山の中でスマホを落とした時の見つける方法と対処法
2020年10月24日山の中で、ふとポケットなどからスマホを落としていて気が付いたらなかった、見つからない時の対処法を経験談から書きたいと思います。
※2024年5月更新
※前回の記事
キャノンボールで真夜中にスマホを落とす鉄平のナイトスピード
スマートフォンを山の中のトレイルで落とすと、どこで落としたかが分からないため見つかりにくく探すのに苦労します。
しかもナイトの夜中の場合はさらに苦労、、
スマホの探し方は色々ありますが、様々なパターンを想定し、その捜索法を実体験から説明していきます。
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◎電波が入っている場合
携帯電話の電波が入っている場合はもちろん、誰か知り合いに自分の電話番号かLINE電話を鳴らしながら音の鳴ってるとこを頼りに探します。
ただ、マナーモードになっているとバイブのみで音が鳴らないから分からない。
もし画面が上に向いてたら光るから分かるけど、下に向いてたら最悪だ、、
あとは電波が入っているなら、誰かのスマホを借りてiPhoneを探すでiCloudにログインして位置情報から大体の特定の位置がGPSを見て分かります☆
もし、そこで電波が入らなくネットが繋がらないなら、見れません。街に降りてネットが繋がったスマホかパソコンで見るしかないですね。
さらには、今回僕は山の中では電波を探して電池を食うので「機内モード」 にしています。
という事は、電波を拾ったり発信していなくネットにも繋がらないので、電話もiPhoneを探すも無理なことに。。
◎人山戦術でローラー作戦
落し物をや人を捜索する時のくまなく探す方法。人海戦術。
それは通ってきた心当たりのあるルートを全部チェックしながらゆっくり捜索していく。
しかし、夜中のナイトの山の中で明かりも何もなく、頼りなのは持っているヘッドライトのみ。それを手に持っていろんな方向を照らし当てながら探して登り返して折り返して降りる。
他の走っているキャノンボーラーからは不思議な目で見られる。「こんな時間から摩耶山登ってくる人いるねんな」って、すれ違った人達は話してた。夜中の1時頃だ(笑)
知り合いには声を掛けられ、「携帯落とした」ってことを伝える。
もし、落ちているスマホに気が付いて、拾ってる人がいたらその人は逆走して探している僕を見たら、スマホ落とした人と認識するはず。
だけど声を掛けられなかった。摩耶山のあの区間でも小さなショートカットが何個かあって僕はそこを通過すから、その時に分からずにすれ違った可能性も。。
もし拾っていた人がいたらどうするのかはあとで考察。
独りで3往復しても見つからず、掬星台で休憩していると藤原商店で会った仲間を見付けて事情を話すと一緒に探してくれることに。
まずは携帯番号に電話やLINE電話も掛けたが、マナーモードかつ機内モードにしていることに気が付く。
ただ、ストラバ記録中でGPSは取れてるが計測は進むのみ。
次に上記に書いたiPhoneを探すをするも機内モードのオフラインなら場所が分からないみたいだ。
そこで、紛失機能を仲間のスマホからリモートで設定して、ネットが繋がったら紛失モードが表示されて指定の携帯番号に掛けるように表示が出る!
そして、Gmailにもオフラインになったと連絡が行く!
でも、見付けた人がいたとしても、ロックが掛かっているからパスワードを入力しない限り、機内モードに気が付かず外せない。
iPhoneの場合は、画面の下を上にスライドすれば、色んな機能をパスワードを開けなくても出来るが。それを出来る人はいるのか?
そして、止むなく3人でライトを頼りにゆっくりゆっくり人山戦術でローラー作戦!
登り返しのとこ来て、他の仲間とスタッフに会って相談。
キャノンボーラーの誰かが見付けたらスタッフに渡すか、誰か伝いに忘れ物がエイドかゴールに届けられるはずと。
そしたら僕の登録したメールアドレスに連絡してくれるということに。
スマホを落として、誰かが拾っても、それは僕が持っていないし、開くこともできないからどうしようもないというのが、スマホを落とした時の弱点か。
スマホを落としただけなのに・・・
そして、また登り返して掬星台のスタッフにも相談して、もう3時過ぎには市ケ原をスタートして須磨浦公園に向かわなければ、7時半に着いて昼からの仕事に間に合わない!
ってことで、最後の賭けでゴールの須磨浦公園に誰かが拾ってる人が届けてると信じて全力で向かう!
◎スマホが無くても出来ること
パワーなどで折り返してくる人たちにも携帯あった?と心配され、誰も携帯が見付かった情報は須磨浦公園で聞いていないようだ。
4時間でなんとか須磨浦公園に着いて、スタッフに確認するもまだ届いてないと。
見付かったら連絡するし、Facebookにも見た人は連絡くださいと投稿してもらえることに
そして、スマホがないまま、昼からの仕事に京都の加茂へ行くため、迷ったら困るからその仲間の携帯電話番号を教えてもらいメモって財布に入れておいた。
そのあとは次の夜の仕事にパソコン持って、三宮に行って川西に帰宅。
家に帰ったらなんとかネットが繋がったパソコンでは色んな事ができる!
