赤ちゃんのうつぶせは身体的能力の向上に必要不可欠
2019年09月08日2019.3.4記
僕には今、3歳半の息子と、0歳10か月の娘がいます。
2人とも赤ちゃんの時からの成長を見てきて、娘は1歳になる前にいよいよ歩き出しました。
でも、速く歩くのは親戚にとって喜ばしいことなんですが、人間の身体構造的に良くなく、なるべくハイハイの期間が長い方がいいと言われています。
乳幼児の時にも機嫌いい時にはうつぶせにさせた方がいいって言いますよね。
うちの娘は小さい時からうつぶせでよく寝ていました。
首が座っていないと、口鼻がふさがって呼吸が出来なくなると怖いですが、娘は器用に顔だけ横向きになってスヤスヤと寝ながら呼吸してます。
◎うつぶせによる身体に与える影響
まだ首が座ってない状態でうつぶせになると、頭は上がりません。
赤ちゃんには地球の重力は頭の重力になり、首の力がないとjかなり重いんですね
でも、首が座る前の赤ちゃんは頑張って頭を動かしたり、持ち上げようとします。
この時に筋肉を使って、首や肩甲骨、背中の筋トレになります。
首が座るためには、まずこの部分の筋肉を安全に鍛えることが必要です。
なので、うつぶせ状態での身体づくりによって頭のバランスを保つことが大切なんです。
もう少し動くようになると、うつぶせ状態から手を動かしたり、腕で身体を支えて頭を起こそうとします。
この動きの中でさらに腕や背筋の力も鍛えるのですね。
◎寝返りからずりばい
この頭を持ち上げる動きの中で、左右のバランスを崩すと横に転がって回転してしまいます。
これが、「寝返り」の始まりですね。
一旦これを覚えると、どうしてこうなったか自然と考えるようになり、もう一度、そして何度もトライしようとします。
赤ちゃんの運動能力向上って素晴らしいですね☆
更には腕の力と背筋が付けば、腕で地面を押して前に進めることが分かるようになります。
これが、「ずりばい」始まりですね。
これらの動きは赤ちゃんの時にこそ身に着けられる重要な要素なので、赤ちゃんが床の上で自由に動き回れる環境を作ってあげるのが大切です。
つまり、狭くてモノがいっぱい散乱したとこにおいておくのではなく、広々して床に自由に寝かせておくのです。
◎うつぶせは呼吸の能力を習得
赤ちゃんは基本仰向けが多いので、背中が床で抑えつけられています。
だから、背中にアザが残ることが良くありますよね
それに、背中側の圧迫で、肺に空気も入りにくいみたいなんです。
だから、たまにうつぶせにすることで背中を介抱してあげて、肺全体に空気が入るようにさせてあげます。
うつぶせになると口ではなくて鼻呼吸も覚えます。
これによって、鼻周りの発達や花呼吸による感染症の予防にも効果があります。
◎あご周りの発達で丈夫な歯や舌
赤ちゃんの時の舌は、上あごのくぼみに収まるようにうまく出来ているようです。
上手くしたが収まることであごがしっかり、歯のかみ合わせも良くなります。
うつぶせをすることで舌とあごと歯のかみ合わせの状態が自然と収まりやすくなります。
仰向けばかりですと、あごが上がって、口が開きやすく舌や歯の位置もずれやすくなります。
顔の骨格はこのときに出来るので大切なんですね。
◎うつぶせでの視界は脳のトレーニング
仰向けになっている時の視界はほぼ真上の天井付近しか見えません。
しかし、うつぶせになって顔を上げると、前方の前視野が広がります。
また、目や首を左右に動かすことが出来れば見える範囲が広がります。
これによって、目から入る情報が増えると脳が活性化されるのです。
ハイハイできるようになると何かを見て興味を持って、そこに向かって動き出すという
「認知→思考→運動」の一連動作の基礎トレーニングとなります。
このうつ伏せやハイハイによる様々な能力の向上が、これから成長する基礎の土台作りとなるため、出来るだけ長い方がいいのですね☆
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トレイルランニングと健康の学び研究所
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