伊藤知彦さんの「関西一線」1000キロをサポート
2023年09月22日(2023年10月3日完走)
※2024年6月更新
伊藤知彦さんのプロフィール
日本百名山完登(登頂)やUTMF・UTMB等100マイルレース多数完走やトルデジアン完走(イタリア338KM山岳レース)など国内外で実績を積んできました。
2021年はTSS20(20summit of japan alps)日本海~太平洋・アルプス大縦走500KM36000Dを完走しました。
2022年はSHIGA1(滋賀1周ラウンドトレイル)440KM3400Dを完走致しました。
(トルレジアン完走のシーン)
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◎超ウルトラトレイルランナー伊藤知彦の関西一線チャレンジ内容
和歌山王子が浜スタート→熊野3大社→大峰奥駈→弘法トレイル→ウルトラダイトレ→生駒山系→京都トレイル→鈴鹿山脈→伊吹山→ 琵琶湖北側周回→比良山脈→京都トレイル→嵐山から箕面→ 服部天神宮(足の神様)→六甲縦走→淡路島縦断→沼島( オノコロ神話の地)10/3ゴール予定
◎伊藤さんの挑戦をサポートする鉄平の1日の始まり
◎サポートをしていると肌で実感した挑戦内容
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◎この挑戦の過酷さを感じた葛城山からの下りと岩橋山の激登り
※Daitoreを逆から読むと、Erotiad
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◎関西一線を繋ぐ意味、チャレンジの中盤
※2023.9.29(金曜)更新追加
先週の金曜日に、伊藤知彦さんの「関西一線」の挑戦を、水越峠からダイヤモンドトレイルで高井田駅までサポート(ペーサー)をして早1週間。
そこから、この7日間で滋賀南部の湖南トレイル、さらに鈴鹿山脈。
そして琵琶湖の東側を走り日本海の敦賀まで出てから、武奈ヶ岳で和歌山の太平洋と敦賀の日本海から水を汲み、山頂にその水を掛ける「Trail of Sea to Summito」
を実現しました!
その頭文字を取ってチーム名が、『TSS』となっておりTシャツ、帽子などいろいろあります。
海水は夢で、その夢を山頂へ運ぶと言うことで夢を叶える。
こんなことを達成できる人は、果たしているでしょうか!
太平洋と日本海の水を、滋賀県の1200mを越える山の山頂に掛けるのです!
それを聞いた時、めっちゃ感動しました。
その時は、ちょうど僕がサポートする日の前日で、思いが込み上げ過ぎて一睡もできずに出来るだけ早く合流サポートしたいと思いました。
4時半に川西の駅から電車に乗り、2時間半も電車に揺られること、市原駅に7時に到着。
サポートカーで京都一周の難関、向山の下った先の山幸橋で合流。
いや、僕の行動なんかはカスれるほどの伊藤さんの凄さを聞いて、この方マジ超人!
伊吹山が今回滑落場所通行止めで登れず、迂回するも難所で予定変更も、Bプランでもあった日本海の気比の松原の海まで走って海へ行く!
ロードが何キロ?しかも往復!
シガイチやったことある人ならそのスケール感は分かるかと思いますが。
国道で歩道なくて車がビュンビュン通る端をなんとか命がけで走って来たとか。
そして、滋賀の湖西から山に入り、武奈ヶ岳で和歌山の太平洋と福井の日本海の海水を両方の山頂に掛けて!
そこから比良山脈で「みついしんたろう」さんの撮影会や仲間の並走を経て、尾山北部の伊香立峠で仮眠。
毎日1~3時間睡眠で行動、走り続けてるので寝落ちしすぎて、夜中1時に起きるつもりが3時半まで寝てしまったとか。
本人かなりの失態らしいけど、もはや、言ってることが尋常じゃない!
そして、500キロを超えたのは初で、600キロを超えてから拾うよりも超回復が追い付いて、怪我も痛みもかなり良くなり軽快に走れて、今が一番楽しい時らしい♪
もう2週間、14日間も睡眠時間が毎日3時間ほどで続けているから、毎日続くこの運動強度を体が慣れてきて、生活のスタイルになったからみたいです。笑
◎京都一周トレイルを嵐山までサポート
山幸橋で前日の夜に作った、毎日カップラーメンジュースに補給サプリ程度しか取っていなかった伊藤さんのために、栄養素を考えた手作り弁当を持っていきました。
お湯を沸かしてもらい出汁から作った味噌汁も提供☆
一緒にここからトレイルに入り、比較的緩やかでも少しあれた道をまずは氷室の集落まで。
既にヒガンバナが生えてきて、まだ今日の昼は32度まで上がると言うのに秋の雰囲気です。
そして、ロードの坂を上り切ったところで、伊藤さんが眠気がピークと言うので、峠のアスファルトで横になり一瞬で爆睡!
こんなとこ一人で寝てると、誰か来たら怪しまれると言うか怖がるので、僕は前後を見張りながら待機。
すると!下から軽トラが来た!!
人が横になっているのに気付いた様子で、ゆっくり速度を落とし横を通っていく。
通り過ぎたと思ったらUターンして戻ってきた!
伊藤さんが何かに気が付き起きる!!
