ICOCAイコカポイントを昼得切符 JR西日本から移行で技を上手く使う
2018年10月05日
2018年の9月30日で、JR西日本で最強ともうたわれた、最大38%の格安で売られている「昼得切符」が販売終了になりました。
何てことだ!って思った矢先。
新たなサービス「ICOCAポイント」が10月1日に導入されました。
新たなサービス「
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これは昼得に代わる新しいサービスのようで、ICOCAを使いこなせば同様に近い恩恵が受けられと思いますので、その使い方の紹介をします♪
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ICOCAイコカで在来線JR西日本ら新幹線に乗り継ぎする方法
◎ICOCAポイント条件は
まず簡単に、
ポイントが貯まる条件を説明します。
ポイントが貯まる条件を説明します。
ポイントが貯まるのは、
JR西日本のICOCA適用範囲内
・主要駅の自販機でICOCAにポイント機能を追加する(スマートICOCAは自動的に適応)
①平日9~17時、土日祝終日
(昼得と同じ)
・同一区間で同月に4回以上利用で、4回目からの利用から毎回適応
(昼得の回数券6枚割引から引用)
→ポイント還元率は300円以下は30%、300円以上は50%
※同一駅間じゃなくても、同一運賃区間内なら同じ区間としてカウントされます。
↓詳しくはこちらの区間範囲を
②時間関係なく、同月で同一運賃区間の利用が11回以上(11枚綴りの回数券の応用)
→11回目から以降は10%の還元
※同一運賃区間は、同じ160円なら区間が異なっても可
※①と②の同一区間の重複はカウントしない
※①②いずれも、定期区間内は対象外
(ただ、同月に11回以上も乗るなら定期にしてるよって話ですが(笑)、定期を買うまでもない回数の場合ですね)
③ICOCA加盟店の支払いで、200円ごとに1ポイント
(通常のポイントカードと同様)
簡単にはこんな感じで、更なる利用や技は後記していきます。
◎これまでの昼特とは
これまでJR西日本利用者は、平日昼間や土日に「昼得切符」の恩恵を受けていた人は多いでしょう。
昼得切符は主要駅で、主要区間の6枚綴りの
「利用期間限定割引回数券 」として売られていました。
「
それを大量購入した業者が自販機や金券ショップで数十円値上げして、バラ売りしていますので利用回数の少ない区間では重宝していましたね。
※ただし、ICOCAポイントは同月4回以上と言う「縛り」があるので、1回キリの区間には利用できないのが痛いです。。。
昼得のJR側の目的としては、
主要区間の強豪私鉄に負けないため。
例えば、最強区間の「大阪-京都」は通常560円のところ38%割引で350円に!
強豪私鉄の同区間では、京阪と阪急共に400円前後です。
次いで、利用者が多い「大阪―三宮」も、420円→270円(35%減)で、強豪私鉄の阪神と阪急の320円に対抗。
この最強切符「昼得」を普段の節約術として利用している人は多かったでしょうね。
しかし!これが2018年9月末で販売終了し、その利用期限が2018年12月29日までなんです。
回数券を買い逃した人はまだ金券ショップや自販機で1枚単位で購入出来るが、利用は今年中(年末休みを除く)までと言うことです。
そこで新たなサービスとして導入したのがICOCAポイントみたいですね。
関西は関東に比べて自動支払いカードの導入率が低いみたいです。
それは昼得を併用する人が多かったからですね。
切符購入や乗り越し払いやチャージは人を待たせることと、スムーズな乗り入れを妨げるので、JR側は定期券付きの自動チャージ(引き落とし)のSmart ICOCAの導入を勧めていますね。
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◎ポイントの付与や利用方法は
1か月で貯まったポイントは、翌月の6日以降に自販機や乗り越し精算機で「1ポイント=1円」としてチャージ出来ます。
そのポイントはまたICOCAとして電車運賃に使えたり、ICOCA電子マネーとして支払い出来ます。
ちなみに、ポイントの有効期限はなく、永久に使えます。
ポイントを貯めてそれを使えることはかなりの利点ですが、割引の方が良かった気がしますね。
でも、販売側は割引切符を利用してもらうより、ポイントを利用してもらう方が効果的なんです。
ほとんどのポイントカードの目的は「同じ店をまた利用してもらうため」です。
割引はその場限りですが、ポイントが付けばまたそのポイントを消費するために利用します。
ただし、このICOCAのポイント制度は複雑でかつ、翌月にしか総ポイントを確認してカードに落とせないのです。
◎ポイント適応の複雑性や適応、応用技を解説
一定の区間で1回限り、いくらの割引か分かりやすかった昼得切符より、ポイント制度はより複雑になっています。
・同一区間で利用回数が多いほど得になる
例えば、最強区間の「大阪-京都」は通常560円で、1か月の適用時間内で4回だけしか利用しないとしましょう。
通常は560円×4回=2240円のところが、
4回目が50%のポイントが付きます。
ということは・・・
実質2240円を使用したうち、
280円(割引相当12.5%)のお得感。
280円(
でも、昼得の方が絶対良かった!
