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【鉄平塾】トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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アクトレップ主催 世界ジオパークトレイルランin神鍋で42キロ楽しみ2位

2020年08月24日
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この2020年の時期に開催された、数少ない大会。

※2022年8月更新

 

今年は2022/8/21(日曜)に開催されました。

色々対策もして走れることに感謝をしながら、その魅力を伝えるため楽しんできました♪

 

8月に行われる(以前は7月だった)大会としては異例の暑さの中、開催される真夏のトレラン大会

HP:世界ジオパークbyアクトレップ

僕は子どものころから、夏は避暑地に冬は雪山に毎年2回くらい行っており、馴染みのある場所です☆

そこで走れることを楽しみに、一杯写真を撮りながら走ってきました♪

 

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◎スタートから第一エイドはかなり走れる区間

42キロと10キロスタートは、今や神鍋のメインスポット『但馬ドーム』前の芝生グラウンド

(60キロの部は植村直己記念館前スタート)

 

朝9時、8月23日(日曜)、気温が急上昇するさなか、開会式が行われ約100人の選手が集まりました。

最も早い史上最速の梅雨明けになった2022年の夏ですが、これからの酷暑が心配です。

40度になる日もあるかも?

スポーツマスクを何人かしている選手たちの前で、大会委員長は「この暑い中で屋外で走るため、マスクを付けて走る必要はありません」とハッキリと公言していました。

 

ドーム前には子どもの広大な遊具施設があり、2人の息子娘も待っている間でも楽しめました♪

スタートはウェーブスタートではなく、ある程度間隔をあけるくらい。2列目くらいに位置してのんびりスタート?

かと思いきや、グラウンド外周りを周回する中、かなりペースが上がります!

特に先頭2人の若い選手(1人はYoutuberゆとりーさん)がめっちゃ飛ばして、キロ3分代で行く!

あれは実力違いで潰れて落ちてこない限り絶対勝てない。

僕は少し早いと思って抑え目で、3位の赤い選手を見るように最初の1キロは不整地ながら4:22

 

その後、ドーム横の自然なトレイルを駆け下ります♪

こんなトレイルがあるなんて、これまでは全然知らなかったから良かったです♪

 

この辺りで、白い背の高い選手に抜かれ5位。

ドーム裏に回って、芝生区間を抜けて一旦道路を渡り、

別荘地のロードを降りていくと畑地区から小さな橋を渡ってガレ場の沢沿いトレイルを走ります。

 

それを抜けると八反の滝があって癒されます。

そのあとは別荘地に出るまで階段が続いて

 

黒いシャツと黒のサロモンザックの人に抜かされ、そのあとも数人に抜かれて8位くらいに落ちます。前半はかなりのハイペース。

焦らず前半は心拍を上げ過ぎないペースで抑えめで進んで後半みんな落ちてくるからとのんびり行きます♫

 

昔よく行っていた別荘地がある集落を走っていきます。

 

そのあとは昔遊んでいた川沿いの方面へ抜けて、

あとは永遠と田んぼの間の舗装路を走りますが、影が全くなくカンカン照りで気温が急上昇してきます。。。めっちゃ暑い

 

それを走り終えて万場スキー場入り口に第一エイドがありました。

 

最初は滝からの階段以外はほぼ走れる区間で速い流れでした。

このコース設計はまるで「自力のジェットコースター」

最初は助走区間があり、その後は一気に最高地点まで自分で登り切り、あとは最高高度から大きな下りとたまに登りでまた下りを繰り返すジェットコースター!


STRAVA測定

 

◎蘇武岳までは道悪、難ルート

ここからは最初に最大の大ボスが待ち受ける難ルートです!
荒れ地、道迷い、予想以上にハードでした!!

最初は昔よく滑っていた、万場のスキー場ゲレンデを登っていきます。ギリギリ走れる斜度、周りもずっと走っている、とにかく暑くて汗吹き出しまくる。

 

それを抜けると登山道が始まり林道が続きます。

林道の途中で、明らかに林道の方向とは垂直に左横に示す矢印。

林道を真っ直ぐ走っていく選手と、矢印で止まる選手に分かれる。これがこのレースの分岐点でした。

 

地図を確認すると、確かに沢沿いのトレイルに出るまで少し急登がある。

しかし、かなり荒れていて整備されてなく、薮漕ぎ気味で急登を抜ける(途中何度かロス)

不安そうな選手が何人かいたけど、走れるとこは走って離していく。

するとまた耐え難い沢沿いの急登を登っていく(手を付かないと登れない角度)


※写真では伝わらない角度感

 

地図を見るとルートが何本かあります。


YAMAPみんなの軌跡

 

難ポイントだった蘇武岳の登り

しかし、最初の分岐の矢印からそれ以降は何もありません(ほぼ分岐の矢印のみで、ヒラヒラテープは無し)

たまに登山道赤テープと蘇武岳の小さな標識はあり、地図上でもルートがあることを確認しながら確実に進んでいく。

あとから確認すると大会のルートは沢渡りからの分岐で尾根沿いを登ってる。そんな標識は確実になかった。

一人ハイカーさんが上から降りてきて、登っていった人いますか?と聞くと、2人だけ行きましたよ。と。2人だけ?圧倒的速かった2人か。あとは別のルートに行ってしまったのか?