〇スマホなくても出来ること
意外とありますね
・Facebook・Messenger・Youtube・LINE・LINE電話・写真撮影・株FXチェック購入・Gmail・Zoom・ブログ投稿・銀行振込・楽天で買い物・電車検索・Google Map・家計簿・会計帳簿…est
でも、家にいないとできない、外に出たらスマホがあれば全部できること。
外に出てのリアル仕事は大事だけど、その前後のFacebook、Messenger、LINE等のネット仕事も大切だから、家でもそれが出来ないと仕事にならない☆
逆に、
〇スマホが無くてはできないこと
・ストラバ(僕はGPS時計持ってない)、GPS地図、スマホ決済Pay、これくらいか。写真はスマホ無くても撮れる📷
ちょっと困ったのが、タスク管理とスケジュールとメモ機能をスマホだけに頼ってたので、これが一苦労。。。
フェイスブックイベントと、MessengerとLINEの履歴で何とか思い出しながら。
1つの予定を忘れたけど、ふれあいパトロールや整骨医やZoomセミナーに、居酒屋とよランも、スマホ無しでこなしました♪
◎翌朝に再度摩耶さんスマホ捜索の旅
夜中でライトのみやったんで探すのに苦労したけど、夜明け後の太陽がある明るい山ならもっと探しやすいぞと早朝向う!
スマホのアラーム設定で、平日は毎朝7時にアラームが鳴るようにしていて、それはマナーモードでも機内モードでも必ず鳴るようになっていた!!
なので、摩耶さんの掬星台付近に7時に着くには・・・?
始発の阪急4時50分の電車に乗って5時40分に三宮へ!
そこから疲労がかなりある中、ダッシュで市ケ原を経由し、櫻茶屋は空いておらず、天狗道へ一気に登る。
そして、何とか1時間20分で三ノ宮駅から掬星台に着いて、アラームが鳴るのを慎重に耳を傾け詮索開始。
ただ、、、そのアラームが、朝の目覚ましなんで、「鳥の鳴き声」、、、
↓の▶で再生
早朝の摩耶山は静けさがあって誰も登っている人もいないが、、、鳥のさえずりが、常に山の中から至る所から聞こえる・・・ww
音が被っている中で、目的の音を聞き分け詮索する。やや機械音なはずだ、自然じゃない鳥の鳴き声なはずだ。
耳を澄ませて、ゆっくりゆっくり、眼もたまにつむって歩いて進む。
アラームはiPhoneによると、鳴り続け防止機能があるらしく15分で止まるとか、、、スヌーズは付けてない。。。
15分が経過し、落ちているはずの区間の捜索が終了…
ただ、もし電源が落ちていたら、このアラームが鳴らないので、この探し方では定かではない。
だからさらには、独りだけど、物すっごい細かい人海戦術ローラー作戦を決行!!
本当にくまなく(隈なく)探して、熊も1頭どころか動物1匹もいなく、鳥のさえずりばかり聞こえるのみで。
いつでも探しているよ、どっかに君の姿を
向かいの崖も路地裏のすみ、交差路でも薮の中でも、こんなとこにあるはずもないのに…w
めっちゃ茂みや落ち葉や石や岩場の間、落ちる可能性が少しでもある崖の下にも降りて、もうこの区間には絶対ないだろう!ってくらい探しました。
その区間、朝の6時から8時まで人に誰一人として合わなかった。
もうここにある可能性はほぼ0だ。
あとは誰かが拾って、どうにかどこかに預けられているか、届けられているか。
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◎桜茶屋と交番で紛失届を提出
掬星台に行くも店舗やロープウェーは10時からオープン、仕方なく降りて市ケ原に行くもまだ櫻茶屋は空いていない。
多分、キヤノンボールのために土曜の夜中も開いてて日曜もオープンしてたから、さすがに人が来ない平日月曜の朝は休んでいるか。
そこで、メモとペンを取り、スマホを落としてここに預けている人がいたら連絡くださいと、テーピングで茶屋のシャッターに貼る。
その連絡先は、僕の電話番号でも無理やし、妻の電話番号を覚えていなかった。自宅に固定電話ないし。
唯一、分かる電話番号が1つだけあった!
スマホ無くした日の仕事で仲間から教えてもらった電話番号のメモが財布の中に!!
次に、茶屋横に公衆電話があって、さらには掲示板には近くの警察署の電話番号が書いてあった!
