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鉄平塾~トレイルランニング走り方教室と健康法の学びブログ

〜運動と健康の理論的な研究~

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トレランレース中に怪我すり傷切り傷の対処(京都マウントチョップ2022

2022年11月07日
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トレランレース中にコケて擦り傷や切り傷のけがをした時、持っているファーストキッドエイドや水道や沢、途中の大会のエイドで対処が必要になってきます。

その時の実際の大会で怪我した時のレースの過程と、その対処法を書きました。

 

3年ぶりに京都マウントチョップも久々に開催☆

http://kyotomountchop.skr.jp/

今年はワイルドコースがなく、全員同じ23キロのマイルドコースで100人の打ち上げも無し。

それでも、京都の北白川の公園に100人以上集まり、比叡山の山々を上ったり下りたりして楽しめました♪

 

今回はレース中の下りでコケて、手のひらを擦り傷切り傷のけがをしたので、治療した過程と経過や今回のチョップのコースを案内しながらレポートを書きました。

 

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◎北白川から京都トレイル~比叡アルプスで怪我

京阪出町柳駅から東へ比叡山川へ北白川の公園で集合し受付します。

 

小学校前の公園にはたくさんの人たちが集まりました☆

 

何やら準備中w

 

恒例の儀式も今まで同様、全身マスクマンが登場し茶番劇が始まりますw

今回は久しぶりなのか、いつもどうりなのか、グダグダ感が毎回、面白いです(笑)

 

そして、みんなで集合写真を撮り、いつも通りスタート時刻を過ぎて、9時10分ごろに一斉スタート!

僕は最後尾からスイーパーさんの前からゆっくりと歩きだします♪

ハイタッチはせず一人ひとりハンマーで叩かれるw

 

最後の信号でいきなり掴まってロスするも、焦らず気にせず。

今回のチョップコースは秋なので比叡山側のコースでバプテスト病院横のトレイルから入ります。

しばらく京都一周トレイルのコースを登って行きます。

 

そして、比叡山国際トレランのコースでもある分岐で右下に降ります。

 

今回はこの下の沢コースがかなり崩落していて、とてもアドベンチャーコース!

こういうのは得意なんでサクサク抜けていくと、この辺りで速いメンバーに追い付き、比叡アルプスの急登に入ります。

ところどころに手書きの白テープのチョップマーキング。これを探すのも楽しい♪

 

比叡アルプスを登っていると、前に水色ボーダーシャツの男性女性を含むトリオが速くて、後ろをついて行きます。

そして、いつもの分岐らへんで前を譲ってもらったんで、そこからの根っこが多い急な下りで飛ばすと!
いつもレースではアディゼロのロードシューズで、今回は久々になれないトレランシューズを履いたのか、高速下り走り中に何かにつまずき、御モッキリ前にヘッドスライディング!!

ベースに手先が触れて、足までベース上を通るくらい滑りました。
腕、膝、スネと全身ズル向けで、一番ひどかったのが、手をついてしまって、右手のひらが・・・

大惨事です・・・
その時はどうなったかよく分からず、登り返しで後ろの方々にも心配してもらいましたが、急登を登りながらファーストキッドエイドの袋を取り出しながら応急処置。

・天然塩の水をペットボトルに持ってたのでかけて、砂や血を洗う
・止血のためウェットワイパーで抑え輪ゴムをして握りながら走る
・中がどうなっているのか分からないのでバンドエイドや傷パワーパッドは貼らない

その後は、次のエイドに登り切るまで何とか進むしかない。

電波塔前の京都と滋賀の市街地を見渡せる絶景で癒される☆

 

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◎擦り傷切り傷のエイドでの対処から下って紀貫之急登へ

ようやく琵琶湖展望台手前の大会エイドに到着!

ここでも5分くらい時間をかけて治療します。

・水をコップ一杯もらって再び掌にかけて洗い流し
・消毒液を手にスプレーしてめっちゃ染みる!
・もう1回洗い直して軽く砂やごみなどを落とす
・キッチンペーパーをもらって自分の天然塩水を掛けてまた握る
・消毒は常在菌や浸出液の成分も殺してしまうのでやり過ぎは良くない

血が出たのを止血するのが、血液中に含まれる血小板。
この血小板はサイトカインという物質を分泌。
このサイトカインが、血管から白血球やマクロファージといった貪食細胞を含んだ浸出液を分泌させます。
これらの貪食細胞が、傷口の細菌や汚染物質を除去してくれるのです。

 

これで応急処置は完了で再び、比叡山国際トレイルと同じ東海自然歩道の下りを走って行きます。

・途中にある沢があれば必ず手のひらを洗い流す
(流水でない水は菌が多いため、必ず流れている水)

・あとはエイドごととゴール会場で治療と帰宅してから、翌日病院で治療
(後で詳細は記載)

また、トリオメンバーに追い付き、治療したことを告げ、前に行かせてもらいます。

 

一気に下って行くも、手のひらがズキズキうずいて痛いので、いつものようにスピード出せず慎重に。

いつもの明王堂前のワンちゃんが今日は吠えてなくて大人しくて可愛い☆

 

そこからガレた下りはまたコケて手のひらを突いたら二次災害なので慎重に。

そして、坂本までは下りずに途中で紀貫之の墓を目指す尾根沿いの急登!

ここはあまりつづら折れずに、直登気味に登るのでかなりキツい!!

何人かパスして、ようやく紀貫之の墓に始めて来た。

 

そして、比叡山国際トレランの坂本からも立山の登りコースト途中で合流。

 

かなり速い人に後ろから追い付かれ、あの急登で縮められたってことはレベルが違うので、サッと譲って行ってもらう。

坂本ケーブルの延暦寺駅でセカニワ(世界の丹羽さん)が誘導!

