では同じで、その過程が異なる面白いスポーツだと思います。

 

日本で行われたラグビーの講評も書いてます

ラグビーワールドカップ日本代表の講評(決勝トーナメント進出)
ラグビーの組織プレーから学べる組織での在り方

 

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