トレイルランニングのレースでロストしない山力思考法
2019年09月05日よく、トレランレースで、
「ロストしなかったら、、、もっと〇〇やったのに」って言う人が多いですけど、
ロストするかしないかは、運じゃなくて実力のうちやと思うのです。
◎トレランレースはロストも実力のうち
ロードレースでは確実に、コース上を視覚的にも物理的にも走り続けられるように整備されています。
でも、山の中でのトレランレースではそんなことはありません。
マーキングが甘いとか、誘導スタッフがおらんとか、文句や言い訳を言う人たまにいます。
でも、レースに出ているランナー全員、同じ土俵で平等な中で競ってるわけですから、それは違うとは思いますね。
でも、大会主催者としては、なるべくロストや遭難者を無くすため、参加者を正しく誘導する整備はするべきです。
それとこれとはまた別な話。
関西の草レースでもある、京都マウントチョップこそ、もっと昔みたいにマーキングや誘導、甘くていいと思う(笑)
それこそ、山力勝負の大会があっても面白い!
例えば、レースでロストして、一人に抜かれたとして、でも、その人は自分とは違って、ロストしなかったから、山力(トレラン力)としては勝てなかったということ。
六甲縦走キャノンボールは、大会に関する標識や誘導は一切なく、コースに元々ある標識や地図を参考に進みます。
◎ロストを防ぎ、山力を鍛えるには
僕は今までいろんなトレランレース出てるけど、ロストはほとんどしない、してもすぐ気付いて復帰できる(最大1キロ以上、10分以上ロストしたことないかな)
山の感や経験、野生本能もあるけど、事前の地図読み、地理感(川や谷や尾根、地名や行先、道名)をしっかり把握してからレースに挑むことが大切です。
分岐の前にどっちに向かってるとか、太陽の位置とか街や集落が見える方向とか見ながら常に走ってます!
僕は事前にレースのコース図を見て、自分で山マップと照らし合わせながらコースの形状を把握しています。
最近ではGPSと連動して、自分のいる位置と登山道が把握できるスマホアプリもあります。
分岐で迷っても、ロストしても、これを見て把握できればコースに復帰できます。
逆にみんなそうやって走ってますか?
感覚で何も考えて無いでしょうか(笑)
感覚で何も考えて無いでしょうか(笑)
あとは踏み跡や雑草や草木の生え方、コースを考えた人や整備や試走した人の気持ちを考えてコースを見る。
キャノンボールはかなり特殊ですが、全然誘導とかマーキングなんてないですよね。
それこそみんな平等な中で、ショートカットコースなど、事前の情報戦が左右されますね。
◎地図読み力が生きてくる
OMM(オリジナルマウンテンマラソン)やロゲイニングなんてまさに、ロストは致命的であって、それをしないで最短で迷いなく行ける人こそ上位へ行けるし、走力だけとは単純に比例しない面白い分野。
だからこそ、僕は個人的にはなんの迷いのない、みんなが迷わず進めるロードレースは弱い(笑)
地図読みって定義がイマイチよく分からないけど、地図が読めないとかよく言いますよね。
でも、地図が読める読めないってなんなん?ってくらいに思ってます。(笑)
それくらい地図読むことは当たりまえやし、地図を見て想像して考えて、実際にその場に立って地図と見た目の視野と頭の中の地図や鳥瞰図として一致させながら移動するってことを常にやってたら、自然と出来るようになってくるかなと思います♪
僕は小学位の頃から地理が好きで毎日地図を熟読して、探検とかしてて、小さい頃から1人でおばあちゃんとこ行ったり小旅行してたりしてたな~
僕の3歳の息子も紙の地図はもちろんのこと、今ではスマホのMAPを自由自在に動かして、自分のいる位置と電車の路線や地名を把握しています。(笑)
地図読みって、好奇心の創造力☆
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