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〜運動と健康の理論的な研究~

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MGCの鉄平塾による予想展望(独自の構想から仕組みの解説まで)

2019年09月12日
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いよいよ!!
マラソン!グランド!チャンピオンシップ!

これまでの日本のマラソン界の歴史が変わるレース☆

MGCが大きく目前に迫ってきました!!(大迫!)

(9.13ニュース)

女子は関根花観選手、前田彩里選手

男子は一色恭志選手、が欠場

男子30人 女子10人になりました。

本番の東京オリンピックでは、
女子が8月2日(日)7時スタート
男子が8月9日(日)7時スタート

◎MGCの有力選手

有力選手は、もちろん前評判の高い3選手!

大迫選手はシカゴマラソンで出した2時間5分50秒の日本人唯一の5分代!

当時の日本記録は、2002年に2時間6分16秒を出した 高岡寿成選手でした。

2018年、去年の東京マラソンで、設楽選手は2時間6分11秒!
長かった16年ぶりの日本記録更新でした。

最後のゴールの直線で、設楽選手は時計を見て日本記録を確信したみたいなガッツポーズでしたが、たった5秒。
あの距離であの時間差で5秒ギリギリの更新で確信できたのか?
結構危なかったように思います。笑

ちなみに、井上選手は2時間6分54秒で日本記録は出せてませんでした。
それよりも、目の前で設楽にかわされ負けた事がよっぽど悔しかったみたいで、今回はかなり燃えています。

◎大迫はどこまでハンパねぇ~のか

大迫と言えば、高校時代の連続ゴールをキッカケに滝川第二の相手選手が「大迫ハンパないって!」で一躍有名になって、今では日本代表のエースとなっていますが、それはサッカーでの選手。

一方、陸上競技長距離での大迫も、実は高校時代から全国区で大活躍していました。
長野の佐久長聖高校で、日本人のみの全国高校駅伝大会記録で優勝した最終区のランナーでゴールテープを切っています。

僕はそのサッカーの大迫のゴールや、駅伝の大迫のゴールを両方、生のテレビで見ていたから良く覚えていて、まさかここまで日本一の選手になるとはそのときは思っても見ませんでした。

大迫選手はもともとトラックに専念していたランナーで、3000mでは7分40秒、5000mでは「13分8秒」と日本記録保持者です。

(それぞれ、1キロ、2分33秒、2分37秒ペース)

 

だから、例えどんな超スローペースになって、最後がよーいドンの争いになったとしても、大迫選手にかなうスピードを持った選手は誰一人いないのです。

そして、マラソンの距離でも日本記録を更新し、唯一の2時間5分台のランナーです。

なので、どんな展開が来ようとも大迫の能力はずば抜けているのです。

2人が日本記録を出せたのは、「賞金1億円」の効果もデカかったが、なによりも東京オリンピックに賭けた「MGCシリーズ」の効果が大きかったのではないでしょうか。

◎設楽選手と井上選手の全く違うタイプのランナー

設楽選手は大学時代から東洋大学で双子のエースとして頭角を現していましたが、どちらか言うと兄の啓太の影に隠れていました。
ただ、箱根駅伝では7区で区間新記録を出しています。

それが、社会人になったHONDAでメキメキと力をつけた選手です。
大迫選手や井上選手のようなクレバーでストイックな選手ではなく、どこか気の抜けたお茶目な性格のランナーです。

好きな食べ物はお菓子で、野菜をほとんど食べないとかで、スポーツ選手として有り得ない食生活でも有名です。
東京マラソンの前日にはコンビニで買い食いしていたとか。笑

しかし、スピード持続力は天性のものがあり、ハーフマラソンは日本記録保持者であり「1時間00分17秒」で、日本人で最も1時間切りに近い選手です。

◎その他の有力選手

男子は30人、女子は10人

3強の次に来るのは、福岡マラソンを2時間7分27秒で、日本人で14年ぶりとなる優勝をした服部勇馬選手。

特に光るのが、マラソンでは一番きつい35キロ~40キロの5キロを14分40秒で駆け抜け、大迫や設楽の日本記録を出した時のラップよりも早く、後半に強いランナーです。

服部選手は東洋大学で活躍し、特に2区で当時のライバルに競り勝ち、区間賞と大きな実績を残しています。

 

2時間7分台までが、この4人と後2人が藤本選手と今井選手(2015年の記録)

今井選手は5区の「山の神」として箱根駅伝で大活躍した、神野選手と並ぶくらいの人気選手です。

ただ、神野選手と同様、マラソンでは苦労して16戦で優勝なく、最近ではやっと東京マラソンで10分台で何とかMGCに滑り込んだ形です。

 