なので電話をかけて、その説明をしていると、どうやら山の中なのか、声がかなり遠いようで何回も聞き直してくる。。。
「ぇ?市ケ原??それってどこ?」「摩耶山って、それ山なの?」「きない?機内って何?モード?」
なんなんだ?らちが明かない。。。良く分からないから近くの交番で紛失届を出してくださいと言われる。
落ちて届いているスマートフォンは山のようにあり、特定が難しいようだ。
「山の中で拾った」という大きな特徴があるのに、分からないと。
そして今度は下山して、新大阪駅の事務所に行っても、届いてないようで、近くの交番を教えてもらう。
この時もなんかたらいまわしにされる。
交番について、詳しい説明と紛失届をだした。
僕のスマートフォンはiPhone SEでグレーでクリア透明のカバーが付いていて、裏に丸い電磁波対策シールが貼っている。
それを摩耶山の中で、17日夜から18日朝に落とした。
かなり特徴的だから必ず見つかるはずで、何かの経由で警察に届くまで遅れているのだろうと思った。
もし、届いたら、先ほどの仲間から教えてもらった電話番号を記入して、そこに掛けてもらうように。
その人とは家のパソコンのLINEで連絡を取り合えるからだ。
そして、ようやく紛失届を無事出して、朝の4時半からの捜索の旅は昼前の11時半に7時間かけて終えた…
◎スマホが届く連絡を4日間待つ
月曜からその連絡を待ち、スマホがないまま、火曜日、水曜日はランと飲みへ出かけ、ついに4日目の木曜日。
1日家のパソコンで仕事の予定でいると、朝の11時にLINEで仲間から連絡が!!
警察署から連絡があり、グレーではなく色が違うが似たやつが届いたと。
電源が切れており、ついたら教えたパスワードで開いて解除できたら、身分証明書で本人確認して返せると。
スマホの裏には確実に丸い電磁波シールが貼ってあると言うから、ほぼこれで間違いないと確信!!!!
もし、本人に連絡が付かない時には、最終的に携帯会社に送られ、そこからSIMなどで製造番号等で持ち主を確認して、住所に送られるようだ。
ソフトバンク紛失カスタマーでその製造番号を聞いて照合することも可能だとか。
上記の可能性絞り出しで、拾われた人に悪用されない限り(されても電波入った瞬間位置と知らせが来て、機能を止めることも可能)、
必ずどこかで見つかって、警察かソフトバンクに届いて、僕に連絡が来るようにした。
そして、連絡が来て、何とか警察署に行って、身分証明ともう一度ロックパスワードを解除して、本人確認を終えてスマホが5日ぶりに手元に戻ってきた!!!!
勘違いだったけど、iPhoneの色はグレーでクリアカバーではなく、白ホワイトでグレーの透けたカバーだった。色の印象とはそんなものか。
ただ、摩耶山の中で拾ったことと、裏の丸い電磁波シールのおかげでほぼ特定に至りました☆
でも、拾った人の情報は何もなく、「名前もお礼も結構です」と言われて届いたようで、その人の情報やいつどこで、どう経由してかは謎のまま…?
◎紛失した場合のまとめ
1.電波が入るか?
A:入るなら電話
B:マナーモードならiPhoneを探すでGPS検索
2.電波が入らずマナーモードなら?
A:確実にモノを見つける
a:人海戦術ローラー作戦
b:アラームの音を頼りに
c:電源落ちていたらモノを見つけるしか
abcでくまなく探し、山の中にある確率をほぼ0にする
B:誰かに拾われている
3.どこで拾われてどこに預けるか?
A:ナイトでキャノンボーラーに
a:桜茶屋
→店に店主が来たらメモで仲間に連絡→僕にLINE(パソコンで確認)
b:エイドか須磨浦公園ゴールでスタッフに
→見つかったら僕のメールアドレスに連絡(パソコンで確認)
c:そのままゴールまで走って、離脱?して警察に預けるのが遅れている?
B:明け方以降キャノンボーラーに
a:仲間なら僕にMessengerで連絡(パソコンで確認)
b:掬星台エイドでスタッフに
→僕のメールアドレスに連絡(パソコンで確認)
C:明け方以降ハイカーさんに
a:掬星台ロープウェーか店舗に
→その後経過して警察署へ
b:ハイカーさん自ら遅れて交番か警察署に
D:拾った人が悪用に使用(最悪パターン)
→この場合は見つからないか、ネットに繋がったらメールに連絡が来る(パソコンで確認)、ソフトバンクで使用停止
4.本当に見つからないところに落ちたまま…
スマホを日曜から木曜日まで丸4日間無くして手元になかったが、外に出た時は触れないのはあるけど、案外苦労しなかった。
必ず見つかると信じて、新しいスマホも買わず。
安心保証パック(紛失時も)とiCloudバックアップもあるから、最悪元に戻せる。
でも後から見つかったら、新しいの買い損になる。
結果的に見つかったし、このブログを書く経験とネタになったから、良かった良かった☆
冷静に考えて、全てのパターンから可能性をつぶして行って、見つかった場合のルートを敷いておく。
それによって、なんとか見つかって連絡がきたわけだが、恐らく上記のまとめの、「3Ac」か「3Ca」「3Cb」かなと推測。
夜中の山の中でスマホを落として、スマホ捜索の体験談と対処法でした☆
次からはスマホかカバーをショッキングピンクにして、チェーンをズボンにつけようと思いました(笑)
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