その軽トラ峠にある貯水個か何かの点検作業に来た人たちのようだ。
なんとかやり過ごして、ロードを今度は下って行き、右に曲がって少し行くと、はせがわハンバーグ。
まだ朝9時過ぎの駐車場で車がポツンと1台、サポートカーがいて少しだけ休憩。
こういう短い休憩スポットはほんの10分ほどだけ。
それからまたトレイルに入って、いつもは嵐山から登ってくるから逆走すると景色もトレイルも違った感じで新鮮☆
トレイルから左手に京都盆地や比叡山まで一望できるスポットはステキな景色☆
それからまた少しロードに出て、登りは基本的には歩く伊藤さんだけど、走りやすい緩やかな登りはゆっくりでも走ります。
それをちょうど良いペースで先導していきます。下りのトレイルは速いので比較的気持ちいペースで♪
沢の池に出て、ここもまた逆走から見ると気持ち良いスポット☆
ガレ場を下って行くと、またロードに出て、いつもはキツイ登りを下って行くのでかなり楽♪
高雄に出て、自販機で少しだけ休憩して、すぐに出発。
あと嵐山まで10キロ近くあり、このまま行けば1時くらいになりますねと言うと少し焦った様子で、
「むすびカフェに行きたいから早めに走りたい」
と言うことで、ここからは結構走れるコースなんで少しペースを上げ快適に。
1週間前は葛城山からの下りや高井田までのロードで全然走れなかった伊藤さんが、この1週間走り続けて400キロくらい周って来たのに復活してる!
そして、川沿いの綺麗な道から、一旦ロードに出て下ると清滝。
愛宕山に登る登山口でサポートカーが来て、嵐山から乗ってきたサポートの2人が。
竹村直太選手も来て、2人とも差し入れで盛り上がる☆
今度は4人パックになって、僕のちょうど良いペースで引っ張りながら清滝川の気持ちい川沿いを走り嵐山を目指す。
竹村選手が来ると、シガイチやアルプス縦走の話で盛り上がり、レベルの高さが違う。
主にアクシデントや装備や走り方など、その窮地に立った時の対応力の話で聞いてても勉強にもなります。
清滝川でも外国人の観光客だらけで、嵐山の観光地に降りると金曜なのに凄い人!
たまに「どこから来ました?」ってよく聞かれる質問されると、伊藤さんは「和歌山からです!」って笑いながら言ってました(笑)
鞍馬からとか伏見稲荷空とかでも凄いのに、和歌山からって方角おかしいんですけど!
そうして人ごみの中を走れず、渡月橋を渡ってむすびカフェに入店♪
そこで今回の挑戦で2週間走ってきて初めて、お店でご飯を食べたとか。
ここは100マイルを走る店長がいたり、ランナーが集まるスポットでもあり、自然食の健康的なランチが食べられるお店でちょうど最適でした☆
ここで食べ終わって嵐山駅前でサポートカーが来て、東海自然歩道を途中から合流した2にとともに3人で行ってもらい、僕は早朝から来たので嵐山駅から帰宅することに。
◎服部天神足の神様祭から宝塚まで
2023.9.30
昨日、東海自然歩道のポンポン山がハチ被害で通れずロードで迂回して、高槻茨城まで。
夜中に東海自然歩道を走り、朝に箕面まで到着。
サポートの人も合流して、この日は服部天神の足の神様のイベントに参加。
僕は息子の運動会のため行けず、お昼過ぎに服部天神を出て宝塚までロードを走るので、ちょうど僕の家の近くを通るので子どもたちと一緒にサプライズ応援と差し入れをしてきました☆
これから夜中もかけて六甲縦走を須磨まで行くようで、それが後半の通過点なことが驚き。
更に淡路島縦断して終わりと言うのだから、このスケール感!
◎宝塚から六甲縦走を越え須磨へ
鉄平塾のイベントで10月1日に須磨浦公園駅から市ケ原を経て三宮へ行く道中、
ちょうど伊藤さんのIBUKIやLINEグループを見ていると菊水山山頂で休憩している様子が。
その時僕らは馬の背を下りて、妙法寺にいたところ
このままロードで高取山カットのルートなので、鵯越駅くらいで落ち合えるかも!って思って頑張って進みます。
ラジウム温泉の華の湯でショートカットのロードを行くか、高取山から降りてきたとこの交差点から行くか迷って考え、永田箕谷線の下りで鷹取橋を越える。
そのあと通常ルートから子羊幼稚園を過ぎたあたりで、ちょうど迷っている伊藤さんと遭遇!
「いや~昨日の豪雨で遅れて、六甲縦走も迷いながらなんとか来てたので会えてよかったですよ~」
って感じで、本当に昨日の川西も、この丸山でもIBUKIがあったから会えて本当に良かったです☆
◎関西一線を1100キロで、ついに淡路島沼島で達成
2023年10月3日
【沼島について】沼島は日本創設の場(オノコロ神話)として古事記や日本書紀にも出てくる場所です。ここでも西国八十八箇所巡りができるようなっております。また古水の浜は縄文土器もでてきており縄文人が想いを寄せて住んでいた場所にもなります。
この伊藤さんをサポートして、今回のブログを書く鉄平もトレランを主として活動しています。
Facebookで「鉄平塾」と検索すれば、実際にトレランに特化した講習をしているページがあります。
気になる方はページに参加して、2023年も6~10月には、色んな大会の試走会も初心者講習もしているので、イベントに来て生で見てみてください♪
モシコムのイベントページはこちら
↓
https://moshicom.com/user/61196/
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トレイルランニングと健康の学び研究所
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