藤本選手は知る人ぞ知る大学時代トラックの影の実績者です。

大学当時、有力選手であった大迫、村澤、鎧坂と言った選手に競り勝ち、関東インカレで2連覇しています。

ハーフマラソンでも3回連続1時間1分台で走っており、ニューイヤー駅伝でも1区で上位でたすきで繋いでトヨタ自動車の優勝争いに大きく貢献しています。

そして、前回のシカゴマラソンで大迫の陰に隠れたものの、日本人2位で2時間7分台でMGCの出場権を得ています。
もしかしたらの伏兵は藤本選手かもしれません。

 

あとは山本、宮脇、木滑、佐藤、中村と言った2時間8分代の有力選手がいます。

佐藤も大学時代のスーパースターであり、日本選手権の10000mで大迫に2度も勝っており、オリンピックにも出ています。

 

◎マラソン選考会の過去

過去のマラソン選考会は基本的に、「世界陸上での実績者+国内3レースでの成績上位者から、オリンピックで活躍できる選手を3人選抜する」と言う曖昧な指標でした。

世界陸上でメダル(3位以内)を取れば、当確的なことはありましたが、選考レースで日本人1位でも当確にはなりませんでした。4レースで3人が選ばれるため。

 

そして、マラソンは時期や場所によって、マラソンに何回も出たことがある人は分かると思いますが、一概にタイムだけで測れるものではありません。

それで、過去には2人はほぼ当確ラインだけど、あと一人の枠にどちらかを選ばなければならない状態になって、選考が難しい時がかなりありました。

さらにはここ2大会では、日本人は男女ともいい記録も出ずに順位も惨敗が続いています。

 

2016年、リーダーにかつてのマラソンスターである瀬古利彦が選ばれました。

河野匡と共に新たなMGCシリーズによる日本代表決定方式を生み出し、東京オリンピックに向けて強力な選手の育成も兼ねて2017年からスタートしました。

 

日本陸連のマラソン選考会では、昔あった瀬古事件(一度、福岡を一発選考レースと決めたのに、瀬古が出れないから、残りの2大会でも救済処置を取る方向に変えて瀬古が選ばれた)で、一発選考会はタブーとされていました。

それに、3つの大会はそれぞれ主催者や放映テレビ局が異なるため、どれか1つに絞ることやほかのレースを作ることは、これらの価値が小さくなることを意味していました。

そこで考えに考え抜いた選考方法が次の話です。

 

◎MGCシリーズの選考会の仕組み

この仕組みはややこしいけど単純には以下の通り。

①2年間の国内選考レースで、既定の順位とタイムをクリアする
②指定の大会で既定のタイムをクリアする
③国内選考レースで2時間11分以内(女子:2時間28分以内)を2回出す。

これらを満たした選手が一同に集まったMGCで1位と2位となった選手がオリンピック出場決定!

そして、3つの国内選考レースで、最も速いタイム、かつ日本記録を出した場合のみ、3人目が決定。
そうでなければ、MGCの3位の選手となります。

 

これによって、MGCに出るため国内選考レースは2年間盛り上がり、最後の年も日本記録とオリンピック出場を掛けた必死の熱い戦いが3レースとも見られることになるのです。

MGCは各スポンサーが協賛となり、放映もテレビとラジオをでそれぞれ男女分担します。

 

しかし、これは僕が思うに、大迫と設楽が確実に頭二つ抜けています。

日本記録を出した2人が大崩れすることは少ないと思うので、この2人が1位2位を取ってしまえば、
残りの3つの選考会で大迫と設楽以外が、日本記録を更新しなければなりません。

 

それには一番記録が近い井上がいますが、かなり難しいでしょう。

それに恐らくタイムを出すからにはと、設楽が日記録を出した東京に集中するでしょう。でも、2人に勝てなかった残りの選手が、日本記録を出せるとはなかなか思えません。

となると、MGCで1位2位が大迫と設楽で決まりそうになったら、何が何でも3位を確保したい選手が凌ぎを削ります。

実は最大のポイントはここではないかと思います。

 

また、もしも大迫と設楽が崩れて3位以内に入れなければ、もう一度日本記録を出さなければなりません。

そうなると、おそらく東京マラソンは確実に盛り上がるでしょうね。

 

◎まとめ

色んなことが起こりそうなMGC。

今からハラハラドキドキです。

レース終了後はまた総評コラムでも書こうかな♪

 MGCは男女同日ですが、男子が8時50分、女子が9時10分スタートで20分ズレます。

男子の予想タイムが2時間10分で11時頃ゴール。

その頃、女子は30キロ過ぎたくらいで予想タイムが2時間30分で11時40分頃にゴール。

だから、当日は基本的に男子を見て、ちらちら女子に変えて、男子の3位が決まったら女子に変える感じか。優勝セレモニーも見たいけど

レース当日は少し涼しくなりそうですが、それでも最低20℃最高28度の予想で、冬のレースとは比べ物にならないほどの、まだまだ暑いマラソンレースとなります。

その中で上位になること、そして来年の本番のコースで実践で争えること、それを考えれば最高のオリンピック本番の舞台で世界と戦えるランナーを選べる選考会なのではないかと思います。

 

 

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