※アクトレップルート地図

ひたすら急登を登って行くと林道に出てきてようやく矢印があって尾根沿いを今度は登って行きます。

何度か、かなりの急登階段をロープを使って登って行きます。

それを超えるとようやく走りやすい尾根沿いのトレイルになってきました。

途中の分岐から合流してくる選手がいてかなりゼェハァしてました。この選手は黒のシャツと黒のサロモンザックの前半に抜かれた4位くらいの選手。軽くパスして蘇武岳へ!

ここまでの10キロがかなりロスや苦労して1時間半も掛かった。

最後の蘇武岳への登りで一気に駆け上がり、山頂へ☆

山頂から降りるとスタッフとお友達ランナーが♫

さらに前半で抜かされたはずの3〜7位あたりの選手が次々とやって来ました。

第二エイドについてやっとの補給と水かぶりができてしばし休息。順位をスタッフに確認すると3位だと。みんなルート間違いでいつの間にか僕の方が浮上してたという。

 

◎ひたすらロードと林道の下り

エイドを離れると4位以下の集団がエイドに雪崩れ込んできました。3位にいた赤い選手も。

予想外のこれからは追われて逃げる立場。うまく行けば3位を死守できる!

最初は少し上りのロードで、このコース設計はまるで「自力のジェットコースター」

最初は助走区間があり、その後は一気に最高地点まで自分で登り切り、あとは最高高度から大きな下りとたまに登りでまた下りを繰り返すジェットコースター!

あとはひたすらロードの下りで永遠と9キロ走り続けます。

途中で奥神鍋のスキー場を横切ります。ここで4位にいた白い背の高い選手と女性の背の高い選手に追い付かれてきました。

 

ウルトラ女王の太田さんと並んで競う

この女性はウルトラの女王(100キロ7時間代、マラソンサブエガ(2:50切り))の太田選手でした☆

途中でInstagramのフォロワーさんが施設エイドしていて、濡れタオルがあって灼熱のロードの癒しになりました。

ロードが終わり不正地な林道を今度は下って行くと、後ろの2人に背中に付かれました。抜かさない、ペースを揺さぶっても前に出ない、完全にペーサーにされてる。

僕はいつも先頭を走ることが多いので慣れているからいつもの感覚で気にせず。

でも、これはレース。揺さぶりを掛けてみる。

途中で林道を登る車が。後ろに合図するように手招きして左端によるようにペースを落とす。

車が僕の横を通過した瞬間にペースを上げて3分代で下りを飛ばす!一気に離す!

その後にエイドがあることが分かってたので、すべての準備をしてサッと20秒ほどでピットアウト。

不意を付かれた2人とは、ここで大きな差を付けました。

 

◎ひたすら登りと下りの峠越え

その後はロードとガレ場の林道の登りがひたすら続いてずっと走れるか走れないかのギリギリの斜度が続く。

ここで歩くか走るかは大きな差が

淡々と登ってると離したはずの女性ランナー太田選手がジワジワ近付いて来る!なんて強さだ!女性はこの斜度なかなか走れないかと思ってた。

後ろに付かれたのでその後はずっと登りは一緒に行く。僕が何回か力を抜いて歩くのに、太田選手はひたすらずっと歩かず走ってる!でも、スピードは変わらない。

そうして一緒に登ってると前に歩いてる選手が!2位の選手が潰れて走れなくなってる。

予想外に転がり込んできた2位!

そして、エイドで軽く補給して、ここで登りが終わり今度は下りがずっと続きます。

結構ガレててスピード出しにくい。

舗装路に出て太田選手のスピードが上がる!

ようやく奥神鍋の集落に降りてきて、車道は歩行指定区間

車道と別れて左の舗装路に入り、かなり気温が上がる中をひたすらまた走る!

すると最後の登りがある神鍋山が見えてきました。

 

◎最終エイドから神鍋山を越えてゴールへ

最終エイド前で後ろとの差を確認すると全く見えない。潰れなくちゃんと走れば確実に2位は確保☆見えたら逃げればいいと、ここからは楽に抑えめで走る感じで♫

最後の神鍋山のトレイルを登り始めます。

緩やかな登りでなんとか走れる程度。脚は重い、体力メーターはあと少しの感覚、飛ばせば内転筋攣りそう。

補給はいつもどおり計算してかなり取ってきてるのであとは無理しなければ行ける!

神鍋山頂上の火口カルデラを走ってると後ろから緑のめっちゃ速いスピードで走ってくる選手が!

 

60キロ優勝の板垣渚選手登場

3位詰められたか?と焦っていると60キロの部で1位の板垣選手でした!

ここまで60キロ近く走ってきてのこの登りの軽さと速さは流石でした。

少し喋って頂上を超えるとスキー場の下りで置いて行かれました。いつもならついて行けるけど、こっちは足攣りかけなんで慎重に淡々と♫

その後はアップ神鍋のゲレンデ前を通過して駐車場を超えて、

途中のキャンプ場を通り抜けるのはつかの間の歩行指定区間でゆっくり♫

ゴール前の但馬ドームが見えてあと1キロ!

淡々と走って最後のグラウンド周回をしてると実況でアナウンスされる。

ゴール前で娘と息子たちが待ってました☆

ゴールして結局2位のまま逃げ切って準優勝!

1位の選手はYouTuberで有名なゆとりーさん(マラソンサブ2.5)で前回の10キロコースの被るところを予習させてもらってました♫

板垣選手は60キロ先にゴールして優勝でした!

 

 

今回もクロンドロンドに続き、ロードが多いからアディゼロブースト匠戦!

靴下はまさかの穴あきソックスでした(ドラッグストアで買った一足200円)

 

舞鶴トレランぶりの表彰台\(^o^)/

 

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