プレゼンテーション能力向上のために必要な論理的スキル
2019年06月10日理系、技術系関係なく、自分の伝えたいことを伝えたい人にちゃんと伝えるための「方法論」を書いています。
発表や報告はもちろん、イベント作りや進行の上でも役に立つと思います☆
プレゼンテーションは考え方があった上での技術(スキル、テクニック)が活きるのである
本当に自分が理解できてこそ、人に伝えられる
知っている→できる→できている→教えられる
◎プレゼンテーションとは何か「定義」
プレゼン=プレゼンターの主張
そのために、根拠を説明して理解、納得してもらう
プレゼンの上手い人と言えば、まず上がるのが、スティーブ・ジョブズ
そう、彼のプレゼンは「心に響く」「魅力的」「分かりやすい」
→「技術を分かりやすく伝える技術」
エンジンという「内容」があった上での、「理解」と「納得」の両輪があってこそ、前に伝えることができるのです、
プレゼンターはそれを動かすドライバーです。
伝わってこそ、結果は成果になり想像を生みます
認知されなければ、存在しないのと同じなんです。
そのためには、奥深い根拠を示してこそ納得してより伝わるのです。
例えば、ランニングにおいて、
「足の着地は身体より前で着くとダメージを受ける」
という主張があるとします。
それを、「身体の前で足を着くとブレーキが掛かる」
これだけでは、当たり前のようにイメージはできるのですが、それだけでは弱いのです。
さらに、「足着く地面との角度が深いほど、スピードが速いほど、重力が強いほど、その反動の力が身体に返ってくる」
とまで書いて、その図でもあればさらにイメージしやすくなると思います。
さらには、それを運動力学の公式を使って数字で論理的に説明すれば理解、納得が深まります。
が、ここまで行くと受けての理解力でも変わってきますが。
深く知りたい人にとっては、強く納得できる根拠(データ)なんです
◎プレゼンの3要素
課題の合意(視聴者にとって必要なテーマか)
価値の合意(視聴者にとって価値あるものか)
関係の構築(視聴者がプレゼンターを信頼しているか)
関係の構築では、おもてなし(相手の気持ち、望み)を汲み取る双方向コミニケーションが大切です。
プレゼンターは視聴者に自分の「ものがたり」を伝えて共感してもらう指揮者なのです。
◎プレゼンの目的
目的有りき、目的を認識してこそ伝えられる
目的が決まったらどうプレゼンするかが見えてくる
・伝えたいこと
・伝えるべきこと
・伝え方
その上で最終的なゴールを示すのです
そのゴールの前に「ものがたり」があります
・情報(エビデンス)
・考え(ロジック)
・想い(マインド)
これらによってゴールに導くのです
単純明快で明確な「型」が必要なのです。
だから、相手が受け入れやすい「ストーリー」と「論理」が大切です。
相手が「へ〜」と言ってもらえることを組み立てます。
◎テーマを共有する
情報に対して、予想や比較をしやすく、方向性(テーマ)を示して予想を助ける
→今、どこにいて、どこに進むのか、その地図を示す
テーマに対して価値を与える
・新規性(何が新しいのか)
・進歩性(何が従来と違うのか)
◎プレゼンの準備で決まる
目的とゴールを決めてそのストーリーを作ります
知っていることレベルでは他人に伝えられない
だから、理解して自分が納得できるまで落とし込まなくてはならない
一般化(適度な抽象化)を最初に示してから、具体化、詳細化していくのです
持ち時間を考慮して、中身を詰め込みし過ぎず、必要なことを伝えるのです
骨格→パーツの書き出し→整理→ランク付け→肉付け
◎伝わるプレゼン
プレゼンターが視聴者との隔たりを埋める努力を怠らないことが大切です
イントロで決まります。
・問題意識
・目的
・ゴール
そして、
・予告
・重要性
を伝えることで興味を引きます。
良き空気感(共感)を作ることがその前提となります。
次に、イメージを想像させます
一般的な抽象度まで落とす
そして、新しい情報(言いたい主張)を示す。
それを反復と明示で刷り込む
◎パフォーマンス
当たり前ですが、大きな声で語尾をハッキリと。前を向いて明るく。
続いて、抑揚、リズム、スピードを内容や重要度で変えます。
スライドを主役にせず(あくまでも補助的)、プレゼンターが主役になってストーリーを伝える。
文字とデータの情報では伝えられないことが多いため、ニュアンスや程度や想いを伝えるには、話し手のプレゼン(伝え方、情熱)が大事になってきます。
(つかみ、間、切替、強調、などを活かす)
そのため、ブログの文字説明だけよりもやっぱり、現場の実践講習がより分かりやすいのです
伝えるスキルは、信念と情熱である!
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