比叡山トレランはロードで根本中堂へ向かうが、今回は大比叡までの直登コースで左の階段へ。

 

一旦信号のあるロードへ出て、左へ登って行きます、

すると、右へ入るトレイルの道が!(過去のチョップでここを下ったコースを逆走)

結構な急登を登って行くと、比叡山トレランのスタートから大比叡へ向かう途中に合流します。

 

◎大比叡からアップダウン連続でゴールで怪我の治療

紀貫之への急登から一気に山頂まで!450mほどアップ⇗

今回で一番標高が高い大比叡に着いて最高峰を踏んでから、

ガーデン比叡を抜けて、比叡山トレランでは右へつづら折れの下りを行きますが、今回は直進でロードを下ります。

 

そして、スキー場後の広場に着くと第二エイドが♪

ここでまた治療をしてドリンクとバナナを貰って、比叡山トレランとは逆道で西塔方面へ

途中の分岐を下って行き、

齋藤の橋を渡る手前の分岐で今回初めて左の下りへ!

 

なかなか軽快に飛ばせる林道っぽい下りで、途中に京都市内を見下ろせる景色の広がる絶景もあって、

いつものチョップの八瀬からの松尾坂登りと合流して、

 

あのチョップ走ったことある人なら、何度も泣きそうになるくらいの激登り!

それを越えるとまた絶景が広がり、

 

登り切るとエイドがあったスキー場跡に戻ってきました♪

そこで、カレーうどんとコーラをいただき、また掌の治療して、ここで5分くらいくつろいでいたら、女子トップの速い選手と私服&手持ちカバンの選手が追い付いて来て、逃げたw

 

◎比叡ケーブルから京都一周トレイルを下りゴール会場で怪我の治療

エイドを後にして、比叡ケーブル駅の林道を下って、もう何度も走った京都一周トレイルの出町柳までの下り。

 

この区間は好きで慣れているので、軽快に行ける♪

途中で崩落沢に気の一本箸が掛かっていて、渡ろうと思ったけど、案外怖くて、手を突いたら最悪だと、安全に沢越え。

 

そのまま一気に止まらず、バプテストまで駆け下り、ロードに出てゴール!

 

終わってから、けがの回復に適した色々栄養補給と裸足でアーシングして、水道の流水で何度も手のひらを洗い流す。

そして、塩水を含んだキッチンペーパーであてて家まで。
(中にまだ細かな異物が入っているかもしれないので、バンドエイドやキズパワーパッドでは覆わない。

 

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◎京都マウントチョップ2022年のレース結果と表彰式

23キロの1500mと累積結構あるトレイルを3時間半きりで(マラソンと同じようなタイムになる感じかな)

ラップはこんな感じで前半登りのんびり、ゆるい林道や下りトレイルは軽快に♪


松尾坂遅すぎ…

 

上位のメンバーはこんな感じでした☆
(サブスリー速すぎ)

 

 

いつもの常連メンバーが優勝を勝ち取り、公園内で表彰式を行いました☆

 

来年こそ大宴会の打ち上げと大盛り上がりの表彰式をやりたいですね♪

 

◎怪我の切り傷は病院で的確に湿潤方式で

ちょっと手をついたり、コケて擦りむいたり、何かで軽く切ったり程度の軽い怪我はよくあるので、その程度はほぼ放置で治るのですが、

傷が深い、範囲が広い、雑菌や異物の混入がある場合は確実に病院で治療した方が良いです。
化膿して感染症に至るため。

 

怪我をした大会当日は病院も空いてなかったため、夜は塩水に浸けたウェットワイパーで輪ゴムで固定して一晩ゆっくり寝ます。

 

朝起きたらまだこんな感じで、皮がめくれている中央部に盾に大きく3センチほど深い切り傷があり、中もぱっくり開いて、皮にはまだゴミが残っています。

 

そこで外傷や骨などに異常がない場合は整骨医でも良いですが、傷や骨折の疑いがある場合には整形外科で治療してもらえます。

 

そこでは、まず傷を見てかなり酷いレベルと言ったけど、
再度流水で洗って、傷をピンセットで開きながら異物を取り除いていきます…
聞いただけで痛いやつやけど、実際赤い皮のない部分を突かれると激痛!

そして、また洗い流してから、整形外科専用の湿潤傷パット的なのを切って川がめくれている赤い部分を覆うように貼り、最後に大きな伸縮粘着テープで完全に覆って治療完了☆彡

 

 

中から海が溢れてきたら、湿潤テープの交換はキズパワーパットでお家でいつ用に出来るようにと、トレラン中でもファーストキッドエイドとして持っておくべきですね☆

 

 

※過去のチョップレポート

kyoto mount chop 京都マウントチョップトリオ完走感想記1
京都マウントチョップ kyoto mount chop トリオ完走感想記2
京都マウントチョップ2019秋に強者トリオで参戦記3

 

このような過酷なコースや条件に強いのは、やはり走り方や戦略☆

Facebookで「鉄平塾」と検索すれば、実際にトレランに特化した講習をしているページがあります。
気になる方はページに参加して、2022年は他にもくろんどや箕面、キャノンボール対策も試走会もしているので、イベントに来て生で見てみてください♪

フェイスブック鉄平塾ページ

にアクセス。

 

モシコムのイベントページはこちら

https://moshicom.com/user/61196/

個別に理論的な僕の講習会になっていますので、こちらもご参加ください♫

 

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