また、例えば、休日も平日昼間にも、
よく「大阪―京都」を利用するけど、
定期を買うほどでもない回数の
10回(5往復)利用するとします。
560円×10回=5600円のとこが、
4回目以降では7回分50%のポイントが付きます。
ということは・・・
280円×7回=1960円で35%割引相当となります。
これは昼得と同程度!
・短距離低額区間の複数利用で11回以上での割引が適応
例えば、平日昼間に都合上、よく短区間を複数回利用する人は割引が適応される可能性が高いです。
「福島―大阪」、「福島ー野田」、「新福島ー北新地」はいずれも120円です。
これが、②の同一運賃区間で11回以上に個別に加算されます。
つまり、この3つの区間の往復が5回目(10回)以上行けば、11回目からは、10%のポイント還元があります。
こういう分割の場合は定期を使いにくいので、単独切符や回数券を買っていた人が多いと思いますが、ICOCAポイントが好都合です。
例えば、120円区間を1日4回を10日くらい使う人は、合計40回分の4800円掛かりますが、ポイントは120円の10%が30回ついて360円(7.5%還元)
これは昼得や特定区間の還元率と比べてお得感が無いですが、考えてみてください。
ほとんどの銀行やポイントカードの還元率は0.1~2%程度です!
そう考えるとかなり大きいですね♪
・繋ぎの区間は改札を出入りする技
条件にある謎の「駅の自動改札機で出入場した時」とあるのは、区間の両方とも改札でICOCAタッチしないといけないということ。
例えば、昼得ならば、三宮から山科まで行く時に、「三宮ー大阪」「大阪ー京都」「京都―山科」のそれぞれの昼得切符を買って、三宮で「三宮ー大阪」を通して、山科で出る時に、3枚まとめて改札口に通せました!
この降り方をすると、ICOCAポイントではポイントが付かなくなるのです!
JR西日本さん、そんな馬鹿な!
ですよ、これは全く。
だからポイントを付けるためには、大阪と京都で改札をICOCAで出て入らないとそれぞれのポイントは付きません、、、
これは技と言うか、わずらわしい方法、、、
◎Pitapaを使っている人はどうなるの?
そんなこと言ったって、俺はPitapaを使ってるんだよ!
実際、JRでは先に入金しておかなければならない煩わしさがありましたが、それが10月から無くなりました。
そして、PitapaでもICOCAポイントと同様に近い割引(ポイント加算式ではなく)がされるようになりました。
それにともなって阪神・阪急の切符回数券も廃止になりました。
もともと、電鉄会社が回数券として複数枚まとめて販売してたのに、それをばら売りして色を付けて売ってきた金券ショップ対策でしょうね。
この改革は、金券ショップ危うしですね、、、
今はなんとか今までの在庫や割引の少ないチケットを売ってるくらいです。
この変革点は今後、益々、高くてもJRで乗り換え少なく早く行くか、時間が掛かってめんどくさくても安く私鉄で行くかの選択が激しくなりそうですね。
▶
トレイルランニングと健康の学び